開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月9~10
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062520520
人工知能[Artificial Intelligence]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
間普 真吾[MABU Shingo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
間普 真吾 [MABU Shingo]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
人工知能とは人間がもつ高度な情報処理機能を調べ,これを機械的に実現することを目指した学問分野である.本講義では,人工知能に関する基礎的事項を学ぶことを目標とする.また人工知能の応用分野についても解説する.
授業の到達目標
・教師あり学習と教師なし学習の概念について理解する
・学習モデルの評価方法について理解する
・各種分類器の概観と構築方法を理解する
・各種人工知能手法のアルゴリズムを理解することで、応用可能な実問題を発見し、解決へ導くためのイメージを持つことができる
授業計画
【全体】
講義はパワーポイントを用いて行い,適宜演習の時間を設けて講義の理解を図る.人工知能概論から講義を始め,問題解決,統計的機械学習の基礎を学び,その後,人工知能,特に機械学習を理解する上で必要な確率・統計について確認し,教師あり学習,教師なし学習の概念,学習モデルの評価方法,各種分類器の理解を深めるとともに,これらの応用システムについて理解する.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
人工知能概論
人工知能とは何か,およびその歴史
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
問題解決(1)
状態空間による問題表現法と網羅的探索法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
問題解決(2)
発見的探索法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
問題解決(3)
ゲームにおける探索法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
統計的機械学習の基礎(1)
機械学習と識別問題
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
統計的機械学習の基礎(2)
教師あり学習と教師なし学習
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
統計的機械学習の基礎(3)
汎化能力と過学習
多項式曲線フィッティング
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
確率論とベイズの定理(1)
確率論の復習とベイズの定理
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
確率論とベイズの定理(2)
ベイズの識別規則と混同行列
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
K最近傍法
最近傍法とボロノイ境界
K最近傍法とその性質
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
線形識別関数とその学習(1)
識別超平面とその性質
学習パラメータの推定方法
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
線形識別関数とその学習(2)
ロジスティック回帰
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
教師なし学習
階層型クラスタリングと非階層型クラスタリング
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
決定木(1)
決定木による分類規則とノードの分割規則
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
決定木(2)
バギング、ブースティング、ランダムフォレスト
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
期末試験
授業内容に関する筆記試験
授業内容の復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題(複数回)20%、中間試験40%、期末試験40%で評価します。欠席4回以上は欠格として扱います。
教科書にかかわる情報
備考
授業は配布資料に基づいて行う
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
人工知能,機械学習,探索,確率,識別,教師あり学習,教師なし学習,決定木
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
データサイエンス技術,データサイエンス技術演習,ソフトコンピューティング,データサイエンス実践
履修条件
連絡先
知能情報棟5F
mabu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
在室時に対応可能だが,事前にメール連絡があることが望ましい.
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