開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
水9~12,金9~12
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061631820
建築設計演習Ⅱ[Practice of Architectural Design II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宋 俊煥[Song Junhwan]
ー
担当教員[ローマ字表記]
宋 俊煥 [Song Junhwan], 繁永 政志, 清水 里司 [SHIMIZU Satoshi], 牛島 朗 [USHIJIMA Akira], 小林 剛士 [KOBAYASHI Takeshi], 白石 レイ
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
美術館及びその関連施設を課題とする演習
宇部市の歴史と地域的特性を踏まえた建築提案を求める。
各週、エスキース指導をしながら進める。
設計実務経験を有した教員が、美術館の基本機能から展示空間の構成に加え、外観や外構デザインについて講義する(デザインレクチャー)。
授業の到達目標
美術館の図面製作、模写、模型製作等を通してその空間構成を理解し、自らの考えを表現できる。
授業計画
【全体】
この演習は、クウォーター(8週×2回=計15回)で行う。
1つの課題(美術館+α)に取り組む。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
課題説明・現地調査
石炭記念館の視察、宇部市の歴史等の調査・分析(グループ作業)、敷地調査、敷地模型製作(TA中心)
現地へ赴き対象敷地を選定する。選定にあたっては、当該敷地だけではなく周辺の環境も観察する。(2~3時間)
第2回
デザインレクチャー
外部更新により美術館及び彫刻に関する基礎知識を学ぶ。
宇部市の歴史調査・雑誌等で事例について調べる(3~4時間)
第3回
現況分析作業
必要な機能構成・配置計画
動線計画、彫刻及び炭鉱等の関連資料の展示空間についての思索を深める(2~3時間)
第4回
エスキースI
空間機能・空間構成の検討
ピンアップ方式で中間発表の実施
動線計画、彫刻及び炭鉱等の関連資料の展示空間についての思索を深める(2~3時間)
第5回
配置案計画作業
空間構成・空間デザイン
動線計画、彫刻及び炭鉱等の関連資料の展示空間についての思索を深める(2~3時間)
第6回
エスキースII
建築断面構成と立面計画、建築材料のデザイン
建築立面・断面計画・建築材料についての思索を深める(2~3時間)
第7回
表現作業
図面製作・模型製作
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第8回
中間講評会
非常勤講師を中心にエスキスを行う。
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第9回
エスキースIII
提出物:改善案
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第10回
配置案計画作業
図面製作・模型製作
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第11回
エスキースIV
提出物:改善案
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第12回
表現作業
図面製作・模型製作
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第13回
表現作業
図面製作・模型製作
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第14回
表現作業
図面製作・模型製作
全体の周辺環境及び建築デザインを総合的に思索を深める(2~3時間)
第15回
講評会
プレゼンテーション
全体の講評会を行う。(2~3時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: 40% D: 30%
成績評価法
授業態度(授業への参加度)、受講者の発表(プレゼン)及び授業内での制作作品で評価します。
授業態度(授業への参加度) 15%、受講者の発表(プレゼン)及び授業内での制作作品 75%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
教科書は特に指定しない。
参考資料、参考事例など、講義で紹介する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
初めての建築設計ステップ・バイ・ステップ
ISBN
9784395241217
著者名
川北健雄 [ほか] 編著
出版社
彰国社
出版年
2010
参考書
書名
美術館
ISBN
9784874602164
著者名
建築思潮研究所編
出版社
建築資料研究社
出版年
1986
参考書
書名
美術館(2)文化の時代にふさわし
ISBN
4874604382
著者名
建築思潮研究所, 津端宏, 山本直人編
出版社
建築資料研究社
出版年
1994
参考書
書名
美術館(3)多様化する芸術表現
ISBN
4874608744
著者名
建築思潮研究所編
出版社
建築資料研究社
出版年
2005
参考書
書名
コンパクト建築設計資料集成
ISBN
9784621075098
著者名
日本建築学会編
出版社
丸善
出版年
2005
備考
『初めての建築設計ステップ・バイ・ステップ』は、設計課題への基本的な取り組み方を学ぶには好著。建築資料研究社の『美術館』シリーズは、美術館の基本機能・構成を理解するために必読。『建築設計資料集成』は、建築の基礎資料として、本課題以外にも常に参照する必要がある。上記はコンパクト版であり、本シリーズは図書館で全14巻に分かれた完全版を活用する事を勧める。
メッセージ
建築に興味を持つことが総ての始まりです。いろいろな空間を見て、体験して下さい。
キーワード
ワークショップ形式、宇部の歴史、ミュージアム計画、建築実務
持続可能な開発目標(SDGs)
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
建築設計演習Ⅰ、建築設計演習Ⅲ
履修条件
連絡先
song@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。メールで事前に在室を確認してください。
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