タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062520120 プログラミングIII[Programming III] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山口 真悟[YAMAGUCHI Shingo]
担当教員[ローマ字表記]
山口 真悟 [YAMAGUCHI Shingo]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
オブジェクト指向の諸概念を身につけるとともに、Javaに関する知識と文法を学び、Javaでオブジェクト指向プログラムを作成する方法を習得する。

本科目は,知能情報工学科の学習・教育目標のうち,以下の項目に該当する:
(C) 情報および情報関連分野に関する専門基礎と,問題発見および問題解決能力を養う(専門基礎知識,問題解決能
力)。
(D) 情報プロセスをソフトウェアおよびハードウェアの融合体として実現し運用するための深い知識とその応用能力 を養う(モデル化能力,ハードウェアに関する専門知識,ソフトウェアに関する専門知識,応用能力)。

授業の到達目標
1) オブジェクト指向の諸概念とその使い方が分かる。
2) Javaの知識と文法が分かる。
3) Javaでオブジェクト指向のプログラムを作成できる。
授業計画
【全体】
第1週と第2週は、オブジェクト指向プログラミングとJavaの概要を説明します。第3週は、Javaの基本的な構文について説明する。第4週から第8週では、Javaの特徴であるクラスの概念と構文について説明する。9週目では、前半の内容の習得度を確認する。第10週から第14週では、例外処理、スレッド、グラフィカルアプリケーションなど、Javaの高度な内容について解説する。15週目には、後半の内容の習得度を確認する。16週目には、全体のまとめを行う。
本講義の担当形態は単独である。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オブジェクト指向の概論 講義計画や成績評価方法などを説明した後、オブジェクト指向の概念とプログラミング言語の歴史やねらい、特徴などを説明する。 予習としてテキストの第1~2章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第2回 Java言語の概論 Javaの歴史やねらい、特徴などを説明する。 予習としてテキストの第1~2章を読んでおくこと、復習としてレポートを提出すること(目安時間:4時間)
第3回 Java言語の基礎 Java言語の基本文法やプログラミング手順について説明する。 予習としてテキストの第3~7章を読んでおくこと、復習としてレポートを提出すること(目安時間:4時間)
第4回 クラスの基本 クラスやオブジェクト、フィールド、メソッドなどについて説明する。 予習としてテキストの第8章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第5回 クラスの機能 カプセル化やコンストラクタ、メソッドのオーバーロードなどについて説明する。 予習としてテキストの第9章を読んでおくこと、復習としてレポートを提出すること(目安時間:4時間)
第6回 クラスの利用 クラスライブラリや良く利用するクラスについて説明する。 予習としてテキストの第10章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第7回 新しいクラス 継承やメソッドのオ-バーライド、ポリモーフィズムなどについて説明する。 予習としてテキストの第11章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第8回 クラスの発展 抽象クラスやインターフェイスなどについて説明する。 予習としてテキストの第11章を読んでおくこと、復習としてレポートを提出すること(目安時間:4時間)
第9回 前半のまとめ 前半の内容の習得状況を確認する。 第1~8週をおさらいしておくこと(目安時間:4時間)
第10回 例外処理と入出力処理 例外処理や入出力処理などについて説明する。 予習としてテキストの第14章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第11回 並列処理 スレッドについて説明する。 予習としてテキストの第15章を読んでおくこと、復習としてレポート(目安時間:4時間)
第12回 グラフィカルなアプリケーション グラフィカルなプログラムについて説明する。 予習としてテキストの第16章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第13回 GUI GUIやイベント処理などについて説明する。 予習としてテキストの第16章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第14回 大きなプログラムの作成 パッケージについて説明する。 予習としてテキストの第13章を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第15回 後半のまとめ 後半の内容の習得状況を確認する。 第10~14週の内容をおさらいしておくこと(目安時間:4時間)
第16回 総括 全体を総括する。 全体をおさらいすること(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験40点、期末試験50点、レポート(複数回)10点で評価する。
出席は欠格条件とし、4 回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 やさしいJava ISBN 9784815600846
著者名 高橋麻奈著 出版社 SBクリエイティブ 出版年 2019
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 オブジェクト指向Javaプログラミング入門 ISBN 9784764903586
著者名 加藤暢 樋口昌宏 高田司郎 出版社 近代科学社 出版年 2008
参考書 書名 Javaでなぜつくるのか ISBN 4822281965
著者名 米持幸寿 出版社 日経BP 出版年 2005
参考書 書名 新訂版Javaによるインターネットプログラミング ISBN 9784764903791
著者名 下村 隆夫 出版社 近代科学社 出版年 2010
備考
メッセージ
EラーニングシステムMoodleを活用する。詳細は講義内で説明する。
キーワード
オブジェクト指向、プログラミング、Java
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
プログラミング演習III、プログラミングI、同演習、プログラミングII、同演習
履修条件
連絡先
山口 真悟 教授
居室:総合研究棟2号館206号室
E-mail:shingo@yamaguchi-u.ac.jp
Web:https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~shingo/
オフィスアワー
水曜日2コマ目。事前にメイルで連絡して下さい。

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