開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~6
演習
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061310810
応用化学演習Ⅰ[Seminar for Applied Chemistry Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
鬼村 謙二郎[ONIMURA Kenjiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
鬼村 謙二郎 [ONIMURA Kenjiro], 酒多 喜久 [SAKATA Yoshihisa], 星田 尚司 [HOSHIDA Hisashi], 川本 拓治 [KAWAMOTO Takuji], 西形 孝司 [NISHIKATA Takashi], 吉本 則子 [YOSHIMOTO Noriko], 吉田 航 [YOSHIDA Wataru], 澤山 沙希 [SAWAYAMA Saki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
大学における学習の意味と目的を理解するためのセミナーです。どのように講義・演習を履修してゆくのか?科学技術者として社会にどのように貢献していくか?などを学びます。また,専門科目の理解のために高校の化学の復習を兼ねて化学の基礎をマスターします。
また企業や研究所の実務経験を活かし,安全,化学分野における基礎知識や英語を含めたコミュニケーション能力の重要性を説明する。
授業の到達目標
工学部応用化学科の学習目的・目標を理解する。
大学生活の基礎について学ぶ。
情報や化学物質の安全な取扱い,サイエンティフィックプレゼンテーションについて学ぶ。
専門科目の履修に必要な化学の基礎を講義と演習を通じてマスターする。高校の化学の復習を兼ねて,専門で必要な事項をマスターする。
数多くの演習問題をこなし,能力の向上を図る。
グループワークによるプレゼンテーション作成や発表に積極的に参加できる。
グループでの出席管理,回覧,メンバー相互の意思疎通などを図り,以後の人間関係の基礎を形成する。学生実験などで使用する化学物質の基礎知識や取り扱いを学ぶ。
実験ノートや科学レポートの書き方を学ぶ。
授業計画
【全体】
以下の内容を実施しますが,各週の授業実施計画は,少し変更することもあります。詳しくは,授業開始時に指示します。
まず,大学で学ぶ意義を理解し,情報や化学物質の安全な取り扱いについての講義を行った後,高校の化学と大学の化学の橋渡し的な内容を講義・演習します。多くの演習問題をこなし,自身の能力を高める努力をして下さい。サイエンティフィックな英文を読むための基礎を知る授業を行います。最後に後期以降の履修について説明します。
下記教科書(TOEIC キクタン600)の単語テストをmoodleを使って行います。講義全体で10回行います。範囲は7日分ずつ。初回は第2週の授業日に行います。あらかじめ予習して臨むこと。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
① 大学で学ぶということ
② 大学生活の送るために
ガイダンス
応用化学科カリキュラムを紹介し,科目間の関わり,卒業研究や就職との関係を示すこと大学で学ぶ動機付けをする。
全ての学生は出席して下さい。
4月14日(月) 10:30より 『共通教育棟26教室』にて行います。
第2回
キャリアデザインの考え方
高校から大学に入学し、どういうモチベーションで学んだらよいのか?何を目的とすべきなのか?高大接続の観点からみんなで一緒に考えていく。
自分の将来像(なりたい職業など)を描きつつ、大学でどういう風に学ぶかを考えておくこと。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
① 化学物質の安全な取り扱い
② 学生実験における安全教育
化学実験の際に気をつけること,してはいけないことなどを中心に,安全に化学実験を行うための基礎知識を身につける。
化学実験を安全に行うための心構えを実際に身近に起こった事故などを例にして解説する。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
化学Ⅰ演習(無機化学分野)(1)
高校の化学の復習;特に原子構造、化学結合の説明と演習を行います。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
ChemDraw演習
化学描画ソフトの使用法の説明および演習を行います。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
TOEIC演習
6月実施のTOEIC IPテストのための模擬試験演習
TOEICテスト公式問題集新形式問題対応編を必ず持参のこと(忘れた場合は欠席とします)
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
基礎化学演習Ⅰ(1) -測定の体系-
単位の相互変換,質量と重量,密度,有効数字について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
化学Ⅰ演習(無機化学分野)(2)
無機化学Ⅰ:量子力学に基づいた原子軌道、有効核電荷等の説明と演習を行います。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
基礎化学演習Ⅰ(2) -溶液の濃度-
溶質(solute)が溶媒(solvent)に溶けた溶液(solution)の濃度の表し方について演習を行う。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
実験ノートやレポートの書き方
学生実験の予習や結果を記載する実験ノート,さらに実験結果をまとめるレポートの書き方のポイントを学ぶ。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
化学Ⅰ演習(物理化学分野)(1)
物理化学基礎;物理量と単位、物質量、密度に関しての演習
関数電卓を必ず持参すること。使い方は各自で習得しておくこと。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
基礎化学演習Ⅰ(3) -気体の性質-
気体の基本的な物理的性質,圧力,体積,温度について述べます。ボイル-シャルルの法則や理想気体の法則を用いた演習を行う。
TOEIC600の単語テストをmoodleで実施すること。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
基礎化学演習Ⅰ(4) -化学反応-
発熱反応と吸熱反応,反応熱・生成熱・エンタルピー,熱化学方程式,化学平衡について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
指定された宿題等を期限までに提出すること。
(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
化学Ⅰ演習(物理化学分野)(2)
状態方程式と気体の法則;ボイルの法則、シャルルの法則、理想気体の状態方程式、分圧の法則に関しての演習
関数電卓を必ず持参すること。使い方は各自で習得しておくこと。
(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
セミナー,演習
これまでの復習を行う。
テキストや講義内容を見直す。
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
小テスト,授業内レポート,宿題,授業外レポート,授業態度・授業への参加度,演習で評価します。
小テスト・授業内レポート 20%
宿題・授業外レポート 20%
授業態度・授業への参加度 40%
演習 20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
キクタンTOEIC L&Rテストscore 600
ISBN
9784757435384
著者名
一杉武史編著
出版社
アルク
出版年
2020
備考
Moodleで実施する英単語のテキスト「キクタンTOEIC L&Rテストscore 600」は出版年が2020年。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
(1)授業に関する連絡などを,共通教育の掲示板などに掲示することもあるので,掲示板を必ず毎日確認するようにして下さい。
(2)グループ内で情報が共有できるように一人一人が心がけて下さい。
(3)英語の成績データは重視しますので、指定されたIPテストおよび単語テストにも全力を尽くすこと
キーワード
英語・物理化学・無機化学・有機化学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
応用化学科 化学系専門科目
工学部専門テクニカルコミュニケーションα
履修条件
連絡先
急病や家庭事情などの真にやむを得ない理由で欠席等の連絡は、講義開始時に指示する連絡先に連絡すること。。
オフィスアワー
講義開始時に指示する。
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