開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月5~6
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062230530
衛生工学II[Sanitary Engineering II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山本 浩一[YAMAMOTO Koichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山本 浩一 [YAMAMOTO Koichi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
上水道、下水道の計画手法を講述し,上下水道施設の建設計画,維持管理に関する基礎知識を習得させる.あわせて,廃棄物処分の概要を後述する.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)水質汚濁、上水道計画、下水道計画に関わる用語や原理を説明できる。
(2)簡単な上水道の計画ができる。
(3)簡単な下水道の計画ができる。
【思考・判断の観点】 与えられた条件に対して適切に計画、設計を行うことができる。
【関心・意欲の観点】
(1)授業内容について積極的に質問する。
(2)授業中の教官からの問いかけに対して積極的に回答する。
【態度の観点】
(1)授業内容についてノートをとる。
(2)授業中の演習に積極的に取り組む。
(3)授業中の小テストに対して準備する。
(4)他の学生の授業参加を妨げない。(私語をしない。)
授業計画
【全体】
実施方法は修学支援システムのメッセージで案内する。
資料はそのつどオンラインで配布する。
各テーマの初回を除き,毎回授業始めに、前回の授業内容について10分程度の小テストをオンラインで実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
水道の歴史
水道の発展と役割
演習問題を解く・ノートを整理する.
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第2回
水道の計画
基本計画、計画水量、計画水質
演習問題を解く・ノートを整理する.
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第3回
水資源および貯水
水資源と貯水に関する計算
演習問題を解く・ノートを整理する.
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第4回
取水施設・導水施設
地表水、地下水、管水路の水理、水道管の種類、付帯施設
演習問題を解く・ノートを整理する.
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第5回
配水施設
管網計算
管網計算を実施する.
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第6回
管網計算に関する演習
Excel等の表計算ソフトを用いた基礎的な管網計算演習
表計算ソフトを用いた管網計算を実施する
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第7回
ポンプ施設・給水施設
ポンプの種類
ポンプの計算問題を実施する
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第8回
中間試験
上水道の内容に関する中間試験を実施する
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第9回
下水道の計画
下水道の計画手法について講述する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第10回
汚濁解析
汚濁解析手法について講述する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第11回
汚濁解析演習
汚濁解析について演習する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第12回
雨水量計算
雨水量計算手法について講述し、演習する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第13回
管きょ設計
管きょの設計手法について講述し、演習する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第14回
管きょの敷設
管きょの敷設法について講述する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第15回
上下水道の今日的課題
上下水道の今日的課題について講述する。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第16回
期末試験
下水道の範囲について期末試験を実施する
予習・復習(目安時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
小テスト、学期末の筆記テストで評価します。
小テスト 10%、学期末の筆記テスト 90%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
衛生工学 新訂第三版 (わかり易い土木講座〈15〉) [全集叢書]
ISBN
9784395410651
著者名
合田健ほか
出版社
彰国社
出版年
1997
教科書
書名
よくわかる環境工学
ISBN
9784844608318
著者名
伊藤禎彦 [ほか] 著
出版社
理工図書
出版年
2015
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
この科目は以下の学習・教育目標に対応します。
(C)実務への応用力と倫理観のある技術者を目指して以下の能力を身につける
C-1 実務上の問題点や課題を理解し、適切に対応する能力
本科目は本課程の下記のディプロマポリシーに対応する.
DP4.土木・環境分野に関する知識・理解と応用力
キーワード
上水道、下水道、し尿処理、汚泥処理、計画、設計、廃棄物
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
環境保全工学、衛生工学I
履修条件
連絡先
山本k_yama@yamaguchi-u.ac.jp 研究室:工学部総合研究棟5階
オフィスアワー
随時OKですが、できるだけ事前にメールなどで連絡してください。
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