タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062230650 海岸工学[Coastal Engineering] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
朝位 孝二[ASAI Koji]
担当教員[ローマ字表記]
朝位 孝二 [ASAI Koji]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
四方を海に囲まれた我が国において,港湾施設,海岸構造物は重要な役割を果たしてる.また,津波や高潮に対する防災,沿岸域環境の保全なども重要な案件である.
この授業では各種港湾・海岸施設の設計に必要な波の力学,また防災・環境の理解に必要となる知識を説明する.

微少振幅波理論を理解する.
波の浅水変形,屈折,回析,反射を理解する.
防波堤の設計理論を理解する.
不規則波の表現方法(有義波,スペクトル)を理解する.
海岸や沿岸における防災や環境問題について理解する.

(C)実務に応用できるデザイン能力をはぐくむ
C-1 実務を理解し,内包する問題点や解決すべき課題を発見する能力
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)微少振幅波理論を理解する.
(2)波の浅水変形,屈折,回析,反射を理解する.
(3)防波堤の設計理論を理解する.
(4)不規則波の表現方法(有義波,スペクトル)を理解する.
(5)海岸や沿岸における防災や環境問題について理解する.
【関心・意欲の観点】 与えられた課題は期限までに行うこと.
【態度の観点】 欠席や私語をしないこと.
授業計画
【全体】
板書と配布プリントで講義を行う.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 序論 海岸工学の概要,海域の分類,波の分類 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第2回 海岸形状と港湾構造物 各種海岸形状の概説,各種港湾施設の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第3回 微少振幅波の理論1 微少振幅波の理論の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第4回 微少振幅波の理論2
微少振幅波の理論の説明
配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第5回 波の変形 浅水変形,波の屈折,砕波の説明
配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第6回 不規則波の表現
有義波高,スペクトルの説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第7回 波浪の予知 風波の説明と風波の予測手法の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第8回 潮汐,高潮 潮汐,高潮の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第9回 津波

津波の発生機構,津波の性質

配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第10回 海岸近くの流れ
海浜流の説明
配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第11回 構造物による波の変形 波の回析,反射の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第12回 構造物に作用する力 防波堤の設計 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第13回 漂砂
漂砂 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第14回 沿岸生態系 沿岸域の生態系の説明 配布プリントおよび教科書の関連するページを復習すること.
学習時間目安:4時間以上.
第15回 海岸工学に関する最近の話題 内容未定 これまでの講義の復習をすること.
学習時間目安:4時間以上.
第16回 期末試験 期末試験の実施 期末試験のための学習をすること,
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
出席(欠格条件)および期末試験の結果で成績を判定する.
教科書にかかわる情報
教科書 書名 沿岸域工学 ISBN 9784339056303
著者名 川崎浩司 出版社 コロナ社 出版年 2013
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
・16回目は期末試験です.
・体調不良で欠席しないように健康管理には十分気を付けて下さい。
・講義中は飲食禁止です。ドリンク類の持ち込みも禁止です。
・講義の前には必ず携帯電話はマナーモードあるいは電源をオフにして下さい。
・受講態度不良の場合は次回からの出席を拒否します(当然単位は出ません)。
・私語は絶対に慎んで下さい。お互い(教官,受講者,受講者同士)に不愉快な想いをしないよう心がけましょう。
・再試験は状況に応じて行います(再試験の実施を確約するものではありませんので注意して下さい)。なお,再試験では60点以上で合格ですが成績は60点とします。本試験を欠席した場合は再試験の受験資格はありません。
キーワード
微小振幅波理論、進行波、重複波、波形勾配、波の変形、潮汐、高潮、津波、漂砂、海浜変形、風波、有義波、港湾施設
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
関連科目
港湾工学、水理学Ⅰ、水理学演習I、水理学II、水理学演習II、河川工学、衛生工学I、衛生工学II、環境保全工学、建設環境工学
履修条件
連絡先
kido@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義の後の時間

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