タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金3~4 演習 4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061220172 土質力学演習I[Soil Mechanics Exercise I] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中田 幸男[NAKATA Yukio]
担当教員[ローマ字表記]
中田 幸男 [NAKATA Yukio]
特定科目区分   対象学生 東アジア 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本演習では、土質力学Iで学んだ基礎知識を基に、実際問題に対応して、土の状態量、土の分類、土と水との関わり、外力に対する力の伝達や地盤沈下などを具体的に計算して問題解決できる基礎力を養う.
授業の到達目標
(1)土の構成と状態量を求め、土の指数的性質を計算できる。
(2)土の粒度とコンシステンシーを理解し、土を工学的に分類できる。
(3)土中水の透水係数を評価し、流量や水圧、有効応力の変化を求めることができる。
(4)外力に対する地盤内の力の伝わりを算出できる。
(5)粘土地盤の圧密沈下に対する沈下量や厚み辻間を計算できる。
●本科目は、本プログラムの学習・教育目標のうち、以下の目標に対応している。
(B)技術に対する向上心と倫理観をはぐくむ
 B-1 自主的かつ継続的に学習する能力

本科目は、以下の本学科のディプロマポリシーに対応します
DP-7.生涯学習力
授業計画
【全体】
本演習は、土質力学Iの講義に沿って行う。授業の中では、配布資料に基づいて実際に問題を解いていく形をとるので、電卓が必要である。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 土の基本的性質(1) 土の基本的性質の演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回 土の基本的性質(2) 土の基本的性質の演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回 土の基本的性質(3) 土の基本的性質の演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回 土中の水の流れ(1) 土中の水の流れの演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回 中間評価(1) 土の基本的性質および土中の水の流れ(1)の理解度を評価 試験問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回 土中の水の流れ(2) 土中の水の流れの演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回 地盤内の応力(1) 地盤内の応力の演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回 地盤内の応力(2) 地盤内の応力の演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第9回 中間評価(2) 土中の水の流れおよび地盤内の応力(一部)に対する理解度を評価 試験問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回 地盤内の応力(3) 土の圧縮性と圧密に対する演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回 土の圧縮性と圧密(1) 土の圧縮性と圧密に対する演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回 土の圧縮性と圧密(2) 土の圧縮性と圧密に対する演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回 中間評価(3) 地盤内の応力(一部)および土の圧縮性と圧密に対する理解度を評価 試験問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回 総合演習 総合的な演習 演習問題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回 期末試験 講義内容全体の理解度をみるために試験を実施 期末試験の振り返り
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 40% D: --%
成績評価法
3回の中間試験が全て60点以上で、かつ3回の中間試験の合計が240点以上の場合は、3回の中間試験の平均を評価点とします。

中間試験の合計点が240点未満の場合は、定期試験を受験してもらい、小テスト11回分を40点満点、定期試験の評点か中間試験の平均点のよい方の点を60点満点に換算した点の和を、評価点とします。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 土質力学入門 ISBN 9784627464025
著者名 三田地利之 出版社 森北出版 出版年
教科書 書名 土質工学演習 基礎編 ISBN 4627461933
著者名 河上房義編 出版社 森北出版 出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 SOIL MECHANICS ISBN 0419224505
著者名 R.F. CRAIG 出版社 Spon Press 出版年
参考書 書名 土の力学 ISBN 4765515001
著者名 河野伊一郎,八木則男,吉国洋 出版社 技報堂出版 出版年
備考
メッセージ
キーワード
土、浸透、透水、地盤内応力、圧密、沈下
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
土質力学Ⅰ
履修条件
連絡先
nakata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義日のお昼休み(11:50-12:50)

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