開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月3~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062130710
応用プログラミング[Applied Programming]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
小河原 加久治[OGAWARA Kakuji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
小河原 加久治 [OGAWARA Kakuji], 藤井 文武 [FUJII Fumitake]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
情報処理,数値計算に必要なプログラミングについて,実際のプログラミング演習を通じてプログラミングのために必要な知識を習得するとともに,プログラミング能力の向上を目指す。C言語の基本的な文法を教授するとともに,C言語プログラム統合開発環境を利用したプログラミング演習を実施する。 さらに、データーサイエンス向き言語への対応力を養うため、C++拡張文法およびPythonの演習も行う。
授業の到達目標
知識・理解の観点:
C言語、C++およびPythonの概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。
思考・判断の観点:
専門科目で学習する現象を,コンピュータを利用して計算ができるようになる.
関心・意欲の観点:
プログラミングおよびコンピュータを利用した数値計算に興味を持つ。
態度の観点:
プログラミングに必要な事項を理解・習得しようと努める。問題解決のため,自分でプログラムを作成しようとする。
技能・表現の観点:
目的に応じたプログラムのコーディングとデバッグが出来るようになる。
授業計画
【全体】
演習で用いるC言語処理系と実行環境になれるとともに,C言語およびC++のプログラムを作成するための基礎的素養を身につけさせる。毎週Moodleを使った演習を行い、時間内に終わらなかった場合宿題として提出を義務付ける。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
演習環境の構築と,プログラミングに関する基礎知識
知っておきたい用語や概念の説明
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
C言語の歴史について
・C言語の歴史
・組み込みシステム
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
C言語の概念
・基本文法
・構造化プログラミング
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
C言語の語彙について
・日付と時間
・ASCIIコード
・識別子
・型
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
構造体の使い方
・文字列への変換
・暗黙の型変換
・多次元配列
・配列の動的確保
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
C++とは
・C言語とC++の違いを理解する
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
クラスについて
・クラスとコンストラクタ
・三次元ベクトルクラスを作って試す
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
中間試験
中間まとめ演習
特になし
第9回
Pythonについて
・c/c++との違いを確認する
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
Python活用法
・numpy、matplotlibなどのライブラリーをつかう
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
画像処理ライブラリ
OpenCVについて
OpenCVをつかった画像処理・イベントドリブンプログラムの作成方法を学ぶ
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
実時間動画像処理
・カメラに映った赤い物体を追跡するプログラムを作る
・生成AIの使い方
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
機械学習を試そう
・scikit-learnの使い方
・決定木法で”赤”を学習させる
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
Pythonとライブラリimportについて
・文字列処理関数
・文字処理関数
・数学関数
・ユーティリティ関数
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
期末演習
期末試験
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
総括
期末試験の総評
moodleの掲示に注意すること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(中間試験・期末試験) 80%
授業内レポート及び宿題 20%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
独習C++ 新版
ISBN
9784798164571
著者名
高橋航平
出版社
翔泳社
出版年
2019
参考書
書名
新・明解C++入門
ISBN
9784797394634
著者名
柴田 望洋
出版社
SBクリエイティブ
出版年
2017
参考書
書名
OpenCVによる画像処理入門 改訂第3版
ISBN
9784065301173
著者名
小枝正直
出版社
講談社
出版年
2022
参考書
書名
新・明解C++で学ぶオブジェクト指向プログラミング
ISBN
9784797397161
著者名
柴田 望洋
出版社
SBクリエイティブ
出版年
参考書
書名
スラスラわかるC++ 第3版
ISBN
9784798177502
著者名
矢沢 久雄
出版社
翔泳社
出版年
2022
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
ogawara[at]yamaguchi-u.ac.jp
※ メールアドレスの [at] を、半角の@に置き換えてください。
オフィスアワー
メールでの質問に応じる。 どこが分からないかを明示するメモを必ず添付すること。
ページの先頭へ