開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
火3~4
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061631860
建築材料Ⅱ[Building Materials II]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
李 柱国[RI Chiyukoku]
ー
担当教員[ローマ字表記]
李 柱国 [RI Chiyukoku]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業は、建築物の非構造材料を中心に講義する。具体的に建物の内外壁、天井、屋根、床、開口部に使用される下地と仕上げ材料および断熱、耐火・防火、吸音・遮音、防水、接合などの機能材料の分類、性質、製造法、適用環境と部位などを解説する。
授業の到達目標
建築物の各部位の性能要求を理解し、仕上げ材料と機能材料の種類、機能・特性および製造法を理解できる。
授業計画
【全体】
建築物の屋根、天井、壁、床、開口部に使用される仕上げ材料を解説する。また、建物の機能を保証するために使用される断熱、耐火・防火、吸音・遮音、防水、接合などの材料について講義する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
概説
建具材料
建築物の部位、建築材料の分類、建築材料の部位別の性能要求
建具材料/ガラスの種類・特性・選択法
アスファルトなどの防水層材料を予習する(2時間)
第2回
屋根と防水材料
屋根材料の分類/瓦の製造と性質/工法別の防水層材料と性質
・タイルと左官材料を予習する(2時間)
・レポート1:アスファルト防水材料について(4時間)
第3回
外壁材料
タイルの製法・種類・性質/石材/セメント系板材の製造と性質/漆喰などの左官材料/建築仕上げ塗材
・石膏ボードと壁紙を予習する(2時間)
第4回
内壁・天井材料
壁紙・石膏ボードの分類、性質、使用範囲/木質系ボード/繊維強化セメント板/ロックウール板/塗料など
・フローリング材料を予習する(2時間)
・レポート2:タイル、石膏ボードおよびセメント系板材について(4時間)
第5回
床材料
フローリング/高分子系床タイルと床シート/畳/カーペット
・断熱材料と防火材料を予習する(2時間)
・レポート3:フローリングについて(2時間)
第6回
断熱・防火材料
断熱材料の分類と断熱工法/防火材料の分類/耐火被覆工法
吸音材料を予習する(2時間)
第7回
吸音・遮音材料
吸音材料の種類、特性および適用条件/遮音工法
レポート4:断熱材料および吸音材料について(4時間)
第8回
総括と期末試験
期末試験を実施する。
なし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
レポート20%、期末テスト80%
担当教員の許可を得られず、2回以上(2回含む)欠席する場合は、評価の対象外となる。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
建築材料を学ぶーその選択から施工まで
ISBN
9784844607403
著者名
谷川恭雄 他
出版社
理工図書
出版年
2019
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
新・建築材料II
ISBN
4901683209
著者名
田中亨二ほか
出版社
数理工学社
出版年
2005
備考
メッセージ
建築材料IIでは建築仕上げ材料と機能材料が解説される。これらの材料は、建築に優れる意匠性と使用性をもたせるために不可欠なものである。建築物の設計・建造を遂行するために、仕上げ材料と機能材料の知識が不可欠である。レポートの作成に当たっては参考書やインターネットからよく関連情報を調べ、幅広い知識を身に着けてください。
キーワード
仕上げ材料、機能材料、性質、選択法
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
建築材料I、建築施工学
履修条件
連絡先
内線電話:9731、または修学支援システムを通じて電子メールで連絡する。
オフィスアワー
火曜日5, 6時限
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