開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061740370
環境特別講義((初級真空技術))[Environmental Special Lecture]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
小柴 満美子[KOSHIBA Mamiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
小柴 満美子 [KOSHIBA Mamiko], 山田 洋明 [YAMADA Hiroaki], 川本 拓治 [KAWAMOTO Takuji], MOHD ANUARUDDIN BIN AHMADON [MOHD ANUARUDDIN BIN AHMADON], 楊 鯤昊, 石井 治之, 鈴木 春菜 [SUZUKI Haruna], 中山 雅晴 [NAKAYAMA Masaharu], 白石 僚也 [SHIRAISHI Ryoya]
特定科目区分
対象学生
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
真空技術の例のように、本学工学部全学科に関わる複数領域を跨ぐ学術領域の形成能力が次世代リーダーに求められる。そこで本学工学部全学科の各教員により、グリーン、SDGs、ヘルス、DXなど、専門領域のアップデートな学術知見を講義で学ぶ。現代や未来の社会課題を見渡し、自らの主体的学術形成により解決を具現化する能力を身に着ける。
授業の到達目標
異なる専門領域の知見を理解し課題解決に役立てる能力、解決するための調査、開発、検証プロセスの立案する能力、他者に伝える能力を形成する。
授業計画
【全体】
本学で活躍する全学科の教員の先端的な研究教育分野について学び、自らの主体的学術の形成と、これに基づく社会課題の解決提案を行う。現在記載する授業内容は初級真空技術を課題とする場合の例示とし、各回担当教員による専門領域におけるアップデートされた授業内容および課題が提示される。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
"真空とは何か(1)":
真空の定義の分類・真空度を表す単位・真空の作成方法および利用方法について概説する.
特になし(復習・予習4時間以上)
第2回
"真空とは何か(2)":
実習内容の概説、真空と気体(液体)の性質(音、飽和蒸気圧(沸騰))、すべて体感型。
特になし(復習・予習4時間以上)
第3回
"真空の理解(1)":
真空を理解するために、「圧力差・熱伝達し難い・蒸発し易い・衝突し難い・放電」という真空の効果とその利用について概説する。このコマでは、「圧力差」と「熱伝達し難い」について説明する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第4回
"真空の理解(2)":
真空を理解するために、「圧力差・熱伝達し難い・蒸発し易い・衝突し難い・放電」という真空の効果とその利用について概説する。このコマでは、「蒸発し易い」・「衝突し難い」・「放電」について説明する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第5回
"真空の作成と真空の計測":
真空空間を作成するための真空ポンプと真空を計測する真空計について、その分類と動作原理について概説する。
特になし(復習・予習4時間)
第6回
"実習(1)":
実習内容の概説およびガイスラー管を用いた真空放電実験を行う。
特になし(復習・予習4時間以上)
第7回
"演習(1)":
「真空の理解」、「真空の作成と真空の計測」について演習を行う。
特になし(復習・予習4時間以上)
第8回
"真空装置の構成と真空排気特性":
真空部材の材料の選定方法および真空排気特性について概説する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第9回
実習
油拡散ポンプを用いた真空排気装置またはターボ分子ポンプを用いた真空排気装置を用いて、真空装置の扱い方や真空排気特性について実習する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第10回
講義
スパッタ法などの、薄膜や微粒子の形成技術、プラズマを利用したエッチング加工技術について概説する.
特になし(復習・予習4時間以上)
第11回
講義
化学反応における真空および減圧の利用について概説する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第12回
実習(2):
「薄膜形成実習」或いは「リフトオフ実習」を行うことで、真空下におけるプラズマ利用技術の基礎について習得する。
特になし(復習・予習4時間以上)
第13回
実習(3):
有機溶媒の減圧蒸留の実習を行うことで、化学分野での真空利用技術を学ぶとともに、溶媒精製法の基礎について学ぶ。
特になし(復習・予習4時間以上)
第14回
演習(2):
「真空装置の構成と真空排気特性」、「真空の利用」について演習を行う。
特になし(復習・予習4時間以上)
第15回
達成度テスト:
達成度テスト
特になし(復習・予習4時間以上)
第16回
振り返り:
達成度テストで表れた課題がある場合、これを伝える
特になし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
レポート 50%、学期末の発表テストと資料 50%
教科書にかかわる情報
備考
Moodleにて本講義の教科書に代わるPDFが用意されているので、必ず講義が始まる前にダウンロードし、予習することが望ましい。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
受講人数を限定する場合がありますので、その場合はガイダンスとは別に説明会を開く場合があります。
キーワード
ものづくり、真空の理解、真空装置、真空の利用、真空実習、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
電気電子材料
履修条件
連絡先
山口大学工学部附属ものづくり創成センター(内線9814)
オフィスアワー
9時~18時
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