タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木1~4 講義 5.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061631750 鉄筋コンクリート構造・同演習[Reinforced Concrete Structures and Practice] 日本語 3
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
秋田 知芳[AKITA Tomofusa]
担当教員[ローマ字表記]
秋田 知芳 [AKITA Tomofusa]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
建築物の構造として広く用いられている鉄筋コンクリート構造の構造原理及びその特徴を初習者を対象に授業する。
授業の到達目標
1)コンクリートおよび鉄筋の材料特性と力学的性質、主筋の付着特性を理解することができる。
2)梁・柱・壁の曲げ挙動を理解することができる。
3)梁・柱・壁のせん断設計を理解することができる。
4)床スラブ、柱・梁接合部の設計法について理解することができる。
5)コンクリートと鉄筋の付着、主筋の定着、鉄筋の継手について理解することができる。
授業計画
【全体】
講義および演習により、鉄筋コンクリート構造の構成材料である「コンクリート」および「鉄筋」の材料特性、また、建築物に作用する外力(荷重)に対する、梁、柱、壁、床等、鉄筋コンクリート部材の挙動および各種耐力の計算法を習得する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 鉄筋コンクリート造の歴史・特徴 鉄筋コンクリート構造の歴史・特徴について講義する。
演習課題
鉄筋コンクリート構造の歴史・特徴に関するレポート
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第2回 鉄筋コンクリートに用いられる材料の性質 コンクリート及び鉄筋の応力ーひずみ関係の特徴、材料規格、材料定数について講義する。
演習課題
材料特性に関するレポート
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第3回 鉄筋コンクリート部材の力学の基本概念 合成構造としての鉄筋コンクリート構造の力学を講義する。
演習課題
主筋の付着
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第4回 曲げを受ける断面 梁断面の曲げ挙動、各種曲げ耐力の算定法について講義する。
演習課題
梁の曲げ強度
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第5回 曲げと軸力を受ける断面 柱断面の曲げ挙動、曲げ耐力の算定法について講義する。
演習課題
柱の曲げ強度
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第6回 柱と梁のせん断 梁、柱部材のせん断強度の算定法を講義する。
演習課題
梁、柱のせん断強度
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第7回 耐震壁の性能 耐震壁の役割、曲げ強度・せん断強度の算定法を講義する。
演習課題
耐震壁の曲げ強度・せん断強度に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第8回 柱・梁接合部と付着・定着 梁、柱部接合部の役割、せん断強度、付着、定着について講義する。
演習課題
柱・梁接合部のせん断強度・付着に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第9回 スラブ 床スラブの役割・種類、構造設計法について講義する。
演習課題
スラブの設計に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第10回 地震被害と地震対策 鉄筋コンクリート造建築物の地震被害と対策について講義する。
演習課題
地震被害に関するレポート
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第11回 許容応力度設計 鉄筋コンクリート造建築物の許容応力度設計について講義する。
演習課題
許容応力度設計に関するレポート
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第12回 保有水平耐力 鉄筋コンクリート造建築物の保有水平耐力について講義する。
演習課題
ラーメン架構の保有水平耐力
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第13回 部材の変形性能
柱・梁部材、耐震壁の変形性能について講義する。
演習課題
部材の変形性能に関するレポート
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第14回 鉄筋コンクリート構造の計算例1 許容応力度設計の講義。
演習課題
断面算定に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第15回 鉄筋コンクリート構造の計算例2 許容応力度設計の講義。
演習課題
断面算定に関する演習
予習・復習(学修時間の目安:5時間以上)。
演習課題が時間内に終了しない場合は宿題とする。
第16回 定期期末試験 プリントで出題
前期授業の範囲
該当無し
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 50% D: --%
成績評価法
レポート 20%
期末テスト 80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 鉄筋コンクリート構造を学ぶ ISBN 9784844607366
著者名 勅使川原正臣/編著 稲井栄一ほか 出版社 理工図書株式会社 出版年 2009
備考
なし
参考書にかかわる情報
備考
なし
メッセージ
予習・復習を実施してください。
キーワード
鉄筋コンクリート造、構造設計、建築構造
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造基礎力学Ⅰ・同演習、構造基礎力学Ⅱ・同演習、建築材料Ⅰ、建築材料実験、鉄骨構造・同演習、構造設計演習
履修条件
連絡先
akita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜9・10時限

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