開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講義
9.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061920351
テクニカルコミュニケーションⅠ((BCGⅠ))[Technical Communication Ⅰ]
英語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
貞光 宮城
ー
担当教員[ローマ字表記]
貞光 宮城
特定科目区分
対象学生
機械
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
【履修要件】
TOEIC 450 点以上(2年進級時)
(TOEIC 550 点以上の学生は、ESE-I の受講を強く推奨する)
なぜ工学部生がビジネス英語を学ぶのか? グローバルエンジニアとして将来活躍したいと考える工学部生にとって、国際ビジネスの現場で使われている状況別の基礎英会話力は、大変有益なコミュニケーションツールである。また、日系企業が採用・人事の際に、最も語学力評価の基準として導入しているのがTOEICスコアであり、TOEICでは、ビジネスに関連した語彙・表現が頻出である。従って、ビジネストピックを通じて英語を学ぶことは、TOEICスコアアップの一助になるとともに、参加型協同学習に取り組むことにより、能動的コミュニケーション力を身に着けることが出来るであろう。更に、基礎的なEmail作成にも取り組むことで、英文ライティング力に対する意識づけを各受講生が高める機会を提供する。なお、この科目は実務経験(翻訳)のある教員による授業科目であり、実社会で実際に使用される英語(および日本語)の状況を踏まえた上で、可能な限り実践的なトレーニングを行う。
授業の到達目標
この英語科目群には、学生の英語力に応じて以下のようないくつかのコースが含まれる。コースによって具体的な学習内容は異なるが、実践的な英語の運用トレーニングを行い、コミュニケーション能力の基礎を固め、エンジニア・科学者が国際的な現場で必要となる実用的な技術英語・工業英語を身に付ける。
ESE I(TOEIC 550点以上)
BCG I(TOEIC 450点以上550点未満)
ECE(TOEIC 450点未満)
BCG I クラスの到達目標は、以下のとおりである。
1) 本科目受講後の工学部英語科目群(BCG-II, ESE-II, Academic Writing等)履修時において自律学習が出来るよう、基礎ビジネス英会話力・コミュニケーション力の習得を目指す。
2) 基礎的なビジネスEmailライティング力習得を目指す。
3) 座学中心の英語授業ではなく、コミュニケーション中心の英語習得方法で、英語学習に対する動機付けを図る。
4) TOEIC450のレベルをTOEIC550以上の総合力に高めることを目指す。
JABEE学習・教育目標のうち以下の目標を達成する。
(A) 機械(機械・構造物、各種製品の総称)の開発・設計・製造・運用を通して人類社会の利益と安全に貢献する技術者としての能力を身につける。また、教養と国際性として、共通教育を通じて自然現象・社会・文化と科学技術とのかかわりについて認識をもち,国際社会に対応できる語学力を身につける。
(F) 日本語の論述力、研究発表やグループ討論のコミュニケーション能力、英語による国際的なコミュニケーションの基礎能力を身につける。
授業計画
【全体】
ビジネス英会話の基礎を固めるべく、発話・コミュニケーションを主体にした授業によって能動的スキルの習得・向上を図る。また、ビジネスemailライティングの基礎技術を合わせて学んでいく。定期試験は行わず、第15週授業終了後に最終課題を実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
Introduction
<Moodle、授業>
・この科目について
・受講の仕方
・予習・復習の仕方、など
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
Conversational strategy
<Moodle、授業>
・英語での反応
・教室英語
・会話力
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
Telephone Talk Ⅰ
<Moodle、授業>
・ビジネス電話
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
Telephone Talk Ⅱ
<Moodle、授業>
・ビジネス電話
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
Telephone Talk Ⅲ
<Moodle、授業>
・ビジネス電話
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
Listening Skill Development Workshop
<Moodle、授業>
・リスニング強化
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
Business Meeting Ⅰ
<Moodle、授業>
・ビジネス会議
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
Business Meeting Ⅱ
<Moodle、授業>
・ビジネス会議
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
Business trip Ⅰ
<Moodle、授業>
・出張
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
Business trip Ⅱ
<Moodle、授業>
・出張
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
Basic business email writing Ⅰ
<Moodle、授業>
・ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
Basic business email writing Ⅱ
<Moodle、授業>
・ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
Basic business email writing Ⅲ
<Moodle、授業>
・ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
Hotel talk Ⅰ
<Moodle、授業>
・ホテルでの英語
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
Hotel talk Ⅱ
<Moodle、授業>
・ホテルでの英語
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
最終課題
<Moodle>
最終課題の準備4時間以上
今後の学習について検討
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 50% D: 10%
成績評価法
【全体】
定期試験は行わず、学期末に最終課題を課す。評価の内訳は以下のとおりとし、総合的に評価する。
・授業内学習:
単語クイズ、Classroom Report、課題(35%)
・授業外学習:
課題、最終課題(50%)
・授業態度:
授業への貢献度、参加度(15%)
【欠格条件】
・授業への出席
全授業の80%以上の出席がなければ、不合格となる。
(全15週の授業の場合、4回以上の欠席で不合格)
無断での遅刻、途中退席、内職、居眠り、等は出席とはみなされない。
また、「単語クイズ」「ふりかえり」は授業中出席の必要条件である。
・最終課題の提出
学期末の最終課題の提出がなければ、不合格となる。
【自律学習ポイント】
開講期間中に自分でTOEIC公開試験あるいは大学が認めたTOEICテストを受験し、550点以上を取得した場合は、その自律的な学習を成績評価に加味する(詳細は第1回授業にて説明)。
ただし、
※ 大学が定めた成績評価の期日に間に合うように、スコアが提示・確認ができなければ、適用できない。
※ 本シラバス公開時点では、オンラインTOEICのスコアを大学としては認めていない。各自、確認すること。
※ スコアを大学へ報告すること。確認が取れない場合は適用できない。
教科書にかかわる情報
備考
(1)毎回の授業にノートパソコンを持参すること。
それ以外の機器を使用し、トラブルが生じても、対応できない。
(2)教材は、Moodleからアクセスできる本授業用コンテンツを使用(受講登録した学生限定)。
必ず授業開始前に教材のダウンロードを終えて出席すること。
ノートパソコンや、タブレット端末で教材を持参することも可。
解答を書き込むことが出来る利便性を考えると、教材をプリントアウトの上持参することが望ましい。
(3)英和・和英辞典を常に使えるように準備しておくこと。
翻訳サイトやソフト、AI等は辞書ではない。使用は厳に禁止する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
留意点1: この授業はコミュニケーションのための授業である。実際に相手とやり取りするトレーニングを行う。参加・協力の意思を示さなければ評価できない。
留意点2: アクティブラーニングであっても、節度をわきまえること。スピーキングは非常に楽しくなってくるものであるが、学習にそぐわない言動(不必要に大きな声を出す、不適切なスラング等を用いる、不必要に教室内で動き回る、等)は他の学生の迷惑となりうる。学習環境を保つため、退出を命ずることがある。
留意点3: 授業の進行上、授業内容の順番が変更になる可能性がある。
留意点4: 受講人数によっては、2クラス(教室)に分けて授業を実施することがある。
留意点5: 授業では、授業内容理解の自己評価、授業振り返り等のアンケートや自由記述を配布することがあり、教育目的で使用する。また、これらは匿名にて研究目的で使用することがある。
留意点6: 自主的・積極的なTOEIC試験の受験を推奨する【自律学習ポイント】。実施スケジュールを確認し、自分の学習のために、計画的に活用すること。
キーワード
コミュニケーション能力、ビジネス英語、プレゼン英語、英文エッセイの構成、面接英語、自律学習、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
テクニカルコミュニケーション科目群(BCG-II, ESE-I, ESE-II, Academic writing)
履修条件
TOEIC 450 点以上(2年進級時)
・TOEIC 550 点以上の学生は、ESE-I の受講を強く推奨する。
・履修要件を満たしていないことが後になって判明した場合、登録は削除される。
またその処分については、大学の規定にしたがう。
連絡先
工学部 工学基礎教育 准教授 貞光宮城
miyagis◉yamaguchi-u.ac.jp
(◉を@に変えて送信してください)
オフィスアワー
相談等、次の手順で対応します。
(1)大学のメールで上記メールアドレスに事前連絡する。
(2)お互いのスケジュールを調整して、日程を決める。
※ 突然、研究室に来ても対応できません。
※ 大学のメール以外(修学支援システムやMoodleのメッセージ等を含む)では、返信も対応もできません。
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