タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水3~4 演習 4.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061230390 国際建設技術演習I[International Construction EngineeringⅠ] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森 啓年[MORI Hirotoshi]
担当教員[ローマ字表記]
森 啓年 [MORI Hirotoshi], MD. AZIZUL MOQSUD [MD. AZIZUL MOQSUD]
特定科目区分   対象学生 東アジア 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
世界のインフラ需要は膨大であり,今後新興国の急速な都市化と経済成長により、市場の拡大が見込まれる.国際技術者として,我が国の優れた技術を発信するため,日本の防災技術をケーススタディとして演習を行う.
本講義は,国土交通省で海外インフラ輸出に関する施策立案を担当していた教員が,防災をキーワードに海外展開に関する講義及び演習を行う.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)日本の防災技術について説明できる.
(2)国際技術者として海外に日本の技術を発信できる.

【技能・表現の観点】 国際技術者として我が国の技術の紹介ができる.


本科目は,社会建設工学科の学習・教育到達目標のうち、以下の目標に対応している.
(D)円滑な課題遂行のためのチームワーク力をはぐくむ
  D-2 土木・環境分野の基礎的な国際コミュニケーション能力
授業計画
【全体】
日本の防災技術に関する講義と,過去の災害に関するケーススタディ発表(英語),防災技術を海外に発信するプレゼンテーション(英語)を含めた演習で実施される.本授業は1〜3回はAzizul先生,4〜15回は森先生により担当される授業である.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 Introduction and current state of the world: 担当Azizul Introduction and current state of the world 予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回 Environmental Problems of the world:: 担当Azizul Environmental Problems of the world 予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
Select a country and search the environmental problems
第3回 Waste Management, Safe water Supply: 担当Azizul Waste Management, Safe water supply 予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回 ハザードマップ:担当森 主な自然災害の種類と,それに対するハザードマップについて学ぶ 授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第5回 防災情報と避難:担当森 自然災害に関する防災情報と,避難勧告・指示について学ぶ 授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第6回 過去の主な災害・今後想定される災害:担当森 日本の過去の災害と今後発生が予想されている災害について学ぶ 授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第7回 防災に関する組織と法令:担当森 日本の防災に関する組織と法令について学ぶ 授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第8回 ケーススタディ方法1:担当森 英語でのプレゼンテーションを見据えた東日本大震災のケーススタディを実施する 東日本大震災に関するプレゼン準備(学修時間の目安:1時間以上)
第9回 ケーススタディ方法2:担当森 英語でのプレゼンテーションを見据えた東日本大震災のケーススタディを実施する 東日本大震災に関するプレゼン準備(学修時間の目安:1時間以上)
第10回 ケーススタディ発表1:担当森 東日本大震災のケーススタディの結果を英語でプレゼンテーションする 他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第11回 ケーススタディ発表2:担当森 東日本大震災のケーススタディの結果を英語でプレゼンテーションする 他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第12回 ケーススタディ講評及びプレゼンテーション方法:担当森 ケーススタディの講評を実施するとともに日本の防災技術のプレゼンテーション方法について学ぶ 自らのケーススタディの改善方法の検討と日本の防災技術に関するプレゼン準備(学修時間の目安:1時間以上)
第13回 プレゼンテーション演習1:担当森 日本の防災技術を海外に紹介するプレゼンテーションを実施する 他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第14回 プレゼンテーション演習2:担当森 日本の防災技術を海外に紹介するプレゼンテーションを実施する 他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第15回 プレゼンテーション演習講評 プレゼンテーション演習の講評を実施する 自らのプレゼンテーションの改善方法の検討(学修時間の目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: --% C: --% D: 30%
成績評価法
ケーススタディ30%,プレゼンテーション演習40%,レポート20%,専門用語確認テスト10%
教科書にかかわる情報
備考
授業中に適宜資料配布する.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
建設分野の技術者が,海外で仕事をすることや海外からのお客さんを迎えることは,ますます増えてきています.そのときに英語力はもちろん大事ですが,技術者として何が話せるかもそれ以上に重要です.この講義では,日本の防災技術の基礎知識を学び,それを海外にどうやって発信していくかを演習します.

本科目は,社会建設工学科の学習・教育到達目標のうち、以下の目標に対応している.
(D)円滑な課題遂行のためのチームワーク力をはぐくむ
  D-2 土木・環境分野の基礎的な国際コミュニケーション能力
キーワード
技術者英語,防災,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 安全な水とトイレをみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
国際建設技術演習II
履修条件
連絡先
第1~3週:機社棟6階Azizul,azizul@yamaguchi-u.ac.jp
第4~15週:機社棟6階森,mori@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにより連絡してください

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