開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火1~2
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061330530
微生物学[Microbiology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
赤田 倫治[AKADA Rinji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
赤田 倫治 [AKADA Rinji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
食品・工業・医療の視点から微生物利用技術の基本を学び, 微生物の有用機能とその改造法についての理解を深める。
授業の到達目標
我々の生活における微生物の役割を食品と医療の立場,および,科学研究の立場から理解する。微生物を応用と基礎の観点から考えることができる。生きていることへの科学的な興味を持つ。
微生物の食品,環境,および,医療への関与を説明できる。
授業計画
【全体】
授業は,基本的に講義と,簡単な実験からなる。講義では,我々の生活に関わる話題を取り上げ,微生物との関連を理解する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
微生物とは
微生物とは目にみえない。目にはみえずとも古くから関わりのある微生物とは。
身近な微生物を調べる
第2回
微生物学の歴史と技術
最初に微生物が利用されたのは紀元前であるが,目でみえたのは今から約300年前。微生物利用の3つの技術,顕微鏡,滅菌,分離培養技術を理解する
授業内実験の予想
復習(4時間)
第3回
微生物の分類・真核生物と原核生物
大きく微生物を分けると2つになる。
実験結果の整理 復習(4時間)
第4回
微生物の物質代謝・発酵
発酵によって作られる食品やお酒の様々には人類の知恵がつまっている。
発酵食品を調べる 復習(4時間)
第5回
酵素と微生物
酵素が食品を変えている。
生活の中の酵素を調べる 復習(4時間)
第6回
酒と微生物
酒と酵母の長いつきあい。
お酒を調べる 復習(4時間)
第7回
発酵食品
味噌,醤油,チーズ,ヨーグルト,パン
発酵産物のレポート 復習(4時間)
第8回
アミノ酸発酵
日本の偉大な発見の一つ。
アミノ酸を調べる 復習(4時間)
第9回
廃液処理と微生物
微生物を使うとなんでも処理できる。
環境問題を調べる 復習(4時間)
第10回
病気と微生物
感染症にかからない人はいないはず。
病気を薬を調べる 復習(4時間)
第11回
抗生物質と微生物
くすりが人類の寿命を延ばした。はてしない微生物との戦い。
抗生物質 復習(4時間)
第12回
ウイルス
最も恐い生物になるかも。
ウイルス 復習(4時間)
第13回
免疫
人間に備わる素晴らしい武器。
病気を治す仕組みを調べる 復習(4時間)
第14回
有用微生物の改造・育種
微生物を改造すれば何でも作ることができる。
遺伝子と生活 復習(4時間)
第15回
まとめ
まとめ
まとめを整理する
第16回
期末試験
期末試験を行う
特になし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: --% D: 10%
成績評価法
小テスト 10%,レポート 10%,学期末の筆記テスト 80%
教科書にかかわる情報
備考
プリントを使います。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
応用微生物学
ISBN
4563077070
著者名
村尾・荒井共編
出版社
培風館
出版年
1993
備考
メッセージ
高校で生物を受けていない人でもわかるようにしています。身近な話題が多いので生物を不得意と思っている人も歓迎。
キーワード
微生物,発酵,食品,医療,環境
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
生物化学I,生物化学II,遺伝子工学などと関連
履修条件
連絡先
rinji@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
居室にいるときはいつでも
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