開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
講義
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062230770
空間情報学[Space Information]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
神野 有生[KANNO Ariyo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
神野 有生 [KANNO Ariyo], 榊原 弘之 [SAKAKIBARA Hiroyuki], 中島 伸一郎 [NAKASHIMA Shinichiroh], 渡邊 学歩 [WATANABE Gakuho]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
「測量学」で学んだ基礎知識をもとに、新しいあるいは実践的な測量関連技術、特に空間情報を扱う技術について学ぶ。
具体的には、複数の教員が
・SfM/MVSを用いた写真測量, GNSS測位
・路線測量
・地理情報システム
・まちづくりにおける地理情報の活用例
について授業を実施する。
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
(1)SfM/MVSを用いた写真測量,路線測量,地理情報システムついて理解し,説明できる.
(2)土木・環境分野へのこれらの測量関連技術の適用例について説明できる.
【関心・意欲の観点】 社会建設分野における測量関連技術とその応用に関心を持つ.
【態度の観点】 測量関連技術およびそれらの応用分野について理解する.
授業計画
【全体】
複数の教員が担当し、講義やコンピュータなどを用いた演習を行う。
授業外課題(授業外に提出する演習課題・レポート;宿題)が課される。
下記の授業計画の順番(何回目に何を扱うか)は変更される可能性がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
SfM-MVSを用いた写真測量(1)
神野
空間情報学で学ぶこと
写真測量の復習とSfM-MVSの原理
理解を深めるための演習課題を宿題として課す
復習(目安時間:3時間)
第2回
SfM-MVSを用いた写真測量(2)
神野
SfMの弱点
SfM/MVSの測量利用に必要な「3次元モデルのジオリファレンス」
理解を深めるための演習課題を宿題として課す
復習(目安時間:3時間)
第3回
SfM-MVSを用いた写真測量(3)
神野
SfM-MVSの成果物
3次元モデルのジオリファレンスに関する演習
要ノートパソコン持参
理解を深めるための演習課題を宿題として課す
復習(目安時間:3時間)
第4回
GNSS測位
神野
GNSS測位に関する演習を行う
要ノートパソコン持参
理解を深めるための演習課題を宿題として課す
復習(目安時間:3時間)
第5回
建設DXの概要(様々な測量技術)
渡邊
デジタル技術の活用による業務効率化・変革が求められているが,測量やBIM/CIMなどを活用した取り組みやその実装方法について紹介する
授業外で課題を課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第6回
BIM/CIM・点群データ演習(1)
渡邊
点群データの取得
授業外で課題を課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第7回
デジタルトランスフォーメーション演習(2)
渡邊
点群データの加工およびBIM/CIMとの連携
授業外で課題を課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第8回
位置と高さの基準(予定)
位置と高さの基準について、測量学で扱ったよりも詳しい内容の講義を、
外部講師が担当する(予定)。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第9回
路線測量(1)
中島
路線測量・路線の線形
路線選定に関するレポートを課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第10回
路線測量(2)
中島
曲線設置
曲線設置に関するレポートを課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第11回
路線測量(3)
中島
曲線設置演習(1)
地形図上に曲線を設置するレポートを課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第12回
路線測量(4)
中島
曲線設置演習(2)
地形図上に曲線を設置するレポートを課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第13回
地理情報システム(1)
中島
QGIS
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第14回
地理情報システム(2)
榊原
地理情報システムに関する演習を実施する
授業外で課題を課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第15回
地理情報システムの演習(3)
榊原
地理情報システムに関する演習を実施する
授業外で課題を課す
予習・復習(目安時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 70% D: --%
成績評価法
授業外課題(授業外に提出する演習課題・レポート;宿題)で評価する。
評価の配分は、授業外課題 100% とする。
ただし出席を欠格条件とする。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず、必要な資料を電子的にもしくは紙で配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
この授業は複数の教員により実施されます。それぞれの教員が設定する課題を必ず提出してください。
本科目は、本プログラムの学習・教育目標のうち、以下の目標に対応している。
(C)実務に応用できるデザイン能力をはぐくむ。
C-1 実務を理解し,内包する問題点や解決すべき課題を発見する能力
キーワード
測量,空間情報
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
測量学、測量実習及び演習
履修条件
連絡先
神野 有生
kanno@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
神野のオフィスアワーは金曜日16:00~17:00(不在の時もありますので、事前に確認してください)
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