開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~6
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061130690
計測工学[Basics of Instrumentation]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
新銀 秀徳[SHINGIN Hidenori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
新銀 秀徳 [SHINGIN Hidenori], 今岡 啓治 [IMAOKA Keiji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
機械システムの運用や機械に関する実験に必要な物理量の計測原理とデータの分析方法について学ぶ。
本講義は、宇宙開発機関における衛星リモートセンシング業務の経験を有する教員が、電磁波計測およびデータ解析に関する講義を行う。
授業の到達目標
知識・理解の観点:
単位と国際標準、物理量の各種検出・変換方法を理解する。計測誤差の発生原因、計測精度のについて理解する。
思考・判断の観点:
各種センサーの特質を理解し、最適な計測手法を選択する思考力・判断力を養う。
授業計画
【全体】
計測工学の目的、物理量の標準、国際単位系、機械的物理量の計測、電気的物理量の計測、物性・量子効果を利用した計測、計測精度論
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
長さの計測1
ノギス、マイクロメータ、アッベの原理、温度による誤差
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
長さの計測2
光てこ、モアレ縞
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
質量の計測1
天秤、ロバーバル機構、秤量法、浮力の補正
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
質量の計測2
台秤、振子秤、ばね秤、電子天秤
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
流体計測1
液柱圧力計、密度の計測
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
流体計測2
ピトー管、超音波流速計
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
電気計測
歪みゲージ、ブリッジ回路、各種電気量の計測
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
データ解析1
判別分析、パーセプトロン
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
データ解析2
直交射影の原理、正規方程式、最小自乗推定、最小分散推定
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
データ解析3
フーリエ級数、フーリエ変換、サンプリング定理
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
データ解析4
離散フーリエ変換、高速フーリエ変換
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
物理量の単位
基本量と組立量、国際単位系、および基礎物理定数と量子力学の概念
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
誤差と最小二乗法
測定誤差の種類・表記方法・伝搬とデータ評価に用いる最小二乗法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
光の計測
光電効果を用いた各種電磁波計測方法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
期末総合演習
期末試験
試験準備 4時間以上
第16回
総括
期末試験の総括
moodleの掲示に注意すること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題 20%
期末試験 80%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
計測システム工学の基礎(第4版)
ISBN
9784627664449
著者名
松田康広
出版社
森北出版
出版年
2020
備考
Moodleで宿題を出します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
基礎電気工学
履修条件
連絡先
shingin[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてください。
オフィスアワー
毎週水曜13時以降
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