タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木9~10 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061130200 材料力学II[Strength of Materials II] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
大木 順司[OHGI Junji]
担当教員[ローマ字表記]
大木 順司 [OHGI Junji]
特定科目区分   対象学生 航空宇宙 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
機械や構造物の設計・製作に必要な材料力学について講義をする。
材料力学Iに続き,丸軸のねじり,2次元及び3次元状態の応力とひずみ,ひずみエネルギー,柱の座屈などの機械・構造物の強度設計に不可欠な基本理論について学ぶ。
授業の到達目標
丸軸のねじりによるせん断応力とねじれ角;2次元及び3次元状態の応力と歪み;一般化されたフックの法則;平面応力と平面歪み;主応力;主せん断応力;モールの応力円;歪みエネルギー;カスチリアーノの定理;柱の座屈に関する基本理論を理解し、関連する問題を解く力をつける。
授業計画
【全体】
軸のねじり、2次元及び3次元状態の応力とひずみ、平面応力と平面ひずみ、主応力と主せん断応力、モールの応力円、ひずみエネルギー、柱の座屈に関する理解と応用力を得るように授業を進める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 軸のねじりⅠ 丸棒のねじり 復習と練習問題を解く(約4時間)
第2回 軸のねじりⅡ 丸棒のねじり 復習と練習問題を解く(約4時間)
第3回 軸のねじりⅢ ねじり不静定問題 復習と練習問題を解く(約4時間)
第4回 2次元及び3次元状態の応力・ひずみⅠ 2次元及び3次元状態の応力・ひずみⅠ,主応力 復習と練習問題を解く(約4時間)
第5回 2次元及び3次元状態の応力・ひずみⅡ

モールの応力円 復習と練習問題を解く(約4時間)
第6回 丸棒のねじりおよび2次元,3次元状態の応力・ひずみに関する演習問題 丸棒のねじりおよび2次元,3次元状態の応力・ひずみに関する演習問題 復習と練習問題を解く(約4時間)
第7回 中間試験 定期試験 復習(4時間)
第8回 ひずみエネルギー 衝撃荷重 復習と練習問題を解く(約4時間)
第9回 カスチリアノの定理Ⅰ カスチリアノの定理 復習と練習問題を解く(約4時間)
第10回 カスチリアノの定理Ⅱ カスチリアノの定理 復習と練習問題を解く(約4時間)
第11回 柱の座屈Ⅰ オイラーの座屈荷重 復習と練習問題を解く(約4時間)
第12回 柱の座屈Ⅱ オイラーの座屈荷重 復習と練習問題を解く(約4時間)
第13回 ひずみエネルギー,カスチリアノの定理および柱の座屈に関する演習問題 ひずみエネルギー,カスチリアノの定理および柱の座屈に関する演習問題 復習と練習問題を解く(約4時間)
第14回 ひずみエネルギー,カスチリアノの定理および柱の座屈に関する演習問題 ひずみエネルギー,カスチリアノの定理および柱の座屈に関する演習問題 復習と練習問題を解く(約4時間)
第15回 期末試験 定期試験 復習(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験45%,期末試験45%,レポート・小テスト10%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 材料力学 ISBN 9784627640115
著者名 石田良平、 秋田剛 出版社 森北出版 出版年 2011
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 材料力学 ISBN 9784785360115
著者名 宮本博, 菊池正紀共著 出版社 裳華房 出版年 1987
備考
メッセージ
step by step に理解を積み重ねる必要があるので,毎回の授業の予習・復習が大切です.授業を休まず継続し,そして実際に例題を解いてみることが「材力のエキスパート」になる早道です.
キーワード
丸軸のねじり、柱の座屈、ひずみエネルギー、カスティリアーノの定理、3次元状態の応力と歪み、一般化されたフックの法則、平面応力と平面ひずみ、主応力、最大せん断応力、モール円、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
材料力学I、機械工学演習B、生体材料力学、機械材料基礎、材料と強度、機械設計論
履修条件
物理学,機械材料学,材料力学の基礎(棒の引張圧縮・はりの力学)に関する知識を必要とする.
連絡先
機械社建棟B208 内線:9158
ohgi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(在室時対応)

ページの先頭へ