開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061230600
河川工学[River Social Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
赤松 良久[AKAMATSU Yoshihisa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
赤松 良久 [AKAMATSU Yoshihisa]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
人類にとって水は必要不可欠です。しかも人類を含め多くの陸上で生活する生物は淡水が必要なのです。淡水を供給するのは河川や地下水です.貴重かつ重要な水がどのように循環しているのか学びます。河川は時に洪水など災害をもたらします.災害を防止に必要な知識を解説します。
河川は水や土砂を海へと運搬する単なる水路ではありません。動植物や昆虫などの住処でもあります。また我々に安らぎや憩いを与えてくれる場でもあります。河川環境の保全や改善は今や重要な関心事です。あらゆる生命体に優しい川づくりを行うために必要な知識を解説します。
・この科目は以下の学習・教育目標に対応します。
(A)土木・環境分野の確かな基礎力を身につける
A-3 土木・環境分野の基礎的知識
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)社会と河川の関わり合いを説明できる。
(2) 各種河川構造物を説明することができる。
(3)降水から流出までの過程を説明することができる。
(4)基本的な流出解析を行うことができる。
(5)河川工学の専門用語を説明することができる
【関心・意欲の観点】 身近な河川に親しみを持ち,河川のあり方を考えることができる。
授業計画
【全体】
パワーポイントを用いた講義を行います。パワーポイントはホームページからダウンロード可能です.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
河川工学とは?
川と人との係わり,治水の歴史,河川法
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第2回
河川の地形学
河川に関する地形の形成過程
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第3回
河川の水文学1
水のメカニズムの説明
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第4回
河川の水文学2
・合理式と単位図法
・貯留関数法とタンクモデル
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第5回
河川の水理学
河川流の一次元解析・平面2次元解析
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第6回
流砂と河床変動1
土砂水理学の基礎
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第7回
流砂と河床変動2
河床変動解析の最前線
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第8回
河川計画1
河川計画、流域管理、総合治水
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第9回
河川計画2
河川計画、流域管理、総合治水
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第10回
河川構造物
堤防、護岸、堰の構造と設計
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第11回
洪水及び治水
近年の水害と対策技術の開発
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第12回
河川環境1
水質と生態環境
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第13回
河川環境2
多自然川つくりと自然再生
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第14回
河川環境3
最新の研究動向
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第15回
まとめ
まとめ
PPT資料および教科書の関連ページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第16回
期末試験
期末試験
なし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
この科目は期末試験(100点満点)で評価します。出席は欠格条件です。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
河川工学
ISBN
9784339056297
著者名
竹林洋史著
出版社
コロナ社
出版年
2014
備考
土木・環境系コアテキストシリーズ「河川工学」コロナ社
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
・欠席の多い人には単位は認定しません。体調不良など正当な理由がある場合は欠席届をていしゅつするなど必ず報告に来て下さい。健康管理には十分気を付けて下さい。
・遅刻は2回で1回の欠席扱いにします。
・講義中は飲食禁止です。ドリンク類の持ち込みも禁止です。
・講義の前には必ず携帯電話はマナーモードあるいは電源をオフにして下さい。
・受講態度不良の場合は次回からの出席を拒否します(当然単位は出ません)。
・私語は絶対に慎んで下さい。お互い(教官,受講者,受講者同士)に不愉快な想いをしないよう心がけましょう。
キーワード
治水,利水,水循環,流出解析,洪水波,河床変動,土石流,河川生態系,自然型川づくり
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
水理学I、水理学演習I、水理学II、水理学演習II、海岸工学、衛生工学I、衛生工学II、環境保全工学、建設環境工学
履修条件
連絡先
yakamats@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義の時間の後
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