タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金1~2 講義 2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061520210 電気電子回路[Electrical and Electronic Circuit] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
王 元元[OH Gengen]
担当教員[ローマ字表記]
王 元元 [OH Gengen]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
電気回路では、抵抗、キャパシタ、コイルを含む回路について理解する。電子回路では、ダイオードやトランジスタの原理と応用について学ぶ。
授業の到達目標
・電気回路を見て、回路方程式を書くことができる。ダイオードとトランジスタの原理と動作を理解することができる。
・電気回路・電子回路に対する論理的・数学的思考ができるようになる。
・電気・電子製品と電気・電子回路の関係について興味を持つことができる。
授業計画
【全体】
電気電子回路の基礎と初歩的な応用について学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンスと回路計算に使う数学 授業ガイダンス。指数関数、三角関数、複素数、位相について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
授業計画に沿って準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第2回 直流と交流および電気回路の回路要素 直流と正弦波交流。抵抗・キャパシタンス・インダクタンスの概念について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、課題に取り組み(目安:1時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第3回 抵抗を含む回路 抵抗の直列接続と並列接続について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:1時間)、課題に取り組み(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第4回 基本的な電気回路 倍率器、電圧計と電流計、分流器、可変抵抗器について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:1時間)、課題に取り組み(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第5回 回路計算に使う基本定理 回路の例と周波数特性。キルヒホッフの法則、重ねの定理、テブナンの定理、ノートンの定理について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、課題に取り組み(目安:1時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第6回 導体・絶縁体・半導体 原子構造の理解、共有結合、価電子、不純物、半導体の基本特性について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第7回 ダイオードとトランジスタ pn接合、ダイオードの特性。トランジスタの特性について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第8回 中間試験と講義前半のまとめ 中間試験と講義前半のまとめを行う。
対面で実施する。
配布資料や参考書、課題の解答例を参照しテスト前の復習(目安:4時間)、分からないときには教員に質問する。
第9回 基本的な増幅回路 直流・交流動作と接地方式、hパラメータと等価回路、特性曲線について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第10回 トランジスタ(1) 直流バイアス、複合接続トランジスタについて説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第11回 トランジスタ(2)と負帰還(1) FET増幅器の特性と動作原理。理想増幅器の基本特性について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第12回 負帰還(2) 負帰還増幅器の4タイプ、負帰還増幅器の式と入出力インピーダンスの計算について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第13回 オペアンプ(1) オペアンプの基本と性能指数について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:2時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第14回 オペアンプ(2) オペアンプを含む回路(加算器・減算器、積分回路・微分回路、発振回路)について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:2時間)、課題に取り組み(目安:1時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第15回 デジタル電子回路の基礎 半導体スイッチ素子、半導体論理回路について説明する。
Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
配布資料や参考書を参照し準備学習(目安:1時間)と授業内容の復習(目安:1時間)、課題に取り組み(目安:2時間)、分からないときには教員に質問する。 Moodle 3を利用してオンデマンド形式で実施する。
第16回 期末試験と総括 期末試験と講義の総括を行う。
対面で実施する。
配布資料や参考書、課題の解答例を参照しテスト前の復習(目安:4時間)、分からないときには教員に質問する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 25% D: --%
成績評価法
出席回数は、原則として4回以上の欠席で欠格となる(医師の診断書等を提出しない場合には減点の対象となりうる)。
成績は授業外レポート(6回)15%、中間試験35%、期末試験50%の成績で判断する。
授業外レポート(15点)、中間試験(35点)、期末試験(50点)、総合得点が60点以上で合格とする。
教科書にかかわる情報
備考
プリント資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 電気・電子回路入門 ISBN 9784416191026
著者名 藤村安志著 出版社 誠文堂新光社 出版年 1991
参考書 書名 電気・電子回路計算演習 ISBN 9784416195048
著者名 藤村安志著 出版社 誠文堂新光社 出版年 1995
参考書 書名 電気電子回路 : アナログ・ディジタル回路 ISBN 9784339045130
著者名 杉山進, 田中克彦, 小西聡共著 出版社 コロナ社 出版年 2014
備考
メッセージ
複素数を理解していることが大事です。数学に自信の無い学生はしっかり復習しておくこと。
物理学Ⅱ(電磁気学)の理解も必要です。
キーワード
抵抗、キャパシタ、コイル、半導体、ダイオード、トランジスタ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
物理学I
履修条件
物理学Ⅱ(電磁気学)の理解が必要です。
連絡先
E-mail: y.wang[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
在室時の対応が可能であるが、あらかじめメールで連絡することが望ましい。

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