タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061230640 土木施工法[Construction Method] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中田 幸男[NAKATA Yukio]
担当教員[ローマ字表記]
中田 幸男 [NAKATA Yukio], 原 弘行 [HARA Hiroyuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
社会基盤構造物(橋梁、建築物、岸壁など)の基礎や土構造物に対する設計や施工方法に関する基礎的知識を培うこと、軟弱地盤の改良に関する基礎的知識を培うことを目的としている。
授業の到達目標
(1)社会基盤構造物の基礎に対する地盤調査および、設計(地盤の支持力算定)、施工の概要を理解する。
(2)土構造物の施工に関する概要を理解する。
(3)軟弱地盤の施工について概要を理解する。

●本科目に対応する学習・教育目標は以下の通りである。
(C)実務に応用できるデザイン能力をはぐくむ
C-1 実務を理解し,内包する問題点や解決すべき課題を発見する能力

本科目は、以下の本学科のディプロマポリシーに対応します
DP-5.課題解決力
授業計画
【全体】
前半(担当:中田)は、1、2週に地盤調査、3、4週に基礎の支持力、5-7週に土工について講義する。7週終了後、中間試験を行う。
後半(担当:原)は、第9、10週に基礎工、11週にトンネル工、12週に土留工、13、14週に地盤改良、15週に工程管理について講義する。15週終了後、期末試験を行う。Moodleにて、資料・動画を提供するとともに、各週の内容に関するMoodle上の課題に取り組む。課題には、Moodleを閲覧するための端末および関数電卓が必要である。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 地盤調査 事前調査、ボーリング、サウンデイング、載荷試験、地下水調査 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回 室内試験
物理試験、力学試験
講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回 基礎の支持力(1) 基礎の種類,浅い基礎の支持力
講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回 基礎の支持力(2) 深い基礎の支持力 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回 土工(1) 切土と盛土、土量と土積曲線、施工 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回 土工(2)
土工機械の作業能力、道路土工の排水工 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回 土工(3)
法面保護工、補強土工法 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回 中間試験 第1週~第7週の内容 前半の振り返り(学修時間の目安:1時間以上)
第9回 基礎工(1) 基礎工の定義、基礎工の分類、既製杭、場所打ち杭 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回 基礎工(2) ケーソン基礎の分類、オープンケーソン、ニューマチックケーソン、設置ケーソン、PCウェル、RC連続地中壁 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回 トンネル工 NATM,TBM工法 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回 山留工 山留工の定義、山留壁、山留支保工 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回 地盤改良(1) 地盤改良工の定義、置換工法、排水工法、締固め工法 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回 地盤改良(2) 化学的固化工法、地盤注入工、軽量盛土工法
講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回 工程管理 工程表、工程表の種類、ネットワークにおける日程計算 講義中課題の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第16回 期末試験 第9週~第15週の内容 後半の振り返り(学修時間の目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験で、前半の内容、期末試験で、後半の内容の、試験を行います。各々の試験で、50点満点の試験を実施し、合計点を評価点とします。それぞれの試験で25点以上を正解し、評価点が60点以上を合格とする。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 建設施工 ISBN 9784627482418
著者名 金子研一 出版社 森北出版株式会社 出版年 2012
教科書 書名 土質力学入門 ISBN 9784627464018
著者名 三田地利之 出版社 森北出版株式会社 出版年 2013
教科書 書名 土質試験 ISBN 9784886441270
著者名 出版社 出版年
備考
教科書は授業だけでなく授業外の学習で使用するためのもので、購入が必要です。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 土木施工法 ISBN
著者名 米倉亮三 出版社 コロナ社 出版年 1995
参考書 書名 土木施工法 ISBN 4627406916
著者名 藤原東雄他 出版社 森北出版 出版年 2000
参考書 書名 地盤工学用語辞典 ISBN 4886440738
著者名 地盤工学用語辞典改訂編集委員会 出版社 地盤工学会(丸善) 出版年 2006
参考書 書名 最新 土木施工 第3版 ISBN 4627431937
著者名 大原資生、三浦哲彦、梅崎健夫 出版社 森北出版 出版年 2004
参考書 書名 土質試験基本と手引き ISBN 9784886440846
著者名 地盤工学会 出版社 丸善(株) 出版年 2010
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
土質力学I、土質力学II、ものづくり創成実習Ⅱ
履修条件
連絡先
総合研究棟5階:nakata@yamaguchi-u.ac.jp
機械・社建棟6階:hara-h@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義日の昼休み(11:50~12:50)

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