タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 水9~12,金9~12 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061631810 建築設計演習Ⅰ[Practice of Architectural Design I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
牛島 朗[USHIJIMA Akira]
担当教員[ローマ字表記]
牛島 朗 [USHIJIMA Akira], 鵤 心治 [IKARUKA Shinji], 清水 里司 [SHIMIZU Satoshi], 小林 剛士 [KOBAYASHI Takeshi], 宋 俊煥 [Song Junhwan], 白石 レイ
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
建築分野の専門的基礎能力とそれらを応用できる能力を身に付けるため下記の内容の演習を実施する。

本講義は、建築設計事務所において設計実務経験のある技術者を講師として招聘し、戸建住宅の設計演習課題(現代の独立住宅-家族の暮らしと感性を形にする)に取り組み、指定された図面の製図と模型を製作する。設計実務経験のある講師と各種専門性を有する教員が、住宅の有する機能、空間構成を指導する。
授業の到達目標
住宅の図面製作、模写、模型製作等を通してその空間構成を理解し、自らの考えを表現できる。
授業計画
【全体】
戸建住宅の設計演習課題(現代の独立住宅-家族の暮らしと感性を形にする)に取り組み、1)住宅としての空間機能を十分満足していること
2)空間構成・動線計画が合理的であること
3)敷地条件と周辺環境に配慮された空間構成となっていること
4)家族の暮らしと感性が表現された造形となっていること
の観点から住空間をデザインするとともに、
5)図面が製図法に準拠し正確に描かれていること
6)プレゼン模型としての完成度に達していること
の観点から指定された図面の製図と模型を製作する。

尚,授業の実施方法(オンラインもしくは対面)の指示や詳細なスケジュールは新型コロナウィルスの感染状況を踏まえ,適宜事前連絡を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 課題説明・デザインレクチャー・設計プロセス講義 初回ガイダンス(対面もしくはオンライン) 課題の内容を理解するとともに、エスキス開始までに複数ある対象敷地の中から設計対象となる敷地を決定しておく。(敷地調査も含め3時間)
第2回 住宅作品事例分析・エスキスの方法講義 レクチャー 実務家教員の設計手法を理解する。毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第3回 敷地分析・作品分析・空間イメージスケッチ 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第4回 エスキス1:空間構成ダイアグラム 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第5回 エスキス1:空間構成ダイアグラム 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第6回 エスキス2:平面・断面計画 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第7回 エスキス3:平面・断面計画 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第8回 エスキス4:平面・断面計画 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第9回 エスキス4:平面・断面計画・スタディ模型
中間発表
中間講評会 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第10回 エスキス5:断面・立面計画・スタディ模型 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第11回 エスキス5:断面・立面計画・スタディ模型 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第12回 図面制作(配置・平面図) 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第13回 図面制作(断面図・立面図) 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 毎日の日常生活行為を見つめ、寸法・動作・周辺環境・将来の変化等、常に観察し具体的な空間としてとらえる。(2時間)
第14回 プレゼン模型制作 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 各自のアイデアを具現化するため、事例などを参照しプレゼンテーション用の模型を作成する。(2時間)
第15回 図面レイアウト・模型写真撮影 各自作業もしくは教員によるエスキスチェック 各自のアイデアを具現化するため、事例などを参照しプレゼンテーション図面を作成する。(2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 80% D: 20%
成績評価法
エスキスチェック 20%
中間提出物・最終成果物 80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 第4版 コンパクト建築設計資料集成 ISBN 9784621307427
著者名 日本建築学会編 出版社 丸善出版 出版年 2024
教科書 書名 なし ISBN ナシ
著者名 なし 出版社 なし 出版年 ナシ
教科書 書名 なし ISBN ナシ
著者名 なし 出版社 なし 出版年 ナシ
教科書 書名 なし ISBN
著者名 なし 出版社 なし 出版年 ナシ
教科書 書名 なし ISBN ナシ
著者名 なし 出版社 なし 出版年 ナシ
備考
本科目で指定する教科書「コンパクト建築設計資料集成」は、「建築設計演習Ⅰ~Ⅳ」全てに関連した建築設計に関する基礎的事項が記されており、各自必ず手元に準備すること。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 初めての建築設計ステップ・バイ・ステップ ISBN 9784395241217
著者名 川北健雄 [ほか] 編著 出版社 彰国社 出版年 2010
参考書 書名 住まいの解剖図鑑 : 心地よい住宅を設計する仕組み ISBN 9784767809182
著者名 増田奏著 出版社 エクスナレッジ 出版年 2009
参考書 書名 眼を養い手を練れ 宮脇檀住宅設計塾 ISBN 9784395006434
著者名 宮脇塾講師室編著 出版社 彰国社 出版年 2003
参考書 書名 なし ISBN ナシ
著者名 なし 出版社 出版年 ナシ
参考書 書名 なし ISBN ナシ
著者名 なし 出版社 なし 出版年 ナシ
備考
住宅に関する書物はたくさんあるので、各自の興味に従って出来るだけ多くの書物から疑似体験を試みる。なるべく写真と図面とを照らし合わせて、空間を創造できるように心がける。図書館を活用し、新建築やa+uなどの建築雑誌も参照すること。
メッセージ
身近な生活行為・動作・地域環境・プライバシーと交流等、日常の生活の器として住宅をとらえ、空間化する。これまでの知識と想像力を総動員して取り組むこと。
尚,講義の実施方法については,事前にメール等で連絡を行う事から大学メールの確認をこまめに行うこと。
キーワード
建築計画、都市計画、住宅設計、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
設計製図Ⅰ、設計製図Ⅱ
履修条件
連絡先
ushijima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
牛島については、前期について原則木曜日16:00~17:00 ※事前にメールなどでアポイントをとること。
また講義時間中にも対応を行います。

ページの先頭へ