開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水5~8
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062130570
交通機械工学[Transportation Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
望月 信介[MOCHIZUKI Shinsuke]
ー
担当教員[ローマ字表記]
望月 信介 [MOCHIZUKI Shinsuke], 木谷 昭博 [KIDANI Akihiro], 東野 伸一郎 [HIGASHINO Shinichiroh], 川崎 健 [KAWASAKI Takeshi], 志村 真
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
(1)自動車工学:
自動車に係わる環境問題、自動車エンジンを中心とした最近の技術的課題とその対応策、開発プロセス概念について解説し、
機械工学で修得された知識の応用および自動車産業界に望ましい技術者像について考察する。
(2)航空工学:
航空工学への入門講義
(3)鉄道車両工学:
鉄道交通システムの中での鉄道車両の位置付けを、鉄道の歴史と合わせて解説、各部主要構成要素の説明、その工学的要素説明、
特に車体、台車の設計思想につき詳細に述べる。合わせて最新の鉄道車両関係情報についても提示し解説する。
(4)船舶工学:
船舶基礎知識として船舶建造の流れ、海上物流の現況を解説し、船舶工学概論として推進抵抗性能・復原性能の原理を紹介する。
また、国際的な環境負荷対策の動向と最新技術を解説し、今後の最新技術動向について考察する。
授業の到達目標
機械(機械・構造物,各種製品の総称)の開発・設計・製造・運用をとおして人類社会の利益と安全に貢献する技術者としての能力
機械工学主要分野:機械工学主要分野としての「交通機械工学」において、機械工学の社会における役割を認識し、機械とシステムに関する専門知識、問題解決に応用できる能力を身につけることを目的とする。
授業計画
【全体】
自動車工学:
1.自動車統計、地球環境問題とその対応施策について、世界の動向を解説し、自動車工学の役割について理解を求める。
2.自動車エンジンシステムを中心とした最近の技術的課題とその対応策の事例を解説し、機械工学で修得した知識の応用について考察する創造力を求める。
3.授業回数毎に質問用紙を活用し、受講生一人一人が、自分自信の考えを形成し、関心事を主張、発表または記述表現できる力を訓練する。
4.自動車産業界に望ましい技術者像について開発現場の声を紹介し、これを参考に自己の将来像を描く力を養う。自己の成長を振り返り、自己の今後の取り組みについて考え、熱意をもって、表現できる力を養う。
5.上記3.の質問レポートを使い、受講生の理解度と関心事を把握し、質疑応答の対話の手段とする。
航空工学:
本講義は航空工学に関する入門講義であり、飛行するとはどのようなことかということを、できるだけ数式の代わりに写真や図を用いて、定性的に理解してもらうことを目的としている。
鉄道車両工学:歴史的な技術の推移を説明したうえで、技術的な課題と対策について解説。さらに、海外への展開にあたっての課題も紹介し、グローバルな視点も取り入れる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
自動車の役割、環境問題と開発プロセスの概要
自動車の役割、環境問題と開発プロセスの概要
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
自動車の役割、環境問題と開発プロセスの概要
1.自動車統計、
2.環境対応法的規制、
3.技術課題
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
最近の技術開発事例
1.開発プロセス、
2.自動車エンジンを中心とした技術開発事例
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
最近の技術開発事例
1.開発プロセス
2.自動車エンジンを中心とした技術開発事例
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
翼の働き
飛行機はなぜ空中を飛ぶことができるのか、翼の機能、尾翼の機能について学ぶ。
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
翼の働き
飛行機はなぜ空中を飛ぶことができるのか、翼の機能、尾翼の機能について学ぶ。
授業項目・内容に関する予習 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
性能、推進装置、特殊航空機
飛行機はどのような性能を持つか、航空用原動機とプロペラについて、ヘリコプター入門
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
性能、推進装置、特殊航空機
飛行機はどのような性能を持つか、航空用原動機とプロペラについて、ヘリコプター入門
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
鉄道概論
鉄道の歴史、車両の各部構造説明、設計思想
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
鉄道概論
最新の車両設計思鉄道の歴史、車両の各部構造説明、設計思想
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
最新鉄道情報
最新の車両設計思想、最新技術材料の説明
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
船舶工学概論
船舶工学の概論
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
船舶工学基礎
船舶工学の基礎
授業項目・内容に関する予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
船舶海洋工学分野における技術動向
船舶工学における最新技術の解説
授業項目・内容に関する予習
第15回
期末総合演習
学習成果を整理し、それらをまとめ、交通機械に関する課題の確認と基本、および将来への開発を検討する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
特に教科書はない。
(自動車、鉄道、航空機、船舶)それぞれの交通機械をテーマに
(講師の先生にも依るが)最新の技術開発事例に関する資料の配布をもとに、
パワーポイントにて、詳細な解説が用意される。
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
特になし
キーワード
交通機械、自動車、エンジンシステム、動力性能、燃焼、排ガス、技術開発、CAE、技術者像、交通機関 航空機、鉄道車両、鉄道、車体、台車、交通、飛行力学、航行安定性
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
機械工学科学科長
オフィスアワー
お昼休み
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