開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月7~10
実験・実習
5.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061631450
建築材料実験[Experimentation of Building Materials]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
李 柱国[RI Chiyukoku]
ー
担当教員[ローマ字表記]
李 柱国 [RI Chiyukoku], 杉原 大祐 [SUGIHARA Daisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
木材・鉄鋼材料およびコンクリートの品質評価について、日本工業規格に準じる試験を行い、その試験方法を習得する。また、実験結果の整理および報告書作成の作業を通じて、材料特性に対する理解を深める。
授業の到達目標
1)建築材料の性能評価および品質管理における材料実験の役割を理解し、JIS規格を理解することができる。
2)コンクリートの製造方法、性質、品質管理および性能試験法を理解することができる。
3)木材と鋼材の力学性能と試験方法を理解することができる。
4)骨材性質試験法、コンクリートの耐久性試験法を理解することができる。
授業計画
【全体】
骨材性質試験、コンクリートの練混ぜ試験・圧縮試験・耐久性試験、木材の圧縮試験および鉄筋引張試験について授業する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
概論
材料実験の意義/安全の心得/実験値の整理方法/レポートの書き方
予習と復習2時間
第2回
JIS規格と建築材料の品質試験と生産管理
・品質評価の重要性
・JISマーク制度/生コンなどの建材のJIS規格とJIS試験法
(課内小テストあり)
予習と復習4時間
第3回
骨材試験法の講義
骨材の試料採取/密度、吸水率試験/篩い分け試験/単位容積質量・実績率試験/細骨材の表面水率試験など
(課内小テストあり)
予習と復習4時間
第4回
コンクリート実験講義
練混ぜ方法/空気量・スランプ・塩化物量の試験法/圧縮試験体の製作方法・養生方法/圧縮試験法/ひずみゲージの貼り付け方法/圧縮強度とヤング係数の計算方法等
予習と復習4時間
第5回
コンクリート練混ぜ実験1
スランプ試験、空気量試験、塩化物量試験、圧縮試験体の製作
練混ぜ試験についてレポートを課する。(2時間)
第6回
コンクリート練混ぜ実験2
スランプ試験、空気量試験、塩化物量試験、圧縮試験体の製作
練混ぜ試験についてレポートを課する。(2時間)
第7回
鋼材実験講義
・鋼材の荷重-伸び関係の特徴/鋼材引張試験方法/試験結果のまとめ
・練混ぜ試験レポートの説明
予習と復習4時間
第8回
鉄筋引張実験1
鋼材引張試験、強度測定、降伏と絞り現象の観察
鉄筋引張試験についてレポートを課する。(2時間)
第9回
鉄筋引張実験2
鋼材引張試験、強度測定、降伏と絞り現象の観察
鉄筋引張試験についてレポートを課する。(2時間)
第10回
コンクリート圧縮実験1
コンクリートへのひずみゲージの貼り付け/圧縮試験
コンクリートの圧縮実験についてレポートを課する。(2時間)
第11回
コンクリート圧縮実験2
コンクリートへのひずみゲージの貼り付け/圧縮試験
コンクリートの圧縮実験についてレポートを課する。(2時間)
第12回
コンクリートの耐久性試験方法講義
中性化試験方法/凍結融解抵抗性試験法/乾湿繰り返しと紫外線による建材の劣化評価試験法など
(課内小テストあり)
予習と復習4時間
第13回
木材試験講義
・木材試験体の製作方法/圧縮試験方法/使用機器
・圧縮強度と縦圧縮ヤング係数の計算法
・鉄筋引張試験のレポートコンクリート圧縮試験のレポートの説明
予習と復習4時間
第14回
木材の圧縮実験1
縦圧縮と横圧縮強度の測定
木材実験についてレポートを課する。(2時間)
第15回
木材の圧縮実験2
縦圧縮と横圧縮強度の測定
木材実験についてレポートを課する。(2時間)
第16回
総括と期末試験
期末試験を実施する。
無し
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 55% D: --%
成績評価法
小テスト15%、レポート20%、期末テスト65%
担当教員の許可を得られず、レポートを提出しないまたは実験に参加しない場合、講義に2回(2回を含む)以上欠席する場合は、評価の対象外となる。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
やさしい構造材料実験
ISBN
9784627553019
著者名
谷川恭雄ほか
出版社
森北出版株式会社
出版年
2010
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
座学ではなく、作って、触って、感じて、測って、構造材料の性能や評価方法を学ぶ。
キーワード
構造材料、力学性能、変形、品質、試験法
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
建築材料I、建築施工学、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造
履修条件
連絡先
電話番号:9731(内線)
または、修学支援システムを通じてメールで連絡する。
オフィスアワー
火曜日5.6時限
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