開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月5~6
演習
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062120360
機械工学演習B[Exercise B in Mechanical Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森田 実[MORITA Minoru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森田 実 [MORITA Minoru], 中原 佐 [NAKAHARA Tasuku]
特定科目区分
対象学生
航空宇宙
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
機械工学の中で重要な基礎科目をなす4力(熱力学,流体力学、材料力学、機械力学)のうち材料力学と機械力学について、毎週、演習問題と課題を解く練習を行うことにより理解を深める。
授業の到達目標
材料力学、機械力学に関する演習問題を解くことにより、当該分野の知識と応用力を高め、関連する現象を説明できる。
材料力学、機械力学にまつわる諸問題の因果関係を指摘できる。
材料力学、機械力学にまつわる諸問題の原因や解決策を討議できる。
授業計画
【全体】
材料力学Iの内容を中心とした演習を行う。毎回の講義で基本例題の解説の後、演習問題の解いてもらい、チェックする。
機械力学Iの内容を中心とした演習を行う。毎回の講義で基本例題の解説の後、演習問題の解いてもらい、提出・チェックする。
担当形態(オムニバス)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
引張り・圧縮の静定問題
応力とひずみ,フックの法則
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
引張り・圧縮の不静定問題
静力学の平衡条件、フックの法則、適合条件式の連立
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
トラス・骨組構造
トラスの平衡条件,トラス部材の変形・変位
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
せん断応力・歪み
せん断力,応力,歪みおよび部材の軸と力の軸の関係
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
はりの曲げ
符号の約束,断面の応力,断面二次モーメント,せん断力線図と曲げモーメント線図
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
はりのたわみ
たわみの微分方程式、境界条件と連続の条件
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
材力まとめ
以上の内容を復習
担当教員:中原
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
材力試験
演材料力学に関する試験を実施
担当教員:中原
できなかった問題は,基本原理から再度学習する.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
力学に関する基本事項
動力学に関連した演習問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
不減衰系の自由振動
1自由度不減衰系の自由振動問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
等価ばね定数
ばねモデルに対する振動問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
減衰系の自由振動
粘性減衰振動系の自由振動に関する演習問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
振動のアナロジー
衝突振動,電気回路の振動に関する演習問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
強制振動
力,あるいは,変位による強制振動に関する演習問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
等価質量・等価ばねを含む系の自由振動
複合的な1自由度系に関する演習問題を解く.
担当教員:森田
基本問題を当該時間内に正解し,応用問題を次週までの宿題とする.
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
総括
講義の総括としてレポートを作成する
担当教員:森田
レポートを作成し提出すること(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 80% D: --%
成績評価法
材力)
知識・理解および思考・判断の観点は試験と宿題で判断する.関心・意欲の観点は小テストと宿題で判断する.試験50%と日常点(小テスト,宿題)50%で評価する.
機力)
知識・理解および思考・判断の観点は授業内外レポート,最終レポートで判断する.関心・意欲の観点は授業内外レポートで判断する.最終レポート50%と日常点(授業内外のレポート)50%で評価する.(※期末テストを実施することもある)
出席は欠格条件とする.
※それぞれの専門について最低限の理解をしてもらうため,材力・機力どちらかの一方の成績が4割に満たない場合は,原則単位を出さない.
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
工業基礎振動学,斎藤秀雄,養賢堂,1977年
機械力学,谷口修,渡辺茂,奥村敦史,裳華房,1976年
実用機械振動学,國枝正春,理工学社,2000年
材料力学,宮本 博,菊地正紀共著,裳華房,1987年
メッセージ
毎回の授業で生じた疑問を演習問題を解く過程で明らかにする.そして,宿題の課題を自力で解く練習を重ねることが思考力と計算力を高める近道です.計算結果としての物理量の次元・単位を常に念頭におくことが大切です.
キーワード
応力,ひずみ,内力,許容応力,不静定問題,せん断力,曲げモーメント,断面2次モーメント,はりのたわみ,重ね合せ法,主応力,モール円,自由度,自由振動,固有振動数,減衰比,強制振動,振動伝達率、ねじり、組合せ応力、剛体の力学、固有地と固有ベクトル、振動絶縁
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
基礎セミナー,生体・ロボット工業数理,材料力学I,機械力学I
履修条件
連絡先
(材力分野)機械実習棟 微小生体機械学研究室2階,中原,tasuku[at]yamaguchi-u.ac.jp,Tel 0836-85-9163
(機力分野)機械・社建棟4階402室,森田,mmorita[at]yamaguchi-u.ac.jp, Tel 0836-85-9138
オフィスアワー
事前に連絡しアポイントを取ること.
毎週水曜日13:00-14:30
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