開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火3~4
講義
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062430570
電磁波工学Ⅱ[Electromagnetic Wave Engineering II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
村田 英一[MURATA Hidekazu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
村田 英一 [MURATA Hidekazu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
高周波信号を扱う基礎となる事項を演習を豊富に交えて講述する.
授業の到達目標
1. 各種の伝送路の特性を説明できる.
2. 電波の伝わり方を理解し説明できる.
3. 各種のアンテナや導波管の特徴を説明できる.
授業計画
【全体】
光とマイクロ波がMaxwellの方程式を満たす電界と磁界によって構成されている事を理解し,これらが数学的に同じ式で表されることを理解する.またその伝送路,伝送特性を理解し,導体損の影響,反射係数の利用方法を学ぶ.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義導入部
Maxwellの方程式
マイクロ波・光技術と社会
電束密度と磁束密度
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第2回
境界条件
フェーザー表示
境界条件とフェーザー表示
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回
平面波
ヘルムホルツの方程式
変数分離解
位相速度
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回
TEM波線路
2平行導体板線路の電磁界
電圧と電流
同軸線路
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回
導波管(1)
長方形導波管
TEモードの導出
位相定数
遮断周波数
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回
導波管(2)
TE10モード
TMモード
モードと電磁界分布
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回
スミスチャート(1)
反射係数とスミスチャート
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回
スミスチャート(2)
スミスチャートの使用法と演習
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第9回
導体平面からの反射
導体外の電磁界
導体内の電磁界
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第10回
共振回路
分布定数回路
共振回路のQ
分布定数共振回路のQ
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第11回
線状アンテナ(1)
ダイポールアンテナ
モノポールアンテナ
微小ダイポールアンテナ
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第12回
線状アンテナ(2)
線状アンテナの放射
抵抗と指向性
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第13回
誘電体導波路
伝搬モードと電磁界
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第14回
光ファイバー
伝搬モードと電磁界
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第15回
まとめ
これまでの内容をまとめる
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第16回
期末試験
期末試験を行う
復習(学習時間の目安:10時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 30% D: --%
成績評価法
小テスト 20%,学期末の筆記テスト 80%
教科書にかかわる情報
備考
配布するプリントを用いる.
参考書にかかわる情報
参考書
書名
電気・電子学生のための電磁波工学
ISBN
9784621081587
著者名
稲垣直樹著
出版社
丸善
出版年
1980
備考
メッセージ
キーワード
電磁波,平面波,反射・透過係数,導波管,伝送路,アンテナ,アレイアンテナ
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
電気回路,電磁気学,電磁波工学
履修条件
連絡先
muratahidekazu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
上記連絡先に問い合わせてください.随時対応します.
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