タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061430350 電気電子材料[Electric and Electronic Materials] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
岡田 成仁[OKADA Narihito]
担当教員[ローマ字表記]
岡田 成仁 [OKADA Narihito]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
電気電子材料として、結晶、アモルファス、導体、絶縁体、半導体、誘電体、磁性体などの物理現象の理解を目的とする。特に、電子デバイス分野の研究室に配属された場合に、スムーズに研究に取り組むことが出来る知識を習得する。
地球環境保護・省エネルギー社会と人類の幸福の観点から電気電子材料を考える。
授業の到達目標
結晶、アモルファス、導体、絶縁体、半導体、誘電体、磁性体などの物理現象の理解する。
周期表の元素をマスターする。導体、絶縁体、半導体、誘電体、磁性体のイメージを定着させる。
周期表の元素を覚え、どの材料系に対しても柔軟に対応できる思考を身につける。
授業計画
【全体】
電気電子材料のうち、特に導体、絶縁体、半導体、誘電体、磁性体を中心に、その基礎物性を周期表・電子配置の点から各材料の機構について学習する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 電気・電子材料の基礎 電気・電子材料を様々な観点からみた分類について講述する。
地球環境保護・省エネルギー社会と人類の幸福の観点から電気電子材料を考える。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 導電体材料 導電体とはどのようなものであるか、導体・半導体・絶縁体を中心に講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 抵抗材料 抵抗率に関する知識をみにつける。導電材料・超伝導体・抵抗材料について講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 熱電変換材料 熱電効果(ゼーベック効果・ペルチェ効果・トムソン効果)と熱電対の仕組みについて理解する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 半導体の特性I 半導体とはどのようなものであるか、半導体の電気電導機構を講義する。電子配置の概念を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 半導体の特性II 半導体を構成する原理について、価電子および典型元素・遷移元素をもとに理解する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 半導体の特性III 半導体のpn接合について講義する。また、Si以外の化合物半導体について理解する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 半導体の特性IV 透明導電膜をもとに様々な構成元素による半導体について講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 磁性体の特性I 磁性体とはどのようなものであるか、磁性体の特性を講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 磁性体の特性II 主量子数・方位量子数・磁気量子数・スピン量子数をもとに磁性体の原理について学ぶ。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 磁性体の特性III 強磁性体におけるヒステリシス、磁区や磁壁、損失・キュリー温度等について講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 誘電体I 誘電体とはどのようなものであるか、誘電体の特性を講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 誘電体・絶縁体材料II 誘電体と分極の関係について講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 誘電体・絶縁体材料III 誘電体の分極機構・分散について講義する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 総括 電気電子材料講義を総括し、導体・半導体・絶縁体・磁性体・誘電体の復習を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回 定期テスト 電気電子材料講義を総括し、導体・半導体・絶縁体・磁性体・誘電体に関する定期試験を実施する 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テストで評価します。
学期末の筆記テスト 100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 電子物性 ISBN 9784627772021
著者名 松澤剛雄・高橋清・斎藤幸喜 出版社 森北出版 出版年 2010
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 固体物理学 ISBN 9784785322144
著者名 岡崎誠 出版社 裳華房 出版年 2002
参考書 書名 電気電子材料工学 ISBN 4886862195
著者名 櫻井他 出版社 電気学会 出版年 1997
備考
メッセージ
キーワード
結晶、アモルファス、導体、絶縁体、半導体、誘電体、磁性体
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
履修条件
連絡先
岡田成仁
nokada@yamaguchi-u.ac.jp
まで問い合わせください。

件名:電気電子材料
本文:宛先、内容、氏名、署名

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