タイトル

開講年度 開講学部等
2026 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火7~10 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061631760 鉄骨構造・同演習[Steel Structures and Practice] 日本語 3
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
松本 直之[MATSUMOTO Naoyuki]
担当教員[ローマ字表記]
松本 直之 [MATSUMOTO Naoyuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
鋼材は、高い強度を有する材料であることから、広く種々の建物に用いられる。高層ビル、大スパン建物の多くが鉄骨構造である。本授業は初習者を対象に、鉄骨構造に関する基礎知識および構造設計法について学ぶ。
授業の到達目標
1)鋼材の材料特性を理解することができる。
2)鉄骨構造の設計で重要な設計クライテリアについて理解することができる。
3)鉄骨部材が引張、圧縮、曲げを受ける場合の力学を理解し、必要な断面諸元を設計することができる。
4)複数の鉄骨部材組み合わせる接合部の力学を理解し、必要なディテールを設計することができる。
5)耐震設計法のの概要を理解することができる。
授業計画
【全体】
鋼材の基本特性(弾性、塑性、座屈等)、部材や接合部に加わる応力と設計法、耐震設計法について講義する。
具体的な例を挙げて、鉄骨部材(梁、柱、筋交い)と接合部の設計、耐震設計法について演習を行う。
毎回,小レポート課題または小テストを課す。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 鋼材の性質1(第1章:鉄骨構造の概要~第2章:鋼材)
鉄骨架構の形式、鋼材の生産、鋼材の特性、鋼材の種類について学ぶ 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第2回 引張材の力学1(第3章:鉄骨の構造設計、第4章:引張材の力学) 許容応力度等のクライテリア、材料定数、引張材に対する断面の設計について学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第3回 圧縮材の力学1(5.1:圧縮材の概要、5.2:単一圧縮材) 
弾性座屈,非弾性座屈、単一圧縮材の設計法を学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第4回 圧縮材の力学2(5.3:組み立て圧縮材、5.4:局部座屈) 有効細長比、つづり材、板要素の座屈、幅厚比について学ぶ。
次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第5回 圧縮材の力学3
曲げ材の力学1(6.1:曲げ材、6.2:曲げ材の力学、6.3:横座屈)
曲げによって生じる部材内の応力度、横座屈について学ぶ。
次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第6回 曲げ材の力学2(6.3:横座屈、6.4:曲げ材の検定)
横座屈(続き)、曲げ材の設計について学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第7回 曲げ材の力学その3
中間テスト
曲げ材の設計について学ぶ
中間テスト
次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第8回 接合部の力学1(7章:接合部の力学)

ボルト接合、高力ボルト接合について学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第9回 接合部の力学2(7章:接合部の力学) 溶接接合について学ぶ。
次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第10回 接合部の力学3(7章:接合部の力学) 接合部の設計法について学ぶ
次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第11回 接合部の力学4(7章:接合部の力学)
接合部の設計法について学ぶ 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第12回 接合部の力学5(7章:接合部の力学)
接合部の設計法について演習を行う 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第13回 耐震設計概要1(第8章:耐震設計概要)
耐震設計の検討法の流れ、一次設計、二次設計では何をするのかを学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第14回 耐震設計概要2(第8章:耐震設計概要)
耐震設計の検討法の流れ、一次設計、二次設計では何をするのかを学ぶ。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第15回 期末テスト 授業内容全ての範囲を対象とする。 次回小レポート課題のための学習(目安時間:4時間)
第16回 総括 全ての範囲について総括する。 全ての内容について復習しておく。(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 10% D: --%
成績評価法
小レポートと中間および期末テストで評価する。
小レポート 30%
中間テスト 30%
期末テスト 40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 初めて学ぶ鉄骨構造 : 基礎知識(第4版) ISBN 9784867970041
著者名 橋本篤秀編著 ; 岡田久志, 山田丈富著 出版社 市ケ谷出版社 出版年 2025
備考
基礎的な内容の教科書。演習問題を解けるように予復習に努めること。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 わかりやすい鉄骨の構造設計 ISBN 9784765525343
著者名 日本鋼構造協会鉄骨の構造設計改訂委員会編 出版社 技報堂出版 出版年 2009
参考書 書名 基礎からの鉄骨構造 ISBN 9784627552418
著者名 高梨晃一、福島暁男 出版社 森北出版 出版年 2013
参考書 書名 建築鋼構造の基礎 ISBN 9784627554412
著者名 木村祥裕 出版社 森北出版 出版年 2023
参考書 書名 鋼構造の性能と設計 ISBN 9784320076747
著者名 桑村仁 出版社 共立出版 出版年 2002
備考
『わかりやすい鉄骨の設計』は実務的なことまで踏み込んだ解説が多い。『基礎からの鉄骨構造』は理論的な裏付けの記述が多い。『建築鋼構造の基礎』は,発展的な数式展開も含めてバランスよく解説されている。『鋼構造の性能と設計』は,理論の詳細,設計を意識した演習が豊富。辞書としても使える。
メッセージ
構造基礎力学の内容を復習しておくこと。演習(宿題)に積極的に取り組むこと。
専門用語が多いので、早い段階から用語の意味を習得するように心がけること。
キーワード
鋼材 鉄骨 建物 座屈 接合
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造基礎力学I・同演習、構造基礎力学II・同演習、構造デザイン論
履修条件
連絡先
nmatsu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜・講義終了後

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