開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
講義
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061720090
応用物理学I[Applied Physics I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
浅田 裕法[ASADA Hironori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
浅田 裕法 [ASADA Hironori]
特定科目区分
対象学生
循環環境
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
理系基礎科学として重要な物理学の基礎としての「波動」と「熱」について解説する。波動と熱に関係する我々の身の周りの様々な現象について考えさせる。
授業の到達目標
波動・光に共通した数学的記述の基礎を説明できる.波動,光,熱のもつ様々な性質が,どのような場合に顕著になるかを判断できる.熱力学的な状態とその変化を記述でき,各種の状態量とそれらの間の関係を説明できる.与えられた問題について,最も適切な原理,物理式等を選択できる.
授業計画
【全体】
授業は対面で行う。波動と熱に関する基本的な概念と法則を解説する。これにより、基本的な問題が解けるとともに、身の回りにある波動や熱の現象が説明できるようになすことを目標とする。このため、授業においては各回に演習問題を課し、授業終了時にそのレポートを提出させるとともに、宿題を2回課す。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
はじめに
授業計画、成績評価法、波動と熱に関する身近な現象、波動、横波と縦波
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第2回
波動の一般的性質(1)
波長、振動数、波の速さ、波の表現法
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第3回
波動の一般的性質(2)
波の重ね合わせの原理、波の反射と屈折、定常波
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第4回
音波(1)
音波(音)、音の速さ、うなり
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。また、これに加え、ノート・教科書、および数学のテキストも参考にし宿題を行う(目安:2時間)。
第5回
音波(2)
ドップラー効果
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第6回
光波(1)
光波(光)、光の速さ、光の反射と屈折
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第7回
光波(2)
光の分散、光の回折と干渉
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第8回
中間試験
波動に関する試験を行う
試験に向けてこれまでの復習を行う(目安:10時間以上)。
第9回
熱(1)
熱平衡、状態量、熱と仕事、熱容量
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第10回
熱(2)
理想気体の状態方程式、内部エネルギー
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第11回
熱力学第1法則(1)
熱力学第1法則、定圧変化、定積変化
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第12回
熱力学第1法則(2)
等温変化、断熱変化
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。これに加え、ノート・テキストを参考に宿題を行うこと(目安:2時間)
第13回
熱力学第2法則(1)
不可逆過程、熱力学第2法則、エントロピー増大の原理
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第14回
熱力学第2法則(2)
熱機関、カルノー・サイクル、カルノーの原理
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行う。
第15回
まとめ
学習内容の総括を行う
期末試験へ向けて準備学習・復習を行う(目安:3時間以上)。
第16回
期末試験
熱に関する試験を行う
期末試験へ向けて復習を行う(目安:10時間以上)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 30% D: --%
成績評価法
演習、宿題、中間および期末試験で評価する
演習 25%、宿題 5%、中間および期末試験 70%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
第5版 基礎物理学
ISBN
9784780610420
著者名
原 康夫
出版社
学術図書
出版年
2022
備考
1年次の「物理学Ⅰ」と「物理学Ⅱ」で使用した教科書を使用します(2018年版も可)
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
物理学を学ぶ上で最も重要なことは、物理学の思考法を身につけることです。
そのためには、暗記しようとしないで、自分で考え、自ら問題を解くことが大切です。
キーワード
波動、音波、光波、熱力学、エントロピー
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
asada@yamaguchi-u.ac.jp
研究室: 本館2階北235室
オフィスアワー
水曜日 5,6時限目
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