タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061631940 都市計画学Ⅰ[City Planning I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鵤 心治[IKARUKA Shinji]
担当教員[ローマ字表記]
鵤 心治 [IKARUKA Shinji]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
近代都市計画の哲学・思想を解説した上で、都市・地域計画の役割である、都市や地域の現実の問題を的確に把握し、その解決方法を提案する「技術」、及び、市民の合意のもとに将来の望ましい都市や地域の姿を描くための「技術」に関して講義する。
授業の到達目標
1.各種指標を用いて都市の性質及び都市と農村の関係を定量的に説明できる。
2.都市計画法、建築基準法の集団規定について基礎的な知識が説明できる。
3.都市の土地利用計画について基礎的な知識を説明できる。
4.住民参加のまちづくりに関して基礎的な知識を説明できる。
授業計画
【全体】
授業は、基本的な用語語の定義、考え方について説明し、都市計画の意義や法律の解説、計画立案手法を講義する。さらに、内外の事例を紹介しながら、理解を深める。スライドと板書を併用して講義を行う。中間レポートを活用して、実際の都市問題について考え、問題を解決する計画案を考えさせる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 都市論 都市計画の定義と意義についてまず理解し、産業革命以降の都市化と都市問題について概説する。 適宜支持する。4時間
第2回 都市計画論(1) 近代の都市計画思想(ハワード、ガルニエ、コルビジェ)について概説する。 適宜支持する。4時間
第3回 都市計画論(2) 近代の都市計画思想(ゲデス、リンチ、アレグサンダー)について概説する。 適宜支持する。4時間
第4回 都市の構成要素 道路、公園(緑地・オープンスペース)、建築等の都市施設について概説する 適宜支持する。4時間
第5回 都市の密度計画 各種の密度指標と用途地域制度について概説する。 適宜支持する。4時間
第6回 建築基準法(集団規定)と都市計画法 接道義務、形態制限、用途制限について概説する。 適宜支持する。4時間
第7回 土地利用計画(1) スプロール問題と土地利用コントロールの概念について概説する。 適宜支持する。4時間
第8回 土地利用計画(2) 都市計画制度と土地利用コントロールについて概説する 適宜支持する。4時間
第9回 トピックス 地方都市の中心市街地空洞化問題と郊外化現象について事例を通して紹介する。 適宜支持する。4時間
第10回 近隣住区理論 ペリーによる近隣住区理論を理解し、コミュニティの空間構成について概説する。 適宜支持する。4時間
第11回 都市の調査解析方法 都市に関するデータ収集方法とその解析方法について概説する。 適宜支持する。4時間
第12回 都市基本計画(マスタープラン) マスタープランの意義と役割、体系について概説する。 適宜支持する。4時間
第13回 住環境整備と地区単位の都市計画(1) 地区計画制度、まちづくり条例、緑化協定等による住環境整備手法について概説する。 適宜支持する。4時間
第14回 住環境整備と地区単位の都市計画(2) 参加の方法論(ワークショップ方式)と協働のまちづくりについて、事例と併せて概説する。 適宜支持する。4時間
第15回 総括-住民参加によるまちづくり 講義の総括とこれからの都市計画(まちづくり)の展望について講述する。 適宜支持する。4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
授業内のレポート 10%、学期末の筆記テスト 90%
教科書にかかわる情報
備考
授業内容に沿って適宜プリント資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 都市計画第3版 ISBN 9784320077140
著者名 日笠端 出版社 共立出版 出版年
参考書 書名 都市計画法を読みこなすコツ ISBN 9784761524203
著者名 高木任之 出版社 学芸出版社 出版年
参考書 書名 都市計画教科書第3版 ISBN 4395006124
著者名 都市計画教育研究会編 出版社 彰国社 出版年
参考書 書名 都市工学入門 ISBN 4306033023
著者名 高見沢実 出版社 鹿島出版会 出版年
参考書 書名 広重の浮世絵風景画と景観デザイン ISBN 9784873788203
著者名 萩島哲、坂井猛、鵤心治 出版社 九大出版会 出版年
備考
適宜指示する
メッセージ
2024年度は、対面授業を原則とするが、状況次第でオンライン授業に変更することがある。
都市計画・都市設計・まちづくりに関する文献を乱読することが望ましい。
キーワード
まちづくり、都市論、土地利用計画、都市計画法、建築基準法、マスタープラン、住民参加、住環境
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
都市計画学Ⅱ、建築計画学I・II
履修条件
連絡先
ikaruga@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
毎週月曜日14:30~16:30

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