タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水5~6 講義 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062220850 エンジニアリングコミュニケーション基礎Ⅱ[Engineering Communication - Basic II] 英語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
植村 隆[UEMURA Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
植村 隆 [UEMURA Takashi], MD. AZIZUL MOQSUD [MD. AZIZUL MOQSUD]
特定科目区分   対象学生 東アジア 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
土木・環境分野の基礎的な国際コミュニケーション能力習得のため、間違いを恐れずに英語で発話・質問を積極的に出来るようになる事を第一義的に目指していく。そのため受講生の心理的不安を取り除くべく、ほとんどのクラスは語学力別Group編成とし、共にクラスメイトと切磋琢磨していけるような語学学習空間の中で授業に参加してもらえるようなシステムを採用している。授業は大きく①担当教員による“Lecture”(プレゼンテーション指導等) ②アウトプットの機会を気軽に増やすための“Speaking”③土木・環境分野の企業からも期待されるTOEICのスコアアップのための“Listening Practice”および④“Reading Practice”という4つの要素を受講していく。

授業担当教員は、多国籍企業での国際的財務・会計・監査実務と全国展開の民間語学学校における実践的英語4技能指導および資格試験対策指導経験を有し、卒業後のキャリアに付加価値となり得る英語コミュニケーション能力の育成に貢献する。
授業の到達目標
【知識・理解の観点】 エンジニアリングコミュニケーションの場に有効な語彙, 言語・非言語表現, 英語プレゼンテーション構成の仕方について基礎的な能力習得を目指す。
【思考・判断の観点】 日本語での着想から、いち早く頭の中で適切な英表現・語彙を検索し、間違いを恐れずアウトプットする事を目指す。
【関心・意欲の観点】
(1)間違いを恐れず積極的に英語による発話・質問・作文をすることが出来るようになる事を目指す。
(2)教師のフィードバックをノートに取ったり、自ら辞書等で不明瞭な理解部分を調べる等、自律的に習得する事を目指す。
【態度の観点】 グローバルに活躍する社会人となる将来性・可能性を見据え, 期限順守・クラスメイトとの協調・クラスルームでの一般的マナーに対する意識を高めることを目指す。
【技能・表現の観点】 基礎的なライティング, スピーキング, プレゼンテーションを通じて質・量ともに受講前よりも豊かな表現力を身に着けることを目指す。
授業計画
【全体】
(1) 担当教員による“Lecture”(プレゼンテーション指導等) (2) アウトプットの機会を気軽に増やすための“Speaking”(3) 土木・環境分野の企業からも期待されるTOEICのスコアアップのための“Listening Practice”および(4) “Reading Practice”という4つの学習要素を受講していく(ただし、Groupによって順番は異なる)。(3)(4)に関しては、course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、Moodleのコンテンツ及び指定のテキストを使用しながら授業を進める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 Introduction 本授業のオリエンテーションを行う。
・語学力別グループ編成の告知
・評価方法
・会話演習テーマ選定
・各クラス運営方法の概要
等。
・自分の所属するグループをしっかりと確認し、次回の授業以降何を学習すればよいかを理解する事。
・Moodleの記載内容を熟読し、学習指示に従うこと。
・Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第2回 Speaking 1
受講生から挙がった関心あるTopicの中から決定されたTopicについてfree talk and discussion等を行う。 1. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
2. 授業内で新たに学んだ単語・表現を復習すること。
3. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第3回 Listening Practice 1

・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習①
・テキストPart1と2の演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。

Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第4回 Speaking 2
受講生から挙がった関心あるTopicの中から決定されたTopicについてfree talk and discussion等を行う。 1. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
2. 授業内で新たに学んだ単語・表現を復習すること。
3. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。

第5回 Reading Practice 1



・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習②
・テキストPart5と6の演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第6回 Speaking 3
受講生から挙がった関心あるTopicの中から決定されたTopicについてfree talk and discussion等を行う。 1. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
2. 授業内で新たに学んだ単語・表現を復習すること。
3. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。

第7回 Listening Practice 2



・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習③
・テキストPart3の演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。

Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第8回 Demonstration Speech ・Demonstration Speechの構成の理解
・transitions and sequencersの習得
・Voice inflectionsの習得
1. 授業内容を踏まえたDemonstration Speech原稿の作成・期限までの提出
2. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第9回 Numerical expressions 英語による基礎数量表現等の習得 1. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
2. 授業内で新たに学んだ単語・表現を復習すること。
3. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第10回 Reading Practice 2 ・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習④
・テキストPart7のシングル・パッセージの演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第11回 Listening Practice 3






・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習⑤
・テキストPart4の演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第12回 Presentation practice




・Presentation practice
・教員からのfeedbackを受け、改善点を学ぶ。
・クラスメイトのPresentationを見て長所・改善点の両方を把握する。
・上記をPresentation授業本番における自身のパフォーマンスに活かす準備をする。

1.担当教員のfeedbackをもとにプレゼンテーションを改善
2.プレゼンテーションスライド最終版の完成
3. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
4. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
第13回 Reading Practice 3 ・TOEIC頻出vocabularyの習得と発音練習⑥
・テキストPart7のマルチプル・パッセージの演習を主に行う。
・course sub-coodinatorのラーニングサポートの下、自律学習力を身に着ける。

Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。

第14回 Presentation






・担当教員によるPresentation(発表)の評価。
・クラスメイトのPresentationを見て長所・改善点の両方を把握する。

1. 長所と改善点を振る返ること。
2. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。

第15回 Reflection Presentation振り返りとフィードバック 1. この授業で学んだ内容や気づきをClassroom Reportに英語で積極的に書き、提出すること。
2. 授業内で新たに学んだ単語・表現を復習すること。
3. Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 10% C: 40% D: 10%
成績評価法
【全体】
1.宿題・授業外レポート(10%)
2.授業態度・授業への参加度(50%)
  (質・量両面からのClassroom Report記述内容および授業内での積極発言・質問など積極性を重視する)
3.最終プレゼンテーション(40%)

【欠格条件】
・授業への出席(全授業の80%以上の出席が無ければ不合格)
・最終プレゼンテーションへの参加
教科書にかかわる情報
教科書 書名 公式TOEIC listening & reading問題集11 ISBN 9784906033744
著者名 ETS著 出版社 国際ビジネスコミュニケーション協会 出版年 2024
教科書 書名 TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック ISBN 9784906033560
著者名 Educational Testing Service 出版社 国際ビジネスコミュニケーション協会 出版年 2019
備考
1. クラスは、語学力別少人数クラスを2から3Group組織する予定です。上記【週単位】授業計画は、ある1つのGroupの授業計画例ですので、Groupによって扱う授業の順序が変わります(ただし、学習する内容自体はどのGroupも同じです)。第1週のIntroductionの授業にて、各Groupの【週単位】授業計画を公開しますので、以後自分が該当するGroupの授業に参加して下さい。
2. 教科書以外の授業用教材は適宜Moodle等で公開します。
3. 英和・和英辞典を毎回の学習に各自持参(電子辞書を推奨)。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 Speaking of Speech New Edition ISBN 9780230715332
著者名 David Harrington & Charles LeBeau 出版社 Macmillan 出版年 2009
備考
メッセージ
・第1回目授業は授業の具体的な説明をオリエンテーション形式で行うので、受講生の皆さんは、必ず定刻通りに出席のこと。
・使用言語については日本語を適宜介して学習支援を行う。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
Engineering Communication - Basic I, Engineering Communication I, Engineering Communication II
履修条件
連絡先
Course Co-ordinator -Prof. Takashi UEMURA
e-mail: t-uemura@yamaguchi-u.ac.jp

Course Sub Co-ordinator - Ms. Chisa YAMADA
e-mail: chisa@yamaguchi-u.ac.jp
(機械社建棟6階B602)

★注意★
山口大学のメール以外(修学支援システムおよびMoodleのメッセージ、個人のメールアドレスから発信のメール)の方法での連絡については返信の対応は致しかねますので、必ず山口大学のメールを利用ください。
オフィスアワー
上記植村宛て学内メールにてアポイントメントをとった上で柔軟に対応します。

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