タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月5~6,木1~2 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061420110 電気回路II[Electric Circuits II] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山田 陽一[YAMADA Yohichi]
担当教員[ローマ字表記]
山田 陽一 [YAMADA Yohichi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
電気電子工学の核である回路理論を深く理解し、応用する力を身に付けるために、二端子対網の基本的表現法と伝送的性質を解説する。さらに、三相交流回路に関する基本的事項を説明する。
授業の到達目標
1.二端子対網のアドミタンス行列、インピーダンス行列、縦続行列を求めることができる。
2.Y-Δ変換を理解する。
3.二端子対網の入力、出力、伝達インピーダンスを求めることができる。
4.二端子対網の伝送量、反復パラメータを求めることができる。
5.三相交流電圧の発生法を理解する。
6.三相電圧の結線(Y結線とΔ結線)を理解する。
7.平衡三相負荷における相電圧と線間電圧、相電流と線電流の関係を理解する。
8.平衡三相負荷に供給される実効電力と瞬時電力を求めることができる。
授業計画
【全体】
電気回路IIの授業は週2回(講義と演習)実施される。講義は、教科書の例題、演習問題の解説を加えながら板書を基本として進める。演習では、その週に講義した内容を中心とした問題演習を実施する。問題演習の答案は毎回提出してもらい、採点後、模範解答例とともに返却する。[担当形態:単独]
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 二端子対網の考え方 二端子対網の考え方について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 アドミタンス行列(Y行列) アドミタンス行列(Y行列)について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 インピーダンス行列(Z行列) インピーダンス行列(Z行列)について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 縦続行列(K行列) 縦続行列(K行列)について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 諸行列間の関係 諸行列間の関係について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 Y-Δ変換 Y-Δ変換について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 入力、出力、伝達インピーダンス 入力、出力、伝達インピーダンスについて説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 伝送量 伝送量について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 反復インピーダンス 反復インピーダンスについて説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 反復伝送量 反復伝送量について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 フィルタの諸特性 フィルタの諸特性について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 三相交流回路における起電力と結線 三相交流回路における起電力と結線について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 平衡三相回路1 平衡三相回路について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 平衡三相回路2 平衡三相回路について説明する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 期末試験 期末試験 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回 総括 総括 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト(100%)で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 大学課程 電気回路(1)(第3版) ISBN 4274131661
著者名 大野克郎,西哲生 出版社 オーム社 出版年 1999
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 詳解 電気回路演習(上) ISBN 4320084330
著者名 大下真二郎 出版社 共立出版 出版年 1979
参考書 書名 詳解 電気回路演習(下) ISBN 4320084349
著者名 大下真二郎 出版社 共立出版 出版年 1980
備考
メッセージ
電気回路IIは週2回(講義と演習)開講されます。積極的に演習に取り組み、講義内容の理解を深めて下さい。
キーワード
二端子対網、三相交流
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
電気電子工学基礎、電気回路I、電気回路Ⅲ
履修条件
連絡先
Tel: 0836-85-9406
E-mail: yamada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで連絡して下さい。臨機応変に対応します。

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