開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火5~6
演習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062230400
国際建設技術演習II[International Construction EngineeringⅡ]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森 啓年[MORI Hirotoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森 啓年 [MORI Hirotoshi], MD. AZIZUL MOQSUD [MD. AZIZUL MOQSUD]
特定科目区分
対象学生
東アジア
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
世界のインフラ需要は膨大であり,今後新興国の急速な都市化と経済成長により、市場の拡大が見込まれる.国際技術者として,相手国のニーズを把握するため,海外で発生した災害をケーススタディとして演習を行う.
本講義は,国土交通省で海外インフラ輸出に関する施策立案を担当していた教員が,防災をキーワードに海外展開に関する講義及び演習を行う.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)世界の災害の発生状況と対応の枠組みについて説明できる.
(2)国際技術者として相手国のニーズを把握できる.
【技能・表現の観点】 国際技術者として相手国のニーズに応じた技術的な提案ができる.
本科目は,社会建設工学科の学習・教育到達目標のうち、以下の目標に対応している.
(D)円滑な課題遂行のためのチームワーク力をはぐくむ
D-2 土木・環境分野の基礎的な国際コミュニケーション能力
授業計画
【全体】
世界の災害に関する講義と,新興国のニーズを踏まえ,日本の防災技術を発信するケーススタディとしてプレゼンテーション(英語),テクニカル・ライティング(英語)を含めた演習で実施される.本授業は1〜3回はAzizul先生,4〜15回は森先生により担当される授業である.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
担当:Azizul
Problem solving for the global sustainability
Problem solving for the global sustainability
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回
担当:Azizul
Problem solving for the water supply and sanitation
Problem solving for the water supply and sanitation
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回
担当:Azizul
Problem solving for Energy and environment
Problem solving for Energy and environment
予習・復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回
世界の過去の主な災害:担当森
世界の過去の災害について学ぶ
授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第5回
日本と世界の防災の取組:担当森
世界の防災に関する組織と取組について学ぶ
授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第6回
プレゼンテーション方法:担当森
日本の防災技術を相手国のニーズも踏まえて,プレゼンテーションする方法について学ぶ
授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第7回
バングラデシュの防災の課題:担当森
我が国のバングラデシュにおける技術協力の動向を知る
授業で紹介した専門用語確認テスト及び授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
第8回
プレゼンテーション作成:担当森
日本の防災技術を相手国のニーズも踏まえて紹介するプレゼンテーションを実施する
バングラデシュに適した日本の防災技術に関するプレゼン準備(学修時間の目安:1時間以上)
第9回
プレゼンテーション演習1:担当森
日本の防災技術を相手国のニーズも踏まえて紹介するプレゼンテーションを実施する
他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第10回
プレゼンテーション演習2:担当森
日本の防災技術を相手国のニーズも踏まえて紹介するプレゼンテーションを実施する
他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第11回
プレゼンテーション演習3:担当森
日本の防災技術を相手国のニーズも踏まえて紹介するプレゼンテーションを実施する
他の学生のプレゼン評価(学修時間の目安:1時間以上)
第12回
プレゼンテーション講評,テクニカル・ライティング方法:担当森
提案したプレゼンテーションをレポートにまとめる
バングラデシュに適した日本の防災技術に関するレポート準備(学修時間の目安:1時間以上)
第13回
テクニカル・ライティング執筆:担当森
提案したプレゼンテーションに関するレポートを作成する
バングラデシュに適した日本の防災技術に関するレポート準備(学修時間の目安:1時間以上)
第14回
東日本大震災について:担当森
東日本大震災の被害の状況,建設技術者の活動などに関する講義を行う.
これまでの授業内容の復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回
テクニカル・ライティング講評,国際建設技術者の必要性に関する講義:担当森
テクニカル・ライティングの講評とともに,国際建設技術者の必要性に関する講義を行う.
授業の内容に関するショート・レポート等の作成(学修時間の目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
プレゼンテーション演習40%,テクニカルライティング30%,レポート20%,専門用語確認テスト10%
教科書にかかわる情報
備考
授業中に適宜資料配布する.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
建設分野の技術者が,海外で仕事をすることや海外からのお客さんを迎えることは,ますます増えてきています.そのときに英語力はもちろん大事ですが,技術者として何が話せるかもそれ以上に重要です.この講義では,前期の講義を発展させ,相手国のニーズも踏まえて,それをどうやって発信していくかを演習します.
本科目は,社会建設工学科の学習・教育到達目標のうち、以下の目標に対応している.
(D)円滑な課題遂行のためのチームワーク力をはぐくむ
D-2 土木・環境分野の基礎的な国際コミュニケーション能力
キーワード
技術者英語,防災,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
国際建設技術演習I
履修条件
連絡先
第1~3回:機社棟6階Azizul教員室,azizul@yamaguchi-u.ac.jp
第4~15回:機社棟6階森教員室,mori@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにより連絡してください
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