開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061930370
工学概論[Introduction of Engineering Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
若佐 裕治[WAKASA Yuji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
若佐 裕治 [WAKASA Yuji], 藤井 文武 [FUJII Fumitake], 坂野 文菜 [BANNO Ayana], 吉本 憲正 [YOSHIMOTO Norimasa], 渡邊 学歩 [WATANABE Gakuho], 吉本 誠 [YOSHIMOTO Makoto], 中山 雅晴 [NAKAYAMA Masaharu], 長浜 太郎 [NAGAHAMA Taroh], 倉井 聡 [KURAI Satoshi], 福士 将 [FUKUSHI Masaru], 王 元元 [OH Gengen], 三浦 克弘 [MIURA Katsuhiro], 清水 里司 [SHIMIZU Satoshi], 今井 剛 [IMAI Tsuyoshi], 佐伯 隆 [SAEKI Takashi]
特定科目区分
対象学生
知能・感性を除く
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
高校工業の視点から,工学部で開講されている様々な分野の概論を学ぶ。
本科目は,機械工学科のディプロマポリシーのうち,以下の項目に該当する。
DP4.機械工学の専門技術に関する知識とそれらを応用する能力を身につけている。
本科目は,社会建設工学科のディプロマポリシーのうち,以下の項目に該当する。
DP1.土木・環境分野の確かな基礎力
本科目は,応用化学科のディプロマポリシーのうち,以下の項目に該当する。
DP3.工学専門知識:専門教育により高度化する化学、とりわけ環境、エネルギー、生命工学における専門的基礎知識を身につけている。
本科目は,電気電子工学科のディプロマポリシーのうち,以下の項目に該当する。
DP2.電気電子工学の核である回路理論と電磁気学を深く理解し応用する能力を身につけている。
本科目は,循環環境工学科のディプロマポリシーのうち,以下の項目に該当する。
DP1.「専門基礎力」環境科学に関する基礎的科目群を基盤とし、環境物質科学、環境システムおよびリベラルアーツに関する科目群を体系的に習得している。
授業の到達目標
工業の各分野に関する基礎的知識を理解し、説明できる。
一つの事象に対して,工業的な見方ができる。
工業全般の分野に関心を持つとともに、教育の観点からも関心を持っている。
授業計画
【全体】
工業に関連する機械,電気,電子,情報,建築,土木,化学及び環境の各分野の概論について各分野の専門家がオムニバス形式で開講する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
工学概論の目的,工学教育の歴史,山口大学,工学部の歴史,必要とされる技術者像について学ぶ。
授業で学んだことを振り返り,これからの社会と工学教育者に求められる資質や能力について考えること.(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
機械工学概論1
IoTとメカトロシステム
機械工学の基礎力学をYouTube等WEB資料で自習すること.(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
機械工学概論2
制御的なものの考え方と四力(特に機械力学)の関係
指示するレポート課題の解答を作成し,提出すること.(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
社会建設工学概論1
土木基礎力学,土質力学,防災工学
別途指示するレポート課題を提出すること(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
社会建設工学概論2
構造工学,耐震工学,建設情報処理演習
別途指示するレポート課題を提出すること(学習時間の目安:4時間)
第6回
応用化学概論1
工業化学,化学工学:化学製品の開発の歴史,生産方法
事前に資料を配布するので,目を通しておいてください。(学習時間の目安:4時間)
第7回
応用化学概論2
エネルギー・環境と化学
事前に資料を配布するので,目を通しておいてください。(学習時間の目安:4時間)
第8回
電気電子工学概論1
電気工学の基礎,電気エネルギー,電気機器,電力技術
課題の提出(学習時間の目安:4時間)
第9回
電気電子工学概論2
電子技術,電子回路,電子計測制御
(1)これまでに学んだ内容(電流,電圧,電気抵抗,オームの法則,直流,交流,半導体,デジタルとアナログ,2進数,論理回路など)を復習して、講義を受講してください。(2)復習と課題に取り組むために必要な学修時間の目安は4時間以上です。
第10回
知能情報工学概論1
コンピュータの歴史と動作原理
講義内容を踏まえて復習を行い、インターネット等を用いてコンピュータ関連の直近の動向を確認すること(学修時間の目安: 4時間程度)。
第11回
知能情報工学概論2
〜ソフトウェア開発の歴史と未来〜
・Society 5.0を踏まえた今後の工業高校の情報教育及び学習指導要領の展望
・ソフト開発の変遷と未来及び今後の人材育成像
講義内容を踏まえて復習を行い、インターネット等を用いてSociety 5.0やソフトウェア業界の最新動向を確認すること(学習時間の目安: 4時間程度)。
第12回
建築概論1
建築におけるデザインについて
"デザインの概念について、事例を調べ考察を深める(学修時間の目安4時間) レポート提出を求める"
第13回
建築概論2
建築法規,設備計画,空気調和設備,衛生・防災設備,都市計画
予習・復習 (学修時間の目安4時間)
第14回
循環環境工学概論1
衛生工学(環境浄化・環境保全)
講義中に宿題のレポート課題を出します。修学支援システムから提出期限内に提出ください。
(学習時間の目安:4時間)
第15回
循環環境工学概論2
環境化学、化学工学
循環環境工学科のホームページで各教員の研究概要を閲覧し、持続的社会実現のための取組みを理解する。(目安時間:2時間)
地中上の炭素の収支について、レポートを課す。(目安時間:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート 100 %
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて資料を配付する。
参考書にかかわる情報
備考
文部科学省ホームページで「高等学校学習指導要領解説 工業編」(平成30年7月)を入手できる。
メッセージ
キーワード
第6週:生体分子,バイオプロセス,化学工学
第7週:エネルギー,化石燃料,炭酸ガス,エネルギーミックス,原子力,バイオマス,再生可能エネルギー,炭素循環,窒素循環
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
工学部教務係
en303@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
1回目の授業において、各教員の連絡先が紹介される予定である。
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