タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月7~8 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061220780 建設情報処理演習[Information Technology for Civil Engineering] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
渡邊 学歩[WATANABE Gakuho]
担当教員[ローマ字表記]
渡邊 学歩 [WATANABE Gakuho]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
橋梁構造物の耐震設計に関する実務系経験をもつ担当教員が,構造物の変形挙動に関するシミュレーションに関する実務経験を活かして,社会建設工学を学ぶ上で必要となる数学および数値解析の知識と技術,プログラミングの活用法について講義を行うと共に,ノートパソコンとプログラミング言語を用いて,各種の物理シミュレーションの演習を行う.学生は,数値解析の基礎知識を習得する都共に,各種シミュレーションについてプログラミングが出来るようになることを目標とする.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】 情報を収集し,整理・分析する方法を身につける。
【思考・判断の観点】 プログラミングを通じて,社会建設工学分野の課題を数値的に解析できる基礎能力を身につける
【態度の観点】 主体的な態度で課題に取り組むことができる。
【技能・表現の観点】 データ処理,プログラミングができる。
授業計画
【全体】
授業は,ディプロマポリシー(DP3.理系基礎科学に関する知識・理解と応用力)に対応するために,
理系学生に求められるプログラミング能力を養成するべく,
各自のノートパソコンを用いて,インターネットのホームページを使って行います.

受講に際して,各自のパソコンにはマイクロソフトのワード,エクセル,パワーポイント,ウィルス対策ソフトをインストールしておいてください.また,インターネットに接続するためのLANケーブル,自分のメールアカウント,パスワードを用意してください.また,操作のしやすさからマウスが必要になるかもしれませんので各自で用意してください.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 第01回 Introduction & If文による条件分岐 プログラミングの基礎
If文による条件分岐処理によるプログラミング
講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第2回 第02回 Loopによる繰り返し計算 Loop処理による繰り返し計算の実装 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第3回 第03回 配列・行列の取り扱い 配列・行列の取り扱い 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第4回 第04回 1変数関数の求解(1) 1変数関数の求解
二分法,反復法
講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第5回 第05回 1変数関数の求解(2) 1変数関数の求解
割線法,ニュートン・ラフソン法
講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第6回 第06回 行列の演算と連立1次方程式
行列の演算と連立1次方程式 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第7回 第07回 乱数の取り扱い 乱数の発生とモンテカルロシミュレーションの実装 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第8回 第08回 データ補間(多項式近似)

ニュートン補間,ラグランジュ補間とその実装 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第9回 第09回 回帰分析 回帰分析 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第10回 第10回 数値積分 I 台形積分・シンプソン積分・ニュートン・コーツ積分 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第11回 第11回 数値積分 II ガウス・ルジャンドル積分 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第12回 第12回 常微分方程式の解法 I 常微分方程式の解法(1)
・前進オイラー法
・中央差分法
講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第13回 第13回 常微分方程式の解法 II 常微分方程式の解法(2)
・RungeーKutta法
講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第14回 第14回 常微分方程式の解法 III 数値解析による物理シミュレーション 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.また,次回講義について予習すること(目安時間4時間)
第15回 第15回 最終課題(グループ発表) 最終課題の発表 講義内容をよく復習し,講義時に示されたレポート課題について,期日までに指定された場所に提出すること.(目安時間4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 75% D: 5%
成績評価法
80% レポート
20% 最終課題(グループ)
教科書にかかわる情報
教科書 書名 工学のためのVBAプログラミング(数値計算編) ISBN 9784501420703
著者名 村木, 正芳,田中, 秀明, pub. 2024,加藤, 和弥,木村, 広幸,村木正芳 編著,田中秀明, 加藤和弥, 木村広幸 出版社 東京電機大学出版局 出版年 2024
備考
昨年度から教科書が変更されました.ただし,1年次に使用したVBAの教科書(工学のためのVBAプログラミング基礎)は復習用に必要であるため,持っていない方は購入をお勧めします.
参考書にかかわる情報
参考書 書名 工学のためのVBAプログラミング基礎 ISBN 9784501546304
著者名 村木正芳著 出版社 東京電機大学出版局 出版年 2009
備考
メッセージ
●本科目は,本プログラムの学習・教育目標のうち,以下の目標に対応している.
(A)土木・環境分野の確かな基礎力を身につける
  A-2 土木・環境分野に関連する数学・自然科学・情報処理の基礎的知識

本科目は、本学科の以下のディプロマポリシーに対応する
DP3.理系基礎科学に関する知識・理解と応用力に対応
キーワード
実務家教員,EXCEL, VBA
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
情報リテラシー演習,情報セキュリティ・モラル
建設情報基礎工学
履修条件
VBAによるプログラミング能力
連絡先
E-mail: gakuho.w@yamaguchi-u.ac.jp
電話(ダイヤルイン)0836-85-9302
オフィスアワー
面会は電子メールで予約してください。

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