開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062220141
構造力学演習II[Structural Mechanics Exercise II]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中島 伸一郎[NAKASHIMA Shinichiroh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中島 伸一郎 [NAKASHIMA Shinichiroh]
特定科目区分
対象学生
社会建設
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
橋梁などの社会基盤構造物を設計するための基礎的な力学として構造力学IIの学習内容に沿って演習し,授業内容を身につける.
国交省所管の公的研究機関において研究開発部門の経験(4年)を有する教員が,構造物計画設計の実務を踏まえた授業を行う.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)柱の座屈に関する問題を解答できる.
(2)静定構造と不静定構造に関する問題を解答できる.
(3)仮想仕事の原理を用いて静定構造のたわみを求める問題を解答できる.
(4)ひずみエネルギーを求める問題を解答できる.
(5)カステリヤノの定理を用いて静定構造や不静定構造のたわみを求める問題を解答できる.
(6)最小仕事の原理を用いて静定構造や不静定構造のたわみを求める問題を解答できる.
(7)不静定構造物から静定基本構を作図し,余力法を用いて不静定構造の反力やたわみを求める問題を解答できる.
【関心・意欲の観点】
(1)授業に継続的に出席し,必要演習を行う.
(2)自ら演習を行い,理解を深める.
【技能・表現の観点】
(1)相反定理に関する考え方を用いて静定はりやトラス,不静定構造の影響線を作図できる.
(2)不静定構造物から静定基本構を作図し,余力法を用いて不静定構造の断面力分布図を作図できる.
この科目は以下の学習・教育目標に対応します.
(B)技術に対する向上心と倫理観をはぐくむ
B-1 自主的かつ継続的に学習する能力
授業計画
【全体】
この科目は構造力学IIと密接に関連しています.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
柱の座屈(1)
構造力学Ⅰの範囲の静定構造問題について復習する.
構造力学Ⅰの範囲を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回
柱の座屈(2)
柱の座屈方程式を用いた演習を行う.
柱の座屈方程式を見直しておくこと予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回
仮想変位の原理
仮想変位の原理を用いた静定はりの演習を行う.
仮想変位の原理を見直しておくこと予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回
仮想仕事の原理(1)
仮想仕事の原理を用いた静定はりの演習を行う.
仮想仕事の原理を見直しておくこと予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回
仮想仕事の原理(2)
仮想仕事の原理を用いた静定トラスの演習を行う.
仮想仕事の原理を見直しておくこと予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回
中間まとめ1
第1〜5週の講義内容についてまとめる
前週までの演習問題を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回
相反定理(1)
相反定理を用いたによるはりのたわみの影響線の演習
相反定理(はり)を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回
相反定理(2)
相反定理を用いたトラスの影響線の演習
相反定理(トラス)を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第9回
カスティリアノの定理(1)
カスティリアノの定理を用いた静定構造の演習を行う
カスティリアノの定理を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回
ひずみエネルギー最小の定理
ひずみエネルギー最小の原理を用いた不静定構造の演習を行う.
ひずみエネルギー最小の定理を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回
中間まとめ2
・第7〜10週の講義内容についてまとめる
前週までの演習問題を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回
不静定構造物(1)
・余力法を用いた不静定構造(はり)の演習を行う.
余力法(はり)を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回
不静定構造物(2)
・余力法による不静定(ラーメン)構造の演習を行う.
余力法(ラーメン)を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回
不静定構造物(3)
・余力法による不静定(トラス)構造の演習を行う
余力法(トラス)を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回
全体まとめ
・全体のまとめをおこなう.
前週までの演習問題を見直しておくこと.予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
小テスト 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
構造力学[第2版・新装版]下 不静定編
ISBN
9784627425231
著者名
崎元達郎著
出版社
森北出版
出版年
2021
教科書
書名
構造力学[第2版・新装版]上 静定編
ISBN
9784627425132
著者名
崎元達郎著
出版社
森北出版
出版年
2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
よくわかる三力「構造力学・土質力学・水理学」演習
ISBN
4485300331
著者名
山本哲朗編著 ; 朝位孝二, 進士正人, 鈴木素之著
出版社
電気書院
出版年
2008
備考
メッセージ
キーワード
構造力学,不静定構造,柱,エネルギー,仮想仕事の原理,カステリヤノの定理,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造力学I,構造力学演習I,構造力学II
履修条件
連絡先
中島伸一郎(機社803号室)
nakasima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
いつでもどうぞ(メール,チャット,来室)
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