タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金7~8 演習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062220340 環境保全工学演習[Environmental Conservation Engineering Exercises] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
神野 有生[KANNO Ariyo]
担当教員[ローマ字表記]
神野 有生 [KANNO Ariyo]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では、環境問題に取り組む際に必要な、物理・化学・生物に関わる諸概念の理解と、基礎的な計算能力を養うための演習を行う。
学術的には、環境工学の基礎に関する演習である。
授業の到達目標
【知識・理解の観点】 環境工学に関する基本的な概念・数式を理解し、それらを利用して問題を解くことができる。
【態度の観点】 授業内外で積極的かつ継続的に学習する習慣が身についている。
【技能・表現の観点】 数式に値を代入したり、微分方程式を解いたり、単位を換算するなどの計算を正しく行える。
授業計画
【全体】
環境保全工学に関連する演習を、Moodleを利用して行う。
・各回の演習では、必要事項などを説明したのち、演習問題を課す。
・演習問題には、期限が授業終了直後に設定された基本問題(60点分)と、期限が後日に設定された応用問題(40点分)がある。
・基本問題・応用問題とも、Moodleでの回答を求める。
・下記の週単位の予定は目安で、実際には順番が変わることがある。
・オンライン(ZOOMなど)による講義を行う場合もある。

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
単位の換算
ガイダンス後、単位の換算などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第2回 環境に関する物理・化学の基礎 環境に関する物理・化学の基礎などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第3回 環境リスク 環境リスクなどに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第4回 水や水中物質の物質収支・移流拡散1 水や水中物質の物質収支・移流拡散などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第5回 水や水中物質の物質収支・移流拡散2 水や水中物質の物質収支・移流拡散などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第6回 水や水中物質の物質収支・移流拡散3、水中への物質の溶出、物質のフラックス 水や水中物質の物質収支・移流拡散、水中への物質の溶出、物質のフラックスなどに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第7回 流量・質量流量・フラックス、水柱の熱収支 流量・質量流量・フラックス、水柱の熱収支などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第8回 大気汚染物質の濃度単位、気体の状態方程式、燃焼ガス 大気汚染物質の濃度単位、気体の状態方程式、燃焼ガスなどに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第9回 大気汚染物質の拡散、拡散のモデル・計算、放射性物質 大気汚染物質の拡散、拡散のモデル・計算、放射性物質などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第10回 騒音の評価、音の伝搬の計算のための諸概念 騒音の評価、音の伝搬の計算のための諸概念などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第11回 悪臭の評価、ウェーバー・フェヒナーの法則 悪臭の評価、ウェーバー・フェヒナーの法則などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第12回 バイオガス、熱伝達、地下水の流れ バイオガス、熱伝達、地下水の流れなどに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第13回 感染症の流行に関する数値実験(シミュレーション)1 感染症の流行に関する数値実験(シミュレーション)を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第14回 感染症の流行に関する数値実験(シミュレーション)2 感染症の流行に関する数値実験(シミュレーション)を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
第15回 ヘンリーの法則、汚染物質の吸脱着、土壌の含水率 ヘンリーの法則、汚染物質の吸脱着、土壌の含水率などに関する演習を行う。 応用問題(40点分)に取り組む。
学修時間の目安:1時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
・各回について,基本問題(60点分)と応用問題(40点分)の合計点を評価する.その全ての回に関する平均を評点とする.
・つまり評価の配分は,授業内課題 60%,授業外課題 40%,である.
・出席は欠格条件とする.
教科書にかかわる情報
教科書 書名 移動現象・物質収支入門 ISBN 9784621088531
著者名 松藤敏彦 出版社 丸善出版 出版年 2014
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
本科目は、本プログラムの学習・教育目標のうち、以下の目標に対応している。
(B)技術に対する向上心と倫理観をはぐくむ
 B-1 自主的かつ継続的に学習する能力
キーワード
自然保護、典型七公害、水質、大気、土壌、騒音・振動、環境影響評価
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレをみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
環境保全工学,衛生工学I、衛生工学II、水理学Ⅰ及び水理学Ⅰ演習、水理学Ⅱ及び水理学Ⅱ演習、建設環境工学
履修条件
連絡先
神野有生  kanno@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
質問は授業後に直接、またはメールにて対応します。

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