山口大学教務システム - 1062420530-制御工学I

開講年度	開講学部等
2025	工学部
開講学期	曜日時限	授業形態	AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
後期	火5～6	講義
時間割番号	科目名[英文名]			使用言語	単位数
1062420530	制御工学I[Control Engineering I]			日本語	2
担当教員（責任）[ローマ字表記]					メディア授業
若佐裕治[WAKASA Yuji]					ー
担当教員[ローマ字表記]
若佐裕治　[WAKASA Yuji]
特定科目区分		対象学生		対象年次	2～
ディプロマ・ポリシーに関わる項目			カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)

授業の目的と概要

電源電圧や周波数をはじめ，冷蔵庫の温度，乗り物の速度などさまざまなものを自動的に制御するには制御技術が必要となる。この授業では，制御工学の基本的な概念や考え方を習得する。

授業の到達目標


制御工学の基本概念，および制御系の解析と設計のための基礎的事項（具体的には下記1～4）を理解し，活用できる。 1. 伝達関数を用いたシステム表現 2. 動的システムの安定性 3. 過渡特性と周波数特性 4. フィードバック系の設計

授業計画

【全体】

まず，制御対象を伝達関数によってモデル化する方法を学習し，その後，システムの安定性やさまざまな特性を解析する方法を習得する。

	項目	内容	授業時間外学習	備考

第1回	制御とは～微分方程式とのつながり～	授業の概要説明	授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第2回

システムの数学モデル

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第3回

伝達関数の役割

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第4回

動的システムの応答

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第5回

システムの応答特性

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第6回

2次遅れ系の応答

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第7回

極と安定性

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第8回

制御系の構成とその安定性

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第9回

PID制御

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第10回

フィードバック制御系の定常特性

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第11回

周波数特性の解析

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第12回

ボード線図の特性と周波数伝達関数

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第13回

ナイキストの安定判別法

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第14回

ループ整形法によるフィードバック制御系の設計

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第15回

期末試験

授業中に指示した学習（学習時間の目安: 4時間以上）

第16回

総括

特になし

※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】

A: --%　B: --%　C: --%　D: --%

成績評価法

小テスト・レポート（25%），期末試験（75%）の合計により評価する。

教科書にかかわる情報

教科書	書名	はじめての制御工学				ISBN	9784065137475
教科書	著者名	佐藤和也, 平元和彦, 平田研二著	出版社	講談社				出版年	2018

備考

参考書にかかわる情報

備考

メッセージ

キーワード

持続可能な開発目標（SDGs）

(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。

(インフラ、産業化、イノベーション)強靱（レジリエント）なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。

メディア授業