タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火9~10 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062420190 デジタル回路[Digital Electronic Circuits] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田村 慶信[TAMURA Yoshinobu]
担当教員[ローマ字表記]
田村 慶信 [TAMURA Yoshinobu]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
デジタル回路の基本となる基礎数学,組合せ論理回路および順序論理回路の基礎について解説する.デジタル回路を設計することを意識した講義を行う.
授業の到達目標
各種論理ゲートの真理値表を説明する.各種フリップフロップの動作を説明できる.カウンタの動作を説明できる.カルノー図を用いて論理回路を簡単化できる.カウンタを設計できる.デジタル回路に興味をもてる.内容を理解できる.場面に応じてカルノー図や回路を設計できる.さらに,より深い理解と発展的応用の基盤となるデジタル回路の基礎学力を応用する能力を発揮できる.
授業計画
【全体】
論理ゲートの働き,真理値表から代数式を求め,論理回路の作成,論理回路を簡単化する方法,変換器・加算器・減算器・フリップフロップ・カウンタの動作について学ぶ.コロナ禍の状況に応じてオンラインを利用して授業を行う.授業関係の連絡はメールにて行う.「単独」実施.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 デジタル回路用数学 2進数や16進数による数の表し方について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第2回 2進符号 2進化10進符号について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第3回 基本論理ゲート 組合せ論理回路の基本要素であるAND,OR,NOTゲートの働きについて学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第4回 他の論理ゲート NAND,NOR,XORゲート等の働きについて学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第5回 真理値表と論理関数 真理値表から代数式を求め,組合せ論理回路を描く方法を学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第6回 論理回路の簡単化 カルノー図を用いて論理回路を簡単化する方法を学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第7回 デジタル集積回路 集積回路と他の素子との接続法を学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第8回 符号変換 10進数-2進数変換器の動作について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第9回 2進演算と算術回路(2) 2進数の和と差を計算する回路について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第10回 2進演算と算術回路(2) 加算器を用いて減算を行う方法を学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第11回 フリップフロップ 順序論理回路の基本要素であるフリップフロップの動作について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第12回 マルチバイブレータ 各種マルチバイブレータの動作について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第13回 カウンタ(1) フリップフロップを使用したカウンタの動作について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第14回 カウンタ(2) 同期カウンタの動作について学ぶ 予習(2時間),復習(2時間)を行う.
第15回 期末試験 習ったこと全般に対して期末試験を行う. 復習(4時間)を行う.
第16回 期末試験のまとめ 期末試験のまとめ まとめ
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のレポート,学期末の筆記テストで評価します.
授業内のレポート 30%,学期末の筆記テスト 70%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 マグロウヒル大学演習 ディジタル回路 ISBN 9784274131882
著者名 R.L.Tokheim 出版社 オーム社 出版年 2001
備考
該当なし.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
講義内容の表面的な理解だけに留まらず,時間外の復習・予習を積極的に行うこと.
キーワード
論理ゲート,カルノー図,符号変換,2進演算,フリップフロップ,カウンタ.
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
情報通信工学I
履修条件
連絡先
tamuray@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
授業中またはメールにて問い合わせてください.随時対応します.

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