タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金5~8 実験・実習 9.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061120099 ものづくり創成実習II[Design & Engineering Practice II] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
MACADRE ARNAUD PAUL ALAIN
担当教員[ローマ字表記]
MACADRE ARNAUD PAUL ALAIN
特定科目区分   対象学生 生体・ロボット 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この講義は、工作実習及び立体構成演習から構成される。工作実習では、機械工作工房において旋盤、フライス盤、手仕上げの実習を通してスマートフォンスタンドの製作を行うとともにNC工作機械の体験も行う。また、溶接・切断の実習を 行う。立体構成演習では、投影法を用いた立体の作図と展開図にもとづく立体の製作を行い、さらに3D-CADソフトを用いた立体モデルの作成を行う。
授業の到達目標
(1)工作機械およびCADソフトの操作法の習得を通じて、自己成長意欲をもって自主的・継続的に学習する能力を身につける。
(2)立体やスマートフォンスタンドの製作を通じて学科授業で学習した内容を実践し、機械工学に関連した種々の課題を解決するためのデザイン能力を身につけ
る。
(3)指定された期間内でのスマートフォンスタンド製作を通じて、計画の遂行能力を身につける。
(4)工作実習のレポート作成を通じて、結果の解析と考察を行う能力を身につける。
授業計画
【全体】
工作実習(4週)と立体構成演習(4週)から構成される。工作実習においては、4週のうちの3週で旋盤、フライス盤、手仕上げの実習を通じてスマートフォンスタンドを製作するとともにNC工作機械を体験する。残りの週で溶接・切断の学習を行う。立体構成演習においては、4週のうちの2週で、立体の表現や作成の実習を行い、残りの2週で3D-CADソフトの実習を行う。

e-Learningシステム(Moodle)から講義資料を配布する。
また立体構成演習の問題用紙を配付する。

担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 工作実習(旋盤) スマートフォンスタンドの部品を旋盤で加工する。 実習内容についてレポートを作成する。(約2時間)
第2回 工作実習(フライス盤) スマートフォンスタンドの部品をフライス盤で加工する。 実習内容についてレポートを作成する。(約2時間)
第3回 工作実習(手仕上げ) 手仕上げ作業を行いスマートフォンスタンドを完成させる。NC工作機械の体験をする。 実習内容についてレポートを作成する。(約2時間)
第4回 工作実習(溶接・切断) 講義資料を見て学習し、その後実際の作業を見学する。 実習内容についてレポートを作成する。(約2時間)
第6回 立体構成演習(立体の理解) 三面図を元に立体の投影図を描く。
製図教科書の「図法」の項目について予習する。(約2時間)
第7回 立体構成演習(立体の理解) 投影図を元に展開図を作成、立体を構成する。 製図教科書の「図法」の項目について予習する。(約2時間)
第8回 立体構成演習(3D-CAD演習) 3D-CADを用いて立体モデルの概形を作成する AutoCAD2013の概略について予習する。(約2時間)
第9回 立体構成演習(3D-CAD演習) 3D-CADを用いて寸法を指定した立体モデルを作成し、寸法線を入れる AutoCAD2013の概略について予習する。(約2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 95% D: --%
成績評価法
授業内での制作作品とレポートにより評価する。
制作作品 50%, レポート 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 創成実習の手引き ISBN
著者名 出版社 出版年
教科書 書名 立体構成演習の手引き(プリント) ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 JISにもとづく標準製図法 第13全訂版 ISBN 9784274069529
著者名 津村 利光、大西 清 出版社 オーム社 出版年 2013
参考書 書名 AutoCAD 2021/AutoCAD LT 2021公式トレーニングガイド ISBN 9784822286439
著者名 出版社 出版年 2020
備考
参考書1は機械基礎製図Iの教科書。参考書2は工学部図書館で利用可能
メッセージ
工作実習:実習に先立って工作実習の手引きを読んでおく。
立体構成演習:授業前にAutoCADを実際に操作してみる。
キーワード
工作機械、切削法、表面加工、溶接、切断、投影法、3D-CAD
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
ものづくり創成実習I、機械基礎製図(I・Ⅱ)、機械情報工学演習、生体・ロボット工学概論、機械工学実験、卒業研究
履修条件
連絡先
MACADRE Arnaud(マカドレ):macadre@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
MACADRE Arnaud(マカドレ):月曜日 16時~18時

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