開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061220132
構造力学演習I[Structural Mechanics Exercise I]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中島 伸一郎[NAKASHIMA Shinichiroh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中島 伸一郎 [NAKASHIMA Shinichiroh]
特定科目区分
対象学生
東アジア
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
構造力学Iで学んだ内容を理解するために基礎的な問題の演習を行う.
国交省所管の公的研究機関において研究開発部門の経験(4年)を有する教員が,構造物計画設計の実務を踏まえた授業を行う.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)自由物体図から,構造物の反力と断面力を求めることができる.
(2)静定はりおよび骨組み構造の支点反力および断面力を求めることができる.
(3)はりの支点反力および断面力の影響線を図化できる.
(4)断面の図心および断面2次モーメントを求めることができる.
(5)はりの曲げ応力度を計算することができる.
(6)はりのたわみを求める微分方程式を理解し,はりのたわみ曲線式を求めることができる.
(7)トラスの支点反力および部材力を,節点法および断面法を用いて求めることができる.
(8)トラスの影響線を図化できる.
【関心・意欲の観点】
(1)講義に継続的かつ積極的に参加し,必要な演習をおこなうことができる.
(2)自ら演習問題にチャレンジし理解を深めることができる.
【技能・表現の観点】
(1)自由物体図を作図できる.
(2)構造物の断面力図が作図できる.
(3)構造物の影響線が作図できる.
この科目は以下に示す社会建設工学科(東アジア国際コース)の学習・教育到達目標に対応する.これらの目標を満足することがこの授業科目の目的である.
(B)技術に対する向上心と倫理観をはぐくむ
B-1自主的かつ継続的に学習する能力
授業計画
【全体】
この科目は構造力学Ⅰと密接に関連しています.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
構造力学とは~構造物と外力のモデル化~
演習の進め方
・質点系の力の釣り合いに関する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回
構造物を作るために必要なこと
自由物体図に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回
構造物の中に働く力を求める
断面力を求める演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回
断面力と断面力図の作図(1)
曲げモーメント図,せん断力図,軸力図を図化する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回
断面力と断面力図の作図(2)
曲げモーメント図,せん断力図,軸力図を図化する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回
まとめ1
第5回までのまとめの演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回
トラス構造物の部材力を求める(1)
節点法,断面法によりトラス部材力を求める演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回
トラス構造物の部材力を求める(2)
節点法,断面法によりトラス部材力を求める演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第9回
構造材料の力学的性質
ひずみ度,応力度,応力‐ひずみ関係に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回
はりの内部に働く力を求める
断面1次モーメントと図心,・断面2次モーメントに関する演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回
まとめ2
7~10回までのまとめの演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回
はりのたわみ曲線を求める(1)
はりのたわみ曲線を求める演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回
はりのたわみ曲線を求める(2)
はりのたわみ曲線を求める演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回
影響線を求める(1)
はりの影響線の演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回
影響線を求める(2)
トラスの影響線の演習
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
小テスト100%.
1回の小テストを10点満点で採点し,合計点を構造力学Ⅰ演習の評価点とする.
採点結果が4点未満の場合,次回に限り小テスト修正の再提出を認める.その時の評価は4点を最高点とする.
教科書にかかわる情報
教科書
書名
構造力学[第2版・新装版]上 静定編
ISBN
9784627425132
著者名
崎元達郎著
出版社
森北出版
出版年
2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
よくわかる三力「構造力学・土質力学・水理学」演習
ISBN
9784485300336
著者名
山本哲朗編著 ; 朝位孝二, 進士正人, 鈴木素之著
出版社
電気書院
出版年
2008
備考
メッセージ
小テストについて:毎回,授業冒頭で小テストを行う.遅刻や欠席で受験しない場合は問題用紙を与えない.採点結果が4点未満の場合,翌回に限り小テスト修正の再提出を認める.その時の評価は4点を最高点とする.
キーワード
静定構造,力のつりあい,はり,トラス,支点,反力,断面力,応力度,たわみ,たわみ角,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造力学演習I,構造力学II,構造力学演習II,鋼構造工学I,II,複合構造工学I,II,土木振動学,マトリックス構造工学,耐震工学,ものづくり創成実習I,II,土木構造物設計演習,国際建設技術演習I,II
履修条件
連絡先
nakasima@yamaguchi-u.ac.jp(中島伸一郎,機社803)
オフィスアワー
いつでもどうぞ(メール,チャット,来室)
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