タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木7~8 講義 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061920353 テクニカルコミュニケーションⅠ((BCGⅠ))[Technical Communication Ⅰ] 英語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
植村 隆[UEMURA Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
植村 隆 [UEMURA Takashi], 貞光 宮城
特定科目区分   対象学生 社建、知能、感性 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
【履修要件】TOEIC 450 点以上(2年進級時)
(TOEIC 550点以上の学生は、ESE-Iの受講を強く推奨する)

今や企業の規模を問わず海外との取引は日常的に行われており、多くの工学部生にとってその専門性と英語コミュニケーション能力を身に着けることは、活躍のための大きな武器となり得る。グローバルな舞台でエンジニアとして将来活躍したいと考える工学部生にとって、国際ビジネスの現場で使われている状況別の基礎英会話力習得は、大変有益なスキルである。また、日系企業が採用・人事の際に、最も語学力評価の基準として導入しているのがTOEICスコアであり、TOEICでは、ビジネスに関連した語彙・表現が頻出である。従って、ビジネストピックを通じて英語を学ぶことは、TOEICスコアアップの一助になるとともに、参加型協働学習に取り組むことにより、能動的コミュニケーション力を身に着けることが出来るであろう。更には、英文ライティングのルールを理解し、基礎的なEmailや英文Essay作成にも取り組むことで、研究室配属や大学院進学時に必要とされる英文アカデミックライティングの基礎力を涵養する。

なお、この授業の担当教員はそれぞれ以下のような実務経験を持つ。

植村:多国籍企業での実務と全国展開民間英語学校での実践的4技能指導・資格対策指導経験を有し、キャリア構築に付加価値となる英語コミュニケーション能力育成を図る。

貞光:英日/日英翻訳(実務、文芸)に従事した経験を有し、実社会で実際に使用される英語(および日本語)の状況を踏まえた上で、可能な限り実践的なトレーニングを行う。
授業の到達目標
この英語科目群には、学生の英語力に応じて以下のようないくつかのコースが含まれる。コースによって具体的な学習内容は異なるが、実践的な英語の運用トレーニングを行い、コミュニケーション能力の基礎を固め、エンジニア・科学者が国際的な現場で必要となる実用的な技術英語・工業英語を身に付ける。
ESE I(TOEIC 550点以上)
BCG I(TOEIC 450点以上550点未満)
ECE(TOEIC 450点未満)

BCG I クラスの到達目標は、以下のとおりである。
1) 本科目受講後の工学部英語科目群(BCG-II, ESE-II, Academic Writing等)履修時において自律学習が出来るよう、基礎ビジネス英会話力・コミュニケーション力の習得を目指す。
2) 基礎的なビジネスEmailライティング力習得を目指す。
3) 座学中心の英語授業ではなく、コミュニケーション中心の英語習得方法で、英語学習に対する動機付けを図る。
4) TOEIC450のレベルをTOEIC550以上の総合力に高めることを目指す。
授業計画
【全体】
ビジネス英語会話の基礎を固めるべく、発話・コミュニケーションを主体にした授業によって能動的スキルの習得・向上を図る。また、ビジネスemailライティングの基礎技術を合わせて学んでいく。第15週授業終了後の定期テスト週間に前期末課題を実施する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 Introduction コースオリエンテーション
・この科目について
・受講の仕方
・予習・復習の仕方、など
Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 Conversational Strategy ・英語コミュニケーション活性化のための戦略 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 Telephone Talk Ⅰ ・英語によるビジネス電話応対 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 Telephone Talk Ⅱ ・英語によるビジネス電話応対 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 Telephone Talk Ⅲ ・英語によるビジネス電話応対 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 Listening Skill Development Workshop ・リスニング力(および英語総合力)強化の学習戦略 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 Business Meeting Ⅰ ・会議での英語 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 Business MeetingⅡ ・会議での英語 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 Business Trip Ⅰ ・海外出張で必要とされる英語 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 Business Trip Ⅱ ・海外出張で必要とされる英語 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 Basic Business Email WritingⅠ ・ビジネスメール Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 Basic Business Email WritingⅡ ・ビジネスメール Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 Basic Business Email WritingⅢ ・ビジネスメール Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 Hotel Talk Ⅰ ・海外ホテルでの会話 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 Hotel Talk Ⅱ ・海外ホテルでの会話 Moodleの授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。

前期末課題の指示を出すため提出期限までに取り組み提出を完了すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
【全体】
定期試験は行わず、学期末に最終課題を課す。
評価の内訳は、小テスト・授業内レポート(35%), 宿題・授業外レポート(50%), 授業態度・授業への貢献度・授業への参加度(15%)とし、総合的に評価する。

【欠格条件】
・授業への出席
全授業の80%以上の出席がなければ、不合格となる。
 (全15週の授業の場合、4回以上の欠席で不合格) 
・最終課題の提出
 学期末の最終課題の提出がなければ、不合格となる。

【自律学習ポイント】
本コース受講中に、大学が認めたTOEICテストを受験し、550点以上を取得した場合は、スコアを成績評価に加味する(詳細は第1回授業にて説明)。
ただし、本シラバス 公開時点では、オンラインTOEICのスコアを大学としては認めていない。各自、確認すること。
TOEIC(IP)開催情報および申し込みについては、受講生自らの責任において情報収集を定期的に行うこと。

【その他】
・単語テストの合格ラインは7割の正答とし、それ未満は不合格とする。
・単語テストの受験は、原則、授業中教室内で指定された時間帯でのみ受験可能とする。妥当な理由なき遅刻により受験出来ない場合は不合格とする。やむを得ぬ事情で遅刻し受験が出来ない場合は、事前に山口大学のメールで担当教員まで報告のこと。
・授業内外レポートは共に質・量を総合的に判断し、大幅な改善が必要な場合は不合格とする場合がある。
教科書にかかわる情報
備考
①moodleからアクセスできる本授業用コンテンツを使用(受講登録した学生限定)。ノートパソコンや、タブレット端末で教材にアクセスできるが、必ず授業開始前までに教材のダウンロードを終えて出席すること。②回答記入用の授業用ノートを各自で毎回準備のこと。③英英・英和・和英辞典を各自準備のこと(電子媒体が望ましいが紙媒体も可)。④しっかりと充電した上で、毎回の授業にパソコンを持参すること。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
留意点①:当科目は、工学部2年生への進級時に「TOEIC450以上を取得している学生」が対象です。(TOEIC550以上取得の工学部生はESE-Iを受講願います。)
留意点②:本授業では、皆さんの将来のキャリアのプラスになるよう授業外で自主的・積極的なTOEIC(IP)試験の複数回受験を推奨します。実施スケジュールは各自で小まめに確認してください。
留意点③:授業の進行上、授業内容の順番が変更になる可能性があります。また、授業外指示は授業の進捗状況等に応じて適宜変更することがあります。その際は、授業内(もしくは修学支援システムのメッセージ等)での指示を忘れずに守って下さい。
留意点④:受講人数によっては、2クラスに分けて授業を実施することがあります。その場合には、原則、第1回授業開始前もしくは第1回授業にてクラス分けの発表をしますので、クラス分けの発表および第2回目の授業以降は、指定された担当教員の授業の方に出席してください。
留意点⑤:授業では、小テスト(単語・表現等)、レポート・課題、授業振り返り等のアンケート、自由記述、授業に関する任意でのインタビューを実施することがあり教育目的で使用します。また、これらは匿名にて学術・研究目的で使用することもあります。
留意点⑥:スピーキングは非常に楽しくなってくるものであります。しかし行動常識をわきまえた上で(授業内での脱帽、水・茶以外の飲料持ち込みを控えることも含む)、積極的に英語で発話および授業参加を心掛けて下さい。(不必要に大きな声を出す、不適切なスラング等を用いる、不必要に動き回る等は受講者の学習環境維持のため退席を命じる等の措置を講じます)
留意点⑦:上記の留意事項があるとはいえ、英語による発話がそがれることはあってはなりません。適切に楽しみながらコミュニケーションを図れば充実したレッスン時間を過ごすことができるはずであります。
留意点⑧: 担当教員による授業観察により、受講生の理解状況をふまえながら適宜日本語による指導も含みます。
キーワード
実務家教員, 協働学習, アクティブラーニング, Communicative Language Teaching, English for Specific Purposes, Peer Teaching
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
BCG II, ESE I, ESE II, Academic writing
履修条件
工学部2年進級時にTOEIC450以上を取得している必要があります(本試験を受験した場合はスコアレポートを教務係指定の期日までに必ず提出のこと)。尚、TOEIC550以上取得の場合は、ESE-Iの受講をお願いします。
連絡先
工学基礎教育(英語教育) 教授 植村 隆
email: t-uemura★yamaguchi-u.ac.jp
(★マークは@に変えて送信下さい)

工学基礎教育 准教授 貞光 宮城
email: miyagis★yamaguchi-u.ac.jp
(★マークは@に変えて送信下さい)

★注意★
山口大学のメール以外(修学支援システムおよびMoodleのメッセージ、個人のメールアドレスから発信のメール)の方法での連絡については返信の対応は致しかねますので、必ず山口大学のメールを利用ください。

オフィスアワー
まず、大学指定のWebメールにて自分の担任教員の上記メールアドレスに直接連絡のこと。柔軟にミーティングのスケジュールを調整・対応します。

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