タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062130550 航空原動機[Aircraft Gas Turbines] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
三上 真人[MIKAMI Masato]
担当教員[ローマ字表記]
三上 真人 [MIKAMI Masato], 望月 信介 [MOCHIZUKI Shinsuke]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
機械工学の応用としての航空用ガスタービンについて,その作動原理を熱力学,流体工学の両面から講義し,解説する.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】1.ガスタービンのサイクルと性能について熱力学に基づいて理解できる
2.ターボ機械要素における旋回流れについて流体工学に基づいて理解できる
3.各種原動機構成要素の役割と性能の基礎的事項を理解できる
授業計画
【全体】
機械工学の応用としての航空用ガスタービンについて,その作動原理を熱力学,流体工学の両面から講義し,解説する.関連する流体機械要素についても広く説明を行い,また,ガスタービンに関する燃焼,騒音などの話題についても解説を行う.
(担当形態:オムニバス)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 航空原動機の種類および基本構造 航空用ガスタービンエンジンの分類と推力,推進効率について説明する
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 サイクルと性能(1) 熱力学の復習,理想ガスタービンサイクルについて説明を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 サイクルと性能(2) 圧縮性流れの導入とジェットエンジンのサイクルについて説明を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 サイクルと性能(3) 断熱効率を考慮した実際のサイクルについて説明を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 サイクルと性能(4) 改良サイクルについて説明を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 燃焼器 燃焼器の種類,タービン冷却,燃焼の基礎について説明を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 環境適合 ジェット騒音の発生,騒音評価,騒音低減について解説を行う.
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 まとめ1 前半の総まとめを行う
(担当教員:三上)
授業計画に沿って、復習4時間を行う。
第9回 流体機械の構造と基礎 ターボ式,オイラーの理論揚程について説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 実際の流体機械 実際の揚程(羽根数有限とすべり)について説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 流体機械の選択 相似性と比速度について説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 トラブルとその対応 サージング,水撃、キャビテーションについて説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 圧縮機の基礎と設計 工業仕事と圧縮機の仕事について説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 圧縮性流体の基礎 音速ノズル設定の基礎について説明を行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 まとめ2 後半の総まとめを行う.
(担当教員:望月) 
授業計画に沿って、復習4時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
2回の定期試験90%,レポート10%,により総合的に評価を行う。
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:教科書は用いない.プリントを適宜配布または資料をMoodle掲載する.
参考書にかかわる情報
参考書 書名 流体機械 ISBN 9784254236033
著者名 須藤浩三 他 出版社 朝倉書店 出版年 1990
参考書 書名 航空宇宙工学入門(第2版) ISBN 9784627690325
著者名 室津義定編 出版社 森北出版 出版年 2005
参考書 書名 わかりやすいガスタービン ISBN 9784320080898
著者名 大岩紀生 出版社 共立出版 出版年 1998
参考書 書名 ガスタービンエンジン ISBN 9784254230970
著者名 谷田好通, 長島利夫 出版社 朝倉書店 出版年 2000
備考
メッセージ
予習・復習を確実に行ったうえで講義に臨むこと.
キーワード
ガスタービン,ターボ機械,流体機械,熱力学,流体工学、航空宇宙推進システム
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
機械航空工学概論,工業熱力学I,工業熱力学II,流体工学I,流体工学II,内燃機関工学
履修条件
連絡先
三上:mmikami[at]yamaguchi-u.ac.jp
望月:shinsuke[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
月曜日16時〜17時。
以上の他にも対面相談は、事前にメールで可能な時間帯を問合せすると確実です。メール相談もどうぞ。
欠席相談は事前にメールでお願いします。

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