開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061230540
複合構造工学I[Rein Forced Concrete I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉武 勇[YOSHITAKE Isamu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉武 勇 [YOSHITAKE Isamu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
鉄筋コンクリート(RC)構造における各設計法について概説し,基本的な設計計算方法について説明する.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)曲げモーメントを受けるRC部材の応力計算・終局耐力を求めることができる.
(2)軸力と曲げモーメントを同時に受けるRC部材の応力計算・終局耐力を求めることができる.
(3)RC部材のせん断耐力を求めることができる.
(4)RC床版の押抜きせん断耐力を計算できる.
【思考・判断の観点】 与えられた課題について,論理的に考察し自らの考えを示すことができる.
【関心・意欲の観点】 講義に継続的かつ積極的に参加できる.
授業計画
【全体】
本講義では,鉄筋コンクリート構造の設計について主に講義する.
「対面式講義」を原則として行うが,必要に応じてオンライン講義を併用する.
講義に関する情報は,Moodle3やE-mail等でお知らせするので,その指示に従うこと.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
鉄筋コンクリート(RC)構造の基本
教科書の第1章を通読した上で,講義に臨むこと.
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第2回
コンクリート構造物の設計方法
各種設計方法の考え方
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第3回
構造・材料力学の基礎
RC構造の設計に必要な基礎力学
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第4回
材料の力学的性質
コンクリートおよび鋼材の力学的性質
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第5回
曲げモーメントを受けるRC構造(1)
曲げひび割れ発生モーメント
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第6回
曲げモーメントを受けるRC構造(2)
曲げ降伏モーメント
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第7回
曲げモーメントを受けるRC構造(3)
終局曲げモーメント(耐力)
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第8回
曲げモーメントを受けるRC構造(4)
RCはりのひび割れと変形
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第9回
軸力と曲げモーメントを受けるRC構造(1)
中心軸圧縮力と偏心軸圧縮力
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第10回
軸力と曲げモーメントを受けるRC構造(2)
軸力と曲げモーメントを受けるRC柱の終局曲げ耐力
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第11回
せん断力を受けるRC構造(1)
せん断力とせん断破壊
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第12回
せん断力を受けるRC構造(2)
RCはりの設計せん断耐力
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第13回
せん断力を受けるRC構造(3)
面部材の押抜きせん断耐力
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第14回
構造細目
鉄筋のフック・継手・定着
授業計画に沿って,準備学習2 時間と復習2 時間を行い,課題は提出期限までに必ず提出すること.
第15回
期末試験
講義内容に関する試験
第1~14回の講義内容を充分に勉強した上で試験に臨むこと.
第16回
総括
期末試験の解説
間違った箇所を中心に,理解不足の箇所をもう一度自ら充分に勉強すること.
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 100%
1.講義には毎回出席し,期限までに課題を全て提出していること.出席は欠格条件であり,無断欠席は厳禁とする.ただし,病気などやむを得ない理由で欠席・遅刻した場合は必ず担当教員に理由を申し出て,担当教員の指示にしたがうこと.なお理由のある欠席でも3回以上欠席した場合は,原則として単位を認めない.
2.期末試験100%として成績を評価し,60点以上(100点満点)を合格とする.無断欠席・未提出課題が1件でもあれば期末試験の成績によらず「不可」とする.
3.再試験を行う場合は,シラバス記載の条件に基づいて受験資格を与える.原則として再試験は実施しないので注意するように.
4.再試験を行う場合は,2の成績(期末試験)を50%,再試験を50%として計上し,60点以上を合格とする.但し,合格したときの評点は60点とする.
教科書にかかわる情報
教科書
書名
図説わかるコンクリート構造
ISBN
9784761525958
著者名
上田尚史 [ほか] 著
出版社
学芸出版社
出版年
2015
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
鉄筋コンクリート工学
ISBN
4320074033
著者名
加藤清志, 河合糺茲, 加藤直樹著
出版社
共立出版
出版年
1999
参考書
書名
コンクリート構造学
ISBN
4627425635
著者名
小林和夫著
出版社
森北出版
出版年
2002
参考書
書名
コンクリート構造物の力学 : 解析から維持管理まで
ISBN
4765517284
著者名
川上洵, 小野定, 岩城一郎著
出版社
技報堂出版
出版年
2008
参考書
書名
道路橋床版 : 設計・施工と維持管理
ISBN
9784627485518
著者名
松井繁之編著
出版社
森北出版
出版年
2007
参考書
書名
コンクリート標準示方書2022年制定
ISBN
9784810609813
著者名
土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編
出版社
土木学会
出版年
2023
備考
講義資料は,Moodle上に公開します.
受講にあたり,事前に講義資料をノートにとっておいて下さい.
メッセージ
講義開始の5分前には着席して,私語・飲食は行わない.
講義中,講義とは無関係の電子機器類は使用しないように.
講義/試験中に不要な電子機器類を操作している者は成績評価しません.
☆講義中にノートをとる充分な時間はありませんので,事前にノートをとってきていることを前提で講義を行います.
本科目は,本プログラムの学習・教育目標のうち,以下の目標に対応している.
C)実務への応用力と倫理観のある技術者を目指して以下の能力を身につける.
C-1 実務上の問題点や課題を理解し,適切に対応する能力
キーワード
鉄筋コンクリート構造;設計;曲げ;せん断;
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造力学I・II
建設材料学
複合構造工学II
履修条件
連絡先
機械・社会建設工学科棟8FB806 内線9306
yositake@yamaguchi-u.ac.jp(yoshitake@ではありません.注意するように)
【E-mail使用上の注意】
・大学から与えられた公式のメールアドレスから連絡すること
・必ずメールの「件名」を記載するように.
上記を守っていないE-mailは自動的に削除される可能性があります.
オフィスアワー
原則として講義日の昼休み(12:00-13:00)
質問等がある場合は,随時受けますのでE-mail等で連絡の上,来室してください.
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