タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火1~2 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061720460 無機化学[Inorganic Chemistry] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
喜多條 鮎子[KITAJOH Ayuko]
担当教員[ローマ字表記]
喜多條 鮎子 [KITAJOH Ayuko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
専門科目をより深く理解していくために必要となる無機化学の基礎概念について解説する。
授業の到達目標
無機化学の基礎となる原子構造・化学結合・結晶構造や化学反応についての基礎を理解し、さらに無機物質の性質や特性についても説明することができる。 原子構造から、化学結合の理解を通し、無機物質の性質や特性について説明することができる。 身の回りにどのような無機材料が利用されているのか、なぜ利用されているかなどについて興味・関心を持つ 授業内で理解できない点について、復習・質問などを積極的に行う。 無機材料が示す特徴や、原子構造など無機化学の基礎理論について、文章を作成し、説明できる。
授業計画
【全体】
以下の計画に沿って進めていく予定であるが、理解度により進度を変更する可能性がある。
また、理解度を深めるため、演習や課題を取り入れる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 原子の構造(原子核) 原子核についての基礎的概念を学ぶ 授業内容の復習(4時間以上)
第2回 原子の構造(電子軌道) ボーアの水素模型の理解を深める 授業内容の復習(4時間以上)
第3回 原子の電子配置と周期表 電子軌道エネルギー、イオン化エネルギーや電子親和力について理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第4回 化学結合と分子の構造1 共有結合についての理解を深める 授業内容の復習(4時間以上)
第5回 化学結合について2 イオン結合や金属結合についての理解を深める 授業内容の復習(4時間以上)
第6回 元素の特徴1 様々な元素・化合物の特徴を理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第7回 元素の特徴2 様々な元素・化合物の特徴を理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第8回 中間試験 1~7回までの授業に関する中間試験を行う 授業内容の復習(4時間以上)
第9回 固体の化学1 様々な化合物の結晶構造について理解を深める 授業内容の復習(4時間以上)
第10回 固体の化学2 結晶構造の理解とX線回折の基礎を理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第11回 錯体の化学1 配位結合の基礎を理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第12回 錯体の化学2 錯形成の基礎について理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第13回 水に関する基礎概念 溶液内での溶媒和構造の理解を深める 授業内容の復習(4時間以上)
第14回 酸化還元反応(電気化学) 電極反応の基礎について理解する 授業内容の復習(4時間以上)
第15回 これまでの復習 これまでの復習を行う。 授業内容の復習(4時間以上)
第16回 期末試験 授業の理解度を評価する 授業内容の復習(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 5% D: 5%
成績評価法
中間・学期末筆記テスト100%(出席:欠格条件)
教科書にかかわる情報
教科書 書名 新しい基礎無機化学 ISBN 9784782705414
著者名 合原眞編著 ; 榎本尚也, 馬昌珍, 村石治人共著 出版社 三共出版 出版年 2007
備考
教科書に含まれない内容については、資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 シュライバー・アトキンス無機化学(下) ISBN 9784807908998
著者名 M. Weller [ほか] 著 ; 田中勝久 [ほか] 訳 出版社 東京化学同人 出版年 2016
参考書 書名 シュライバー・アトキンス無機化学(上) ISBN 9784807908981
著者名 M. Weller [ほか] 著 ; 田中勝久 [ほか] 訳 出版社 東京化学同人 出版年 2016
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
メールアドレス:kitajou@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特にありませんので、必要に応じてメールなどで連絡の上、居室へ来てください。

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