開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
火3~4
講義
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061621960
構造デザイン論[Structural Design]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
秋田 知芳[AKITA Tomofusa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
秋田 知芳 [AKITA Tomofusa]
特定科目区分
対象学生
平成30年度以降入学者
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
建築物は,日常においても,地震・台風・火災等の災害時においても,人々が安心して快適な生活ができる空間でなければならない。本授業では,基礎・組積造・木造・鉄筋コンクリート造・鋼構造などの建築構造形式の変遷を紹介し,各種の基礎形式と各構造形式の特徴、原理、構法、使用材料、耐荷機構などの特徴を学ぶ。
授業の到達目標
1)建物を構成している要素を理解できる。
2)各種基礎、建築構造形式の原理と特徴を理解できる。
3)各種建築構造形式の基礎、柱、梁、床スラブ、耐力壁などの部位・部材の構成方法と使用材料を理解できる。
授業計画
【全体】
各種の建築構造形式の構法、特徴および使用材料などについて、図面や写真等を利用して解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業ガイダンス,地震について
地震の基礎知識を学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第2回
地震被害と耐震設計
建物の耐震設計の概要を学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第3回
RC造(1)
鉄筋コンクリート構造の歴史・原理・特徴・構造形式や材料(鉄筋とコンクリート)について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第4回
RC造(2)
鉄筋コンクリートで構成されるラーメン構造について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第5回
RC造(3)
鉄筋コンクリートで構成される壁式構造について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第6回
鉄骨構造
強度の高い材料である鋼材の特性、鉄骨構造とされることが多い高層ビルなどの実例を学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第7回
大スパン構造
大スパンの建物に取り込まれることが多い、吊り構造、トラス構造、アーチ構造、山形ラーメンなどの力学、実際の建物例について学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
第8回
制震・免震構造
免震構造の力学、実際の建物例を学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 10% D: --%
成績評価法
小テストで評価します。
小テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
図説 やさしい建築一般構造
ISBN
9784761524777
著者名
今村仁美他
出版社
学芸出版社
出版年
2009
参考書
書名
構造用教材
ISBN
4818922331
著者名
日本建築学会編集
出版社
日本建築学会
出版年
2014
参考書
書名
ゼロからはじめる「S造建築」入門
ISBN
9784395010264
著者名
原口秀昭著
出版社
彰国社
出版年
2011
参考書
書名
建築の構造
ISBN
9784306030817
著者名
M.サルバドリー, R.ヘラー共著 ; 望月重訳
出版社
鹿島研究所出版会
出版年
1968
参考書
書名
耐震・制震・免震が一番わかる : 現在の建築物で重要視される地震対策をまんべんなく解説
ISBN
9784774153421
著者名
高山峯夫, 田村和夫, 池田芳樹共著
出版社
技術評論社
出版年
2012
備考
・建築構造のしくみ : 力の流れとかたち(川口ほか)
・構造と感性 : 構造デザインの原理と手法(川口)
・架構のしくみで見る建築デザイン(増田)
・構造デザイン講義(内藤)
メッセージ
建築の構造について幅広く学びます。関心が沸いた部分は各自で学びを深めてください。
キーワード
構法、材料、各種構造、基礎
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造基礎力学Ⅰ・同演習、構造基礎力学Ⅱ・同演習、鉄筋コンクリート構造・同演習、鉄骨構造・同演習、建築材料Ⅰ、建築材料Ⅱ、建築材料実験、建築施工学
履修条件
連絡先
秋田:akita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜9・10時限
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