開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~8
実験・実習
9.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062120090
ものづくり創成実習II[Design & Engineering Practice II]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
白石 僚也[SHIRAISHI Ryoya]
ー
担当教員[ローマ字表記]
白石 僚也 [SHIRAISHI Ryoya]
特定科目区分
対象学生
航空宇宙
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
授業の目的は、基本的な機械工作と3次元図面作成ができるようになることである。
この講義は、工作実習及び立体構成演習から構成される。工作実習では、機械工作工房において旋盤、フライス盤、手仕上げの実習を通してスマートフォンスタンドの製作を行うとともにNC工作機械の体験も行う。また、資料及び見学を通して溶接・切断について学習する。立体構成演習では、投影法を用いた立体の作図と展開図にもとづく立体の製作を行い、さらに3D-CADソフトを用いた立体モデルの作成を行う。
本講義は、大型船舶におけるエンジンの運転・検査の実務経験を有する教員が担当する。
実務経験を活かし、設計・制作の現場で使われる具体的なノウハウを導入した講義を行う。
授業の到達目標
(1)工作機械およびCADソフトの操作法の習得を通じて、自己成長意欲をもって自主的・継続的に学習する能力を身につける。
(2)立体やスマートフォンスタンドの製作を通じて学科授業で学習した内容を実践し、機械工学に関連した種々の課題を解決するためのデザイン能力を身につけ
る。
(3)指定された期間内でのスマートフォンスタンド製作を通じて、計画の遂行能力を身につける。
(4)工作実習のレポート作成を通じて、結果の解析と考察を行う能力を身につける。
授業計画
【全体】
工作実習(4週)と立体構成演習(4週)から構成される。工作実習においては、4週のうちの3週で旋盤、フライス盤、手仕上げの実習を通じてスマートフォンスタンドを製作するとともにNC工作機械を体験する。残りの週で溶接・切断の学習を行う。立体構成演習においては、4週のうちの2週で、立体の表現や作成の実習を行い、残りの2週で3D-CADソフトの実習を行う。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
工作実習(旋盤)
スマートフォンスタンドの部品を旋盤で加工する。
実習内容についてレポートを作成する(4時間)。
第2回
工作実習(フライス盤)
スマートフォンスタンドの部品をフライス盤で加工する。
実習内容についてレポートを作成する(4時間)。
第3回
工作実習(手仕上げ)
手仕上げ作業を行いスマートフォンスタンドを完成させる。NC工作機械の体験をする。
実習内容についてレポートを作成する(4時間)。
第4回
工作実習(溶接・切断)
講義資料を見て学習し、その後実際の作業を見学する。
実習内容についてレポートを作成する(4時間)。
第6回
立体構成演習(立体の理解)
三面図を元に立体の投影図を描く。
製図教科書の「図法」の項目について予習する(4時間)。
第7回
立体構成演習(立体の理解)
投影図を元に展開図を作成、立体を構成する。
製図教科書の「図法」の項目について予習する(4時間)。
第8回
立体構成演習(3D-CAD演習)
3D-CADを用いて立体モデルの概形を作成する
AutoCAD2013の概略について予習する(4時間)。
第9回
立体構成演習(3D-CAD演習)
3D-CADを用いて寸法を指定した立体モデルを作成し、寸法線を入れる
AutoCAD2013の概略について予習する(4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 95% D: --%
成績評価法
授業内での制作作品とレポートにより評価する。
制作作品50%, レポート50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
創成実習の手引き
ISBN
著者名
出版社
出版年
教科書
書名
立体構成演習の手引き(プリント)
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
JISにもとづく標準製図法 第13全訂版
ISBN
9784274069529
著者名
津村 利光、大西 清
出版社
オーム社
出版年
2013
参考書
書名
AutoCAD 2021/AutoCAD LT 2021公式トレーニングガイド
ISBN
9784822286439
著者名
オートデスク
出版社
日経BP
出版年
2020
備考
参考書1は機械基礎製図Iの教科書。参考書2は工学部図書館で利用可能
メッセージ
工作実習:実習に先立って工作実習の手引きを読んでおく。
立体構成演習:授業前にAutoCADを実際に操作してみる。
キーワード
工作機械、切削法、表面加工、溶接、切断、投影法、3D-CAD
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
ものづくり創成実習I、機械基礎製図(I・Ⅱ)、機械情報工学演習、生体・ロボット工学概論、機械工学実験、卒業研究
履修条件
連絡先
白石 僚也 (しらいし りょうや)
TEL: 0836-85-9108 (内線 9108)
E-mail: shiraishi@yamaguchi-u.ac.jp
居室: 機械・社建棟 5階 B509
オフィスアワー
月曜日16:00-17:00
ページの先頭へ