タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~8 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062130400 機械航空工学演習[Exercise in Mechanical Engineering for Aeronautics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田之上 健一郎[TANOUE Kenichiroh]
担当教員[ローマ字表記]
田之上 健一郎 [TANOUE Kenichiroh], 三上 真人 [MIKAMI Masato]
特定科目区分   対象学生 航空宇宙 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
機械工学のまとめであるもの作りの基本となる、機械システムの設計プロセスへの理解を深めるため、本演習では、航空機を取り上げ、製品設計開発の基本考え方とそのプロセスを習得することを目的とする。
授業の到達目標
航空機の空力設計および構造設計,製作,実験をとおして計画の遂行,製作物の性能評価と考察を行う能力を身につける。
自らコンセプトを設定し、3年次までに習った種種の学問と技術を統合し、航空機の設計、製作、評価を行えるようになる。
グループ作業を通じてコミュニケーションやチームワークの重要性を学び、グループで自主的に課題設定、調査、問題解決を行えるようになる。
授業計画
【全体】
3人程度のグループをつくり、グループ毎に自主的に課題を設定し、航空機の設計、製作、評価を行う。風洞において性能試験を行い、設計にフィードバックさせる。最後に再度風洞試験を行い、性能確認を行う。中間発表会、最終発表会、報告書などを通じて、取り組んだ課題の発表を行う。
(担当形態:複数)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンスと班分け 原則,対面授業とする.ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,Moodleにより連絡します.

全体の概要を説明し3名づつの班を編成する
航空機の様式を調査し、設計する航空機の目安検討しておく(4時間)
第2回 設計方針の選定と調査 設計する航空機の仕様を調査に基づき決定する 設計する航空機の仕様の確認を行う.(4時間)
第3回 設計方針の決定および設計 具体的な寸法や形式を決定し、設計に取り組む 具体的な寸法や形式や設計方針について確認する.(4時間)
第4回 設計 安定性を考慮した計算を行い、具体像を設計により描き、図面を作成する 安定性を含んだ計算項目と手順を確認する.(4時間)
第5回 中間報告会 設計製作する航空機について発表を行い、質疑応答を受ける 質問やコメントを記録し、設計に役立てるよう整理する.(4時間)
第6回 報告書に基づいたディスカッション 報告会における質問やコメントを参考にして報告書を作成し、指導教員やTAとディスカッションを行う ディスカッションの内容を整理する.(4時間)
第7回 製作 決定した使用と設計に基づき、風洞実験に用いる航空機模型を製作する 設計する航空機の風洞実験が実現するように準備をする.(4時間)
第8回 製作 決定した仕様と設計に基づき、風洞実験に用いる航空機模型を製作する 設計する航空機の風洞実験が実現するように準備をする.(4時間)
第9回 風洞試験1 製作された航空機模型を用いて1回目の風洞実験を行い、結果を報告書にまとめる 記録した数値や様子に基づき、結果の分析を行う.(4時間)
第10回 風洞試験1 製作された航空機模型を用いて1回目の風洞実験を行い、結果を報告書にまとめる 記録した数値や様子に基づき、結果の分析を行う.(4時間)
第11回 再設計&製図(CAD) 1回目の風洞実験による結果と考察を踏まえ、改善を提案し、実行する 安定性などの計算を行い、予測された値との差に基づき改善を提案する.(4時間)
第12回 風洞試験2 改善された航空機模型を用いて2回目の風洞実験を行う 記録した数値や様子に基づき、結果の分析を行う.(4時間)
第13回 風洞試験2 改善された航空機模型を用いて2回目の風洞実験を行う 記録した数値や様子に基づき、結果の分析を行う.(4時間)
第14回 最終報告会1 2回にわたる風洞実験を踏まえ、最終報告を行う 質問やコメントを記録し、設計に役立てるよう整理する.(4時間)
第15回 最終報告会2 2回にわたる風洞実験を踏まえ、最終報告を行う 質問やコメントを記録し、設計に役立てるよう整理する.(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 20% C: 20% D: 10%
成績評価法
レポート40%,プレゼン40%,授業への参加度20%,として総合的に評価を行う.
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 航空宇宙工学入門 ISBN 4627690312
著者名 室津義定編 出版社 森北出版 出版年 1998
備考
メッセージ
課題に対しては自主的に,積極的に取り組んでください.
キーワード
主要分野に関連する実験、得られた結果の解析・考察、実験計画、航空,設計,風洞試験
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
基礎セミナー,機械航空工学概論,ものづくり創成実習I,II、卒業論文
履修条件
連絡先
三上教員 0836-85-9112
田之上教員 0836-85-9122
オフィスアワー
月曜日16時〜17時。
以上の他にも対面相談は、事前にメールで可能な時間帯を問合せすると確実です。メール相談は随時受付ます。

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