開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
演習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061220131
構造力学演習I[Structural Mechanics Exercise I]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
麻生 稔彦[ASOH Toshihiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
麻生 稔彦 [ASOH Toshihiko]
特定科目区分
対象学生
社会建設
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
土木構造物の設計・施工管理業務の経験を有する実務家教員が,橋梁・トンネルなどの社会基盤構造物を設計するための基礎的な力学について,構造力学Ⅰの授業に沿って演習し,授業内容を身につける.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)自由物体図から,構造物の反力と断面力を求めることができる.
(2)静定はりおよび骨組み構造の支点反力および断面力を求めることができる.
(3)はりの支点反力および断面力の影響線を図化できる.
(4)断面の図心および断面2次モーメントを求めることができる.
(5)はりの曲げ応力度を計算することができる.
(6)はりのたわみを求める微分方程式を理解し,はりのたわみ曲線式を求めることができる.
(7)トラスの支点反力および部材力を,節点法および断面法を用いて求めることができる.
(8)トラスの影響線を図化できる.
【関心・意欲の観点】
(1)講義に継続的かつ積極的に参加し,必要な演習をおこなうことができる.
(2)自ら演習問題にチャレンジし理解を深めることができる.
【技能・表現の観点】
(1)自由物体図を作図できる.
(2)構造物の断面力図が作図できる.
(3)構造物の影響線が作図できる.
授業計画
【全体】
この科目は,構造力学Ⅰと密接に関連しています.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
構造力学とは~構造物と外力のモデル化~
演習の進め方
・質点系の力の釣り合いに関する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第2回
構造物を作るために必要なこと
自由物体図に関する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第3回
構造物の中に働く力を求める
断面力を求める演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第4回
断面力と断面力図の作図(1)
曲げモーメント図,せん断力図,軸力図を図化する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第5回
断面力と断面力図の作図(2)
曲げモーメント図,せん断力図,軸力図を図化する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第6回
まとめ1
第5回までのまとめの演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第7回
トラス構造物の部材力を求める(1)
節点法,断面法によりトラス部材力を求める演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第8回
トラス構造物の部材力を求める(2)
節点法,断面法によりトラス部材力を求める演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第9回
構造材料の力学的性質
度,応力度,応力‐ひずみ関係に関する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第10回
はりの内部に働く力を求める
断面1次モーメントと図心,・断面2次モーメントに関する演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第11回
まとめ2
7~10回までのまとめの演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第12回
はりのたわみ曲線を求める(1)
はりのたわみ曲線を求める演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第13回
はりのたわみ曲線を求める(2)
はりのたわみ曲線を求める演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第14回
影響線を求める(1)
はりの影響線の演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
第15回
影響線を求める(2)
トラスの影響線の演習
演習レポートを提出すること(目安2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
演習レポートで評価します(100%).各回の演習レポートを10点満点で採点し,最終的に100点に換算する.その際,小数点以下は切り捨てる.
教科書にかかわる情報
教科書
書名
構造力学【静定編】
ISBN
9784627425132
著者名
崎元達郎著
出版社
森北出版
出版年
2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
よくわかる三力「構造力学・土質力学・水理学」演習
ISBN
4485300331
著者名
山本哲朗編著 ; 朝位孝二, 進士正人, 鈴木素之著
出版社
電気書院
出版年
2008
参考書
書名
構造力学徹底演習 : ステップアップで実力がつく : 基礎から応用まで243問詳細解答
ISBN
4627465610
著者名
鈴木基行著
出版社
森北出版
出版年
2006
参考書
書名
構造工学の基礎と応用 : 例題で学ぶ
ISBN
4765516431
著者名
宮本裕著者代表
出版社
技報堂出版
出版年
2003
備考
メッセージ
1. 提出期限に遅れたレポートは、真にやむを得ない場合を除いて受理しない。
2. レポートはpdfで提出する.
3. レポートの作図は定規を用いて描くこと,文字は丁寧に書くこと.
この科目は,以下に示す社会建設工学科(社会建設工学コース)の学習・教育目標に対応する.これらの目標を満足することがこの授業科目の目的である
構造力学Ⅰ演習
(B)技術に対する向上心と倫理観をはぐくむ
B-1 自主的かつ継続的に学習できる能力
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造力学I,構造力学II,構造力学演習II
履修条件
連絡先
機械社建棟6F,612号室
aso@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特に設けていません.いつでもどうぞ.
不在の場合が多いので,できるだけ事前にメールで予約してください.
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