開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
水5~6
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061530730
PBL入門[Introduction to Project-Based Learning]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
瀧本 浩一[TAKIMOTO Kohichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
瀧本 浩一 [TAKIMOTO Kohichi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
ヒューマンスキル力の向上のため、社会に存在するリクスに対する評価と課題解決方法を題材にして講義と演習を行います。これらにより課題解決力・計画力やプレゼンテーション能力・コミュニケーション能力の向上を目指します。また、本講義で扱うグループ課題については、災害に対するリスク管理といった理系基礎科学に関する知識・理解と応用力に加え、情報産業でのリスク対応を課題として用いて情報基礎に関する知識・理解と問題発見力および問題解決能力も同時に向上させ、情報専門知識の運用力の習得を目指します。
授業の到達目標
・企業人・情報関連技術者として持つべき基礎的なヒューマンスキルの知識を習得する。
・情報関連のリスクマネージメントとリスク回避の問題解決を通して課題発見・解決力、合意形成、グループワーク力を身につける。
・災害に対するBCP(事業継続計画)策定を通して課題発見・解決力、合意形成、グループワーク力を習得する。
・災害に対する地域コミュニティーに関する難解な課題への検討を通して合意形成や決定、グループワーク力を醸成する。
授業計画
【全体】
本講義は1人の教員で講義を担当します。
この講義では、対面による講義とグループワークを行います。各回ごとの実施形態は下記のMoodleにて連絡します。
第1講 オリエンテーション、ヒューマンスキルについて(講義)
第2講 ヒューマンエラーについて(講義)
第3講 企業のリスクマネージメント その1 情報産業、製造業における事故、エラーへの対処(講義)
第4講 企業のリスクマネージメント その1 情報産業、製造業における事故、エラーへの対処(演習)
第5講 企業のリスクマネージメント その2 〜業務継続計画BCP〜(講義)
第6講 企業のリスクマネージメント その2 〜業務継続計画BCP〜(演習)
第7講 住民対応の観点からの課題 〜地域に潜む自然災害リスクと対応〜(演習)
第8講 総括
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義:オリエンテーション、ヒューマンスキルについて
・講義の概要と目標
・ヒューマンスキルの概要
・グループづくり
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第2回
講義:ヒューマンエラーについて
・ヒューマンエラー概要
・グループワーク
・リスニングとストローク
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第3回
講義:企業のリスクマネージメント その1 情報産業、製造業における事故、エラーへの対処
・企業活動のリスク
・過去の事例
・リスク対策
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第4回
演習:企業のリスクマネージメント その1 情報産業、製造業における事故、エラーへの対処
・グループワーク
・ファシリテーション
・リーダーシップ
・ネゴシエーション
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第5回
講義:企業のリスクマネージメント その2 〜業務継続計画BCP〜
・BCP(Business Continuity Plan)の概要
・災害と企業被害
・BCP構築に向けたガバナンスの構築
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第6回
演習:企業のリスクマネージメント その2 〜業務継続計画BCP〜
・グループワーク
・ファシリテーション
・リーダーシップ
・ネゴシエーション
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第7回
演習:住民対応の観点からの課題〜地域に潜む自然災害リスク〜と対応
・予防、対応、復旧の概要
・ハザードマップの意義
・リスクマネージメントの一例
・まち歩き実習
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
第8回
総括
講義の総括を行う
授業外で、レポート作成とそのための調査およびまとめも含め、準備学習2時間と復習2時間の計4時間の学習を行うこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 10% D: --%
成績評価法
成績評価は授業外レポート(全5回)で評価します。成績評価の配分はレポート1回あたり20%(点)×5回=100%(点)とし、全5回のレポートがすべて提出されていて、かつ合計点が60点以上なら合格とします。
なお、出席は欠格条件とし、2回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてMoodle上より講義資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
第6版 地域防災とまちづくり みんなをその気にさせる図上訓練
ISBN
9784872999266
著者名
瀧本浩一
出版社
COPABOOKS
出版年
2023
備考
メッセージ
この講義の詳細な情報や課題の提出等についてはMoodleに掲載するので毎週確認をしてください。また、演習時にはグループワークとディスカッションを行います。積極的な意見出し、意見交換を行ってください。
キーワード
ヒューマンスキル、課題解決、リスクマネジメント、クライシスマネージメント、企業リスク、BCP
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
基礎セミナー
履修条件
履修条件はありません。
連絡先
講義に関しての問い合わせや連絡は修学支援システムのメッセージ機能よりお願いします。
オフィスアワー
講義の日
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