タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火7~8 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062430300 情報通信工学II[Information Communications Engineering II] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堀田 昌志[HOTTA Masashi]
担当教員[ローマ字表記]
堀田 昌志 [HOTTA Masashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
ディジタル通信を学ぶ。各ディジタル変調方式の概略と符号誤り率について講述する。また,ディジタル通信技術の光ファイバ通信・移動通信への応用などを学ぶ。更に,授業の終盤では教科書から離れて,最新の通信技術動向についての紹介を行う。
ディジタル通信方式の概要を理解するとともに,その利点を明確にする。今後の通信工学分野の展望を知ると共に自分はそれらの技術とどの様に関わっていくかを考える。
授業の到達目標
ディジタル通信についての知識とその特徴を理解する。身近に存在するディジタル電化製品や通信デバイスを動作させる為の基礎を学ぶ。
授業計画
【全体】
ディジタル通信の基礎を身につけると共に,最近の通信技術動向および技術課題を認識する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 通信工学で用いる基礎的な数学公式 導入 授業後に復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 2時間程度)
第2回 通信工学で用いる諸量と計算法(1) 基礎確認 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第3回 通信工学で用いる諸量と計算法(2) dB, dBm, dBW 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第4回 ここまでのまとめと計算演習 まとめ演習 復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第5回 ベースバンド伝送と搬送波伝送 伝送方式の種類 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第6回 ディジタル通信方式の特長標本化定理(1) Sampling Theorem 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第7回 ディジタル通信方式の特長標本化定理(2) ディジタル符号化 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第8回 時多重化・同期(1) TDMA1 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第9回 時多重化・同期(2) TDMA2 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第10回 ディジタル伝送における各種変調方式 ディジタル変復調 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第11回 ディジタル通信における符号誤り率 符号誤り 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第12回 移動体通信の概要 FDMA, TDMA, CDMA, LTE, 5G 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第13回 最近の通信方式の動向(1) OFDMA,PLC, MIMO 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第14回 最近の通信方式の動向(2) 電磁波暴露 予習復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)
第15回 復習と概説 復習と概説を行う。 全般の復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 2時間程度)
第16回 まとめ
最終考査

全般の復習を推奨する。(授業外学習時間の目安: 4時間程度)

※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート 5%,学期末試験 95%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 通信方式入門 ISBN 9784339005820
著者名 宮内一洋 出版社 コロナ社 出版年 1991
備考
教科書に加えて,授業中に適宜配布するプリント(授業内容をまとめたもの)
参考書にかかわる情報
参考書 書名 通信方式 ISBN 9784627726628
著者名 滑川敏彦,奥井重彦 出版社 森北出版 出版年 2012
参考書 書名 基礎通信工学 ISBN 9784627782822
著者名 福田明 出版社 森北出版 出版年 1999
参考書 書名 ディジタル通信理論入門 ISBN 9784339007763
著者名 宮内一洋,若林勇 出版社 コロナ社 出版年 2005
参考書 書名 ディジタル通信 ISBN 9784339027211
著者名 岩波保則 出版社 岩波保則 出版年 2019
備考
ディジタル通信技術の基礎に関する参考書は数多く存在するが,Webを利用して関連HPを検索する事で『最新の動向』を知り,その真偽を各自で判断できるようになる事が大切である。最新の技術動向で重要な点はプリントにて配布する。
メッセージ
通信方式は,日々変化・進歩している。本講義では,ディジタル通信を主としてその基礎を学ぶとともに最近の通信工学の動向を紹介します。皆さんが将来身近で使用するであろうものも,(その仕組みはわからないが)もうすでに使用しているものも多数取り扱います。
キーワード
ディジタル通信,通信方式,多重化方式,移動体通信,環境電磁気学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
電磁気学,電気回路,情報通信工学I,電磁波工学,光マイクロ波工学
履修条件
連絡先
電気電子工学棟6F A608 堀田昌志
オフィスアワー
週によって空いている時間が異なりますので,あらかじめメール(hotta@yamaguchi-u.ac.jp)にて連絡ください。

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